遊びをせんとや

人生総決算!のつもりで過去・現在のことなどを書きます
といっても肩肘はらずに 楽しく面白く書きたいと思います

明治・大正の作家たち~詩歌・音楽編その2

2023年06月19日 | 音楽

ムラサキクンシラン 撮影日:2017/07/03
6月もそろそろ下旬。私のPCの壁紙はすでに7月の花のスライドショー。
これってアガパンサスと違う花? 和名と英名の違い?


今日は昨日の続き。さて、誰にしようか。
最初は、この2人の組み合わせでどうだろう?

 
竹久 夢二 1884(明治17)-1934(昭和9)      三浦 環 1884(明治17)-1946(昭和21)

今、気づいたが同じ年の生まれだ。
竹久 夢二と言ったら、「宵待草」だろう。
初出時は、こんな感じだったのか・・・西条八十の二番作詞はもっと後だ。
夢二には「傷める紅薔薇」の詩曲もあるが割愛して、環の歌をもう少し。

三浦環がいいのは日本語で歌うところ。訳詞も自身でこなす。
もう1曲、初めて聴く曲。

さて、こんな曲はどうだろう。夏も近いことだし、「線香花火」
筝曲なんて聴く機会は殆ど無い。和風ジャズって感じが凄く新鮮!
筝といえば、この人だ。

宮城 道雄 1894(明治27)-1956(昭和31)

「線香花火」も自作自演。
小さい時に失明したにも関わらず、新しい音楽に取り組む姿勢が素晴らしい。

これも道雄の作曲、尺八は吉田 晴風、二胡は道雄自身が演奏している。
多重録音だろうが、そんなことを考えつくこと自体に喝采。

今日は宮城道雄デーだ!
箏とチェロの珍しいデュエット曲「瀬音
続いて、箏と尺八の組み合わせ「鈴蟲」

音源には(一)とか(二)とかつくものがあるが、聴くと同じだったりする。
ここでは紹介が目的なので、番号などは省略している。
以下、曲名を列挙。

北原 白秋1885(明治18)-1942(昭和17)

普段、聴くことは無いが、これは「日本のクラシック音楽」だ。
伝統的な民俗音楽でもある。今更だが、そんなことに気付かされた。

それでは明日またお会いしましょう。

[Rosey]