北の窓から(芦田っち)

PC関連と私的雑感のブログ。
2015年7月10日、カッコ内に名前を加えました。昔の友だちに気付いてほしくて・・・

身の程知らずの現象学かも・・・

2009-10-01 17:00:58 | 雑感
[この記事は Doblog に 2006-02-02 21:56:48 付で載せていたものです]

ええっと、薀蓄というよりシナチクに近いのですが(意味不明)・・・

学生時代に哲学に興味を持った時期がありました。
当時は、コギト・エルゴ・スム(我思う.ゆえに我あり)とか、
ア・プリオリ(経験するより前に知っている、先験的な)とかの
言葉を知るだけで満足していたものです・・・ち
ょっと哀れではありますね。

同様に(言葉のレベルで)当時知ったのがフッサールの現象学で
現象学は<思考の道具>である」(竹田青嗣,ちくま新書 393)
なるタイトルに引かれて書棚から抜き取った一冊・・・
万引きではありません,念のため・・・

新書という形態の本は一般教養願望を満たすにはうってつけなので,
お気軽に求めました.

行きはよいよい帰りは怖い,
あるいは始めちょろちょろ中ぱっぱ(ちょっと違うかも)の本であることが,
読み進むにつれ分かってきました.

オススメの本でないことは確かなようなので,
本ブログのジャンルも「書評」ではなく「雑感」にしました.
なんせ,本書の第一章はオカタイのです.
忘れかけていたノエシス/ノエマとか現象学的還元だとか,
まぁ,おぞましい言葉が列をなし,列からはみ出すような内容のオンパレードです
(私が分からないだけか・・・).

それでも,難攻不落に思えたものが
第二章に入ると少しずつ分かるような気がしてくるのです.
「時代閉塞を乗り越える原理」というのが第二章で,
ページ数では全体の13%ほどです(今,Excel で計算しました).
たぶん第二章に本書の執筆動機,あるいは書名のエッセンスが含まれている.・・・

などと書きましたが,
現象学は<思考の原理>である 」は,やっとこさ第三章に入ったばかり・・・
読書途上です.

なので,本記事も尻切れトンボ.
少年老い易く,学成り難し・・・おそまつ (^_^;
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