光学メディアに明日はない？

音の記録はエジソンの蝋管に始まり、
レコード、カセットテープ、ＣＤなどと変遷してきました。

映像を記録する媒体も変わり、
民生用では VHS, 8mm テープ、DVD、Blu-ray ディスクが現れてきました。

ＴＶのレコーダーならハードディスクに加え、
光学ドライブが付いているでしょう。
　　ひと昔前は DVD ドライブでしたが、今は Blu-ray ドライブ。

　　１層、２層・・・と多層化が進み、記憶容量が増え、
　　高画質で長時間録画できるようになりましたが・・・
　　時代は変わります。

ネットでのストリーミングが当たり前になってきました。

DVD とか Blu-ray などの光学メディアに残しておかなくても
ネットで簡単に視聴できる時代となりました。
　　メディアに書き込む手間がなく、保管スペースは必要なく、探しだす手間も少ない・・・
　　有償かも知れませんが、個々人で撮りためておくより楽・・・

必要が無くなれば、製品も無くなる・・・

Galaxy スマホで有名なサムスン電子。
　　民生用 Blu-ray プレーヤを初めて世に出しました。
　　10年以上も前のことです。

　　そのサムスンが Blu-ray プレーヤの生産を中止するようです。　　　　
　　再生装置が減れば、メディアの生産も減るでしょう。

　　ニワトリとタマゴ、ドライブとメディア、
　　どちらが原因かはともかく、
　　Blu-ray は姿を消すかも知れません。

2K, 4K と画素数・情報量が増え、
呼応するようにメディアの大容量化も進みます。

ネットの高速化も進展し、
ストレスなく高画質動画を観ることができるようになりました。
（圧縮技術もそれに寄与しているはず）

映画など既存資産の多い DVD がすぐに消えることはないでしょうが
時間の問題であるように思います。

家庭から VHS、8 mm テープ、デッキが無くなって久しい。
それと同じことが光学メディア、プレーヤにも起こるでしょう。

＃　子どもたちを撮った 8 mm テープがどこかに残っているはず。
　　8 mm デッキが欲しくなることがあります・・・

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