もう、深夜も三時を過ぎたというのに眠れません
あれこれと亡き娘のことが思い出されます。
いつもは、寝る前に安定剤を飲むとそのうちに眠ってしまうのですが・・・
仕方なく起きてパソコンに向かっています。
2010年5月の連休に娘夫婦とのソウル旅日記でも綴ることにします。
最初、娘夫婦と私たち夫婦でソウルに行く予定でした。
ところが、自分本位な我が夫、出発間近になってから申しました。
「書道展があるから、いかないよ」とすまし顔
書が趣味で毎年書道展に出品していましたが、予定は前から分かっていたはず。
単に忘れていたのに違いない
娘夫婦は呆れて物が言えないという様子。
飛行機もホテルもキャンセル出来ません。
私たちのためにファーストクラスを予約していました。
飛行機代は戻りません。
あの子たちに本当に悪いことをしました。
「書道展は毎年あるでしょう。娘たちとの旅行の方が大事でしょう」
「いや、書道展だ。旅行は又出来る」と、全くの頑固じいさん
結局、娘夫婦と私で行きました。美味しい物沢山食べました
イビスアンバサダーホテル仁寺洞(エグセグティブスィート)
長期滞在の外国人が多く、煩わしさがありません。
お部屋が三室で各室バストイレ付き、それに広いリビング
キッチンもあり、お料理を作りました。
さすが旅慣れた2人が選んだだけあり、ゆったりと過ごせました。
景福宮 「守門軍の儀式」の再現
本場のチヂミ
土俗村のサムゲタン
1人一羽、美味でしたが食べきれませんでした。
地元の家族連れ、サラリーマンで混んでました。
隣のテーブルの銀行マンに英語で盛んに話しかけられました。
何故、日本人だと分かるかと聞くとメークが違うとのこと。
韓国の女性はアイメークに力を入れてますね。
仁寺洞の茶房でお茶を頂きました。
餅菓子とゆず茶
茶房のにわとり
奥座敷に座った所、ガラス戸の向こうに、にわとりが
ガラス戸に隙間があり、糞の臭いかひどく、
お茶を楽しむどころではありませんでした
韓国はツツジとレンギョウの花が多く見られました。
病床の娘を力付けるつもりで、また韓国に連れてって、済州島がいいな。
と、申しても彼女は黙って笑っていました。
娘が逝き、夫はソウルの旅に行かなかったことを後悔しているようです。