サルスベリ 撮影日:2015/07/04
今日から新しいシリーズを始める。
と言っても、私の中で「漱石」は以前から通奏低音のように鳴り響いている。
このブログでは、「草枕」がきっかけ、これはグールドの世界へ行った。
その次はつい先日、漱石に絵を教えた「津田清楓」を取り上げた。の
それから「大塚楠緒子」、「大塚楠緒子と漱石」と続く。
その後、3回は歴史的音楽遺産に寄り道した。(これはいつかまたやりたい)
前置きが長くなった。「漱石と十弟子」を始めよう。
これは津田清楓の著作名である。元本は2149(昭和24)年発刊。
といっても私は読んでいない。(活字本しかないので思案中)
1枚の絵から見てもらおう。(拡大可)
名前くらい知っている人、知らない人・・・が混ざっている。
座席表を作ろうか、と思ったが、1回では紹介しきれないのでやめた。
紹介といっても、私が書くわけではなく、青空文庫で読んでもらう。
1回目の今日は漱石大明神の隣に座る「寅彦」。
寺田 寅彦(てらだ とらひこ)1878(明治11)ー1935(昭和10)物理学者・随筆家・俳人
彼は多筆で青空文庫で読める作品も304・・・探すのが一苦労。
でも、読んで(私が)面白いと思ったのを何篇か選んでみた.
最後は、留学先から漱石に宛てた手紙(新聞連載)。
寅彦の観察眼のお陰で、当時の海外の風俗事情がよくわかる。
昨日、今日と青空文庫漬けの時間を過ごした。
それでも、元々活字人間だから、苦にはならない。
でも、これでようやく寅彦作品全体の2/3、残りで何かあったら明日に。
それでは明日またお会いしましょう。
[Rosey]