めんどりおばあの庭

エッセイと花好きのおばあさんのたわ言

デッキで朝食を

2014-03-23 10:58:47 | 日記
            

朝食をデッキで頂いた。

昨日、何だか、フランスパンがたべたくなりDONQで買ってきた。
で、フランスパンは皮が散らばるからと庭のデッキで食べることに。

メニューは簡素。
フランスパン、ミルク、ベビーチーズ、ゆで卵(2人で半分こ)、
ボンヌママンのカシスジャムを乗せたヨーグルト、野菜ジュース。
それにフランスパンにはコーヒーでしょう。
我が家のコーヒーは、地元のお店の焙煎したての豆だ。

夫、手作りのウッドデッキ。
あり合わせの材料の寄せ集めでこさえてあるから、すくに壊れる。
体重制限ありらしくて、私の足がはまることがある

ジンチョウゲの花の香りが漂う中、老夫婦がフランスパンを囓る.

夫は全て自分の歯だ。30本。80歳の時、医師会から表彰された
だが、歯茎が弱って、堅い物は食べずらい。

暖かい春の日差しの中での朝食。
心の中は張り裂けそうなほど悲しみでいっぱいいのに、私たちは
美味しく食べている。

相変わらず、夜、眠れない。安定剤を服用したが、昨夜も2時頃
までテレビをつけっぱなしにしていた。

多分、自分の命が尽きるまでこの状態は続くだろう。
子供を失った悲しみは死ぬまで抱えいてくというから。

友人がカウンセリングを受け、薬を処方してもらったらとアドバイス
してくれる。
だが、私は今のままでいい。
私は娘の死を受け止めるための自分に課された過程だと思うから。

「自分が先に逝くべきだったのか」
先日、つぶやいた夫の言葉に、私は胸をえぐられる思いがした。

夫も、今は静かにしているが、ガンを抱えている。
私は夫のためにも死ねないなと、その時、思った。

娘はいつも父親を気にかけていた。
私が病室に入るなり、娘の第一声は
「お父さん、今日は何している? お昼ご飯は?」、だった。

そんな娘のためにも夫には長生きしてもらわなくは
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする