北の窓から(芦田っち)

PC関連と私的雑感のブログ。
2015年7月10日、カッコ内に名前を加えました。昔の友だちに気付いてほしくて・・・

肩の力を抜いて,クラシック

2009-09-29 16:17:56 | 書評・映画評など
[この記事は Doblog に 2006-01-29 19:45:39 付で載せていたものです]

NHKで「風のハルカ」という朝の連続ドラマをやっています.
湯布院(大分県)が中心のドラマです.
土曜はその週の分をまとめて放映しているので楽しみにしています.

その「風のハルカ」に 最近登場しているヴァイオリニストがいます.
グレース芝崎という役名で出ている高嶋ちさ子さん.
バラエティ番組でもお見かけしたことがあるような・・・

その高嶋さんが本を出しています.
ヴァイオリニストの音楽案内 -クラシック名曲50選-
(PHP新書 368)

「はじめに」に,コンサート活動を始めた頃,
お客さんとのコミュニケーションを図るために作曲家のエピソードや曲の作りを説明してから演奏するとお客さんの集中度が高まることを実感し,
そのうち雑誌にクラシック入門のエッセイを書くようになり,
この本ができたようです..

それぞれの記事は3~5ページで完結しているので,
電車の中とかでこま切れ読みもしやすいのです.
著者には m(__)m ごめんなさい・・・

この本の面白さは,もちろん第一義的には作曲家・曲,演奏家についての薀蓄なりエピソードです.
そして,著者が「ブラームスさん」とか「ヘンデルさん」とか,
まるでご近所のおじさんに声をかけるように呼んでいるところも楽しい.

また,映画とかTV番組のことも出てくるので,作曲家に親しみを感じると同様に,著者にも親近感を覚えますね.
言葉遣いもなかなか現代的/タメグチ的/コギャル的(ちょっと古い?)で,楽しめます.

本書の構成は,シンフォニー,管弦楽曲,コンチェルト,室内楽曲・器楽曲,オペラとなっており,
日本人(私)の好きな順/親しんでいる順になっているように思います.

記事,いえエッセイは全部で50編.
それぞれのエッセイにオススメCDが載っています.
聴いたことのある曲でも演奏家が違っているので(古めが多い),
つい買って聴きたくなります.

で,高嶋さんご推薦のCDを amazon.com にて6枚注文しました.
日本のアマゾンよりも,CDの単価は米国アマゾンのほうが(多くの場合)安いです.
送料がかかるので何枚かまとめて買うに限ります.

一括発送にしたので,今確認したら早くて3月の発送ですって.
・・・冬来たりても・・・春遠し.
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