北の窓から(芦田っち)

PC関連と私的雑感のブログ。
2015年7月10日、カッコ内に名前を加えました。昔の友だちに気付いてほしくて・・・

私の頭の中の消しゴム

2009-09-02 09:27:37 | 書評・映画評など
[この記事は Doblog に 2005-10-22 23:18:16 付で載せていたものです]

観てきました.「私の頭の中の消しゴム」.
( http://www.keshigomu.jp/index2.html )

帰りがけに女房から聞いた話では,読売テレビでも製作・放映されたとか.
ストーリーも知らず,ソン・イェジンが出るというのでホイホイと観に行きました.
彼女の役は,社長令嬢のスジン.忘れっぽくて可愛いお嬢様.
でも,不倫しちゃっています.
同じ列車に乗るはずの不倫相手が来なくて,
立ち寄ったコンビニで買ったコーラを忘れて店をでます.
・・・心が乱れていたんだなぁ,と思いましたが,実は違いました・・・

忘れたコーラを取りに戻ったコンビニで出遭ったのがチョルス(チョン・ウソン).
彼は一徹な現場監督.
工事スケジュールを遅らせてまで,正しい工事をしようとして上司とぶつかります.
そんなときに現場視察に来た社長と出会います.
(その日,社長と一緒に車に乗っていたのが娘のスジン).

まぁ,運命的な出会いですねぇ.
はい,カメラさん,ちょっとチョルスを見せて下さい.

  

では,サヨナラ,サヨナラ,サヨナラ・・・
淀川長治さん的に言えばそうなりますが,話は終わりません・・・

忘れっぽいスジンはアルツハイマーでした.
若くして発症する遺伝型の「家族性アルツハイマー病」.
社長令嬢と肉体労働者の,身分が違う者たちの結婚.
でも,幸せな日々.

・・・が,幸せな日々は長く続かず,
忘れっぽさがひどくなり,不安になったスジンは医者に診てもらいます.
何度か通院し,簡単なテストを受けるうちにスジンは,
思い出も,家族も恋人も,自分すらも忘れてゆく病気を宣告され・・・
何度も泣かされたので,映画館を出るときにちょっと目がはれぼったくなっていました.

シニカルな見方はできると思うのですが,泣きたいと思う方は是非ご覧下さい.
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