夏秋お隣りさん 撮影日:2017/10/10 近所の公園の草叢
前橋文学館サイトへのリンク(年譜参照など使い方は自由)
マンドリンを持つ萩原朔太郎
萩原朔太郎の恋愛相手エレナこと馬場仲子(戸籍名はナカ)の年譜を作成した
(作成に当たっては 前橋文学館の情報や大学研究論文などを参考にした)
1890(明治23) 仲子0歳 ※朔太郎より4歳年下
前橋市の生薬屋を営む家で生まれる ※朔太郎の妹ワカと同年の生まれ
1901(明治34) 13歳
前橋の共愛学園に入学する ※ワカも同学年
1903(明治36) 15歳
この頃 朔太郎と知り合う
1906(明治39) 18歳
共愛学園を卒業する
1909(明治42) 21歳
高崎の医師佐藤清と結婚する
寿雄と清江の二子をもうけたが 結核を病み転地療養する
1914(大正3) 25歳
高崎の正ハリスト教会で受洗する 洗礼名はエレナ
1917(大正6) 28歳
結核で亡くなる
ということは整理できたが 以上の他に情報はない
エレナと朔太郎との恋愛に関しては 研究論文に多様な見解が見られる
朔太郎の片恋・プラトニックな関係・朔太郎の創作・精神病理学的な症状・・・
要するに定説は無いということらしい
前々回で引用した「夜汽車」を今日は歌詞カード画像で(クリックで拡大可能)
これが創作だとしたら それはそれで何やら恐ろしいが・・・
前橋文学館の朔太郎の年譜(冒頭にリンク)によると
一時期 詩作から離れてマンドリンなど音楽演奏に熱中している
自宅で「ゴンドラ洋楽会」の集会も開くほど・・・エレナ幻想から逃れるためか?
それはともかく前橋文学館は「ゴンドラ洋楽会再現演奏会」も企画実行している
大正3年から5年頃に流行っていた歌なんて面白そう カッポレダンス?・・・
Yotubeに映像が残っているかな?・・・無かった!
でも 例年「朔太郎音楽祭マンドリンオーケストラ演奏会」が開催されている
今日はここまで 明日またお会いしましょう
[Rosey]