ねじ頭，復活

食器棚の１階部は木の扉，２階部はガラス戸．
いずれも観音開きで，ヒンジがちょっと変わった形でした．
２階部は背も高く，ガラス戸も若干重いので，ヒンジが壊れてしまいました．

壊れた当時，交換すればよいとヒンジを外そうとしました．
ヒンジはプラスのねじで締め付けてありました．
プラスドライバでねじを緩めたのですが，
食器棚本体側の合計１８本のうち，
半数ほどでねじ頭（プラスの溝）が壊れてしまいました．
ガラス戸側のプラスねじは壊れることなく緩めることができました．

結局，ガラス戸３枚を外したままで，長い間使っていました．
女房殿はガラス戸の代わりにカーテン状の布でカバーを付けていました．

日曜大工センターへの出入りが増えてきた最近，
あれこれ物色していたらヒンジがあるのに気付きました．

参考書によると「アングルヒンジ」というらしい．
日曜大工センターにもアングルヒンジが何種類かあります．
上述の食器棚に合ったものを選ぶには，サンプルが必要です．

現物を持っていくのが一番と，ヒンジ外しに再挑戦．
ねじ頭が壊れたねじはプラス溝がどんどんすり鉢状になるだけで
ねじを緩めることができません．

ねじ頭の溝を復活させる方法はないものか・・・
Web で解決方法を探しましたが，安上がり，かつ確実な手は見つかりません．

ふと思い出したのが，ハンディルーター．
茶色い薄い円盤が付いていた．
あれを使えば，マイナスの溝が作れるのではないか・・・

（下の画像で，左下に見えているのが薄茶色の円盤）

何て呼ぶのか知りませんが，
サンドペーパーの粉を固めたようにザラザラしていた，
色も茶色でサンドペーパー的．

こいつをハンディルーターに取り付けて，
ウィ～ンとねじ頭の壊れたねじに・・・
もちろんヒンジも削れますが，交換対象の壊れたヒンジです．
ねじの中心を狙って，マイナスの溝を彫り込みました．

やってみるものですね．
一発でキレイにマイナス溝が彫れたねじばかりではありませんが，
ドライバを当てて食い込みが悪ければまたウィ～ンと彫り込んで・・・
全部のねじを外すことができました．

　　

見本が取れたので，明日は日曜大工センターに交換ヒンジを探しに行きます．

えっ？　今日行かないのかって？
もうじき仲間たち（一応，ＰＣレスキュー隊）との飲み会が始まるので無理．
今日は「だだちゃ豆パーティ」です　(^.^)