1980(昭和55)年
「劇団何とかの寺山という男が私有地に無断で侵入している」
渋谷のアパート近くの住民から警察にそんな通報が入った
それがなぜか「寺山が覗き」として 新聞や週刊誌が書きたてる騒ぎになった
海外取材中だった寺山は急遽帰国 記者会見で釈明した
朝日新聞の企画「路地」の取材のため 私有地と知らずに立ち入った・・・と
結果は私有地無断侵入で罰金を支払ってケリがついた
ただ 寺山が覗きをやった事件として伝える伝記作者や研究者がいるという
寺山も墓の下で苦笑しているのではないか・・・もっとも彼は言い遺したが
「墓は立てて欲しくない。私の墓は私の言葉であれば充分と
「覗き」は簡単にケリがついたのであとはアラカルト
天所桟敷の創立メンバーの顔写真の一覧があった
こちらは集合写真 これも同様だが拡大可能にしてみた
次は一転して華やかな写真(美輪明宏)
彼女(彼)のTBSラジオ放送アーカイブがあった
「面白い時代でしたよ~」新宿は文化の発信地!寺山修司との思い出♪ほか
最後の「嘆かわしい」に私も同感 でも僅か10年ちょっと前
今はいっそう「嘆かわしい」時代になっているのかも・・・
それでは今日はこれまで 明日またお会いしましょう
[Rosey]