真夜中のカップらーめん

作家・政治史研究家、瀧澤中の雑感、新刊情報など。

鳩山「一郎」内閣

2009-09-08 07:40:53 | Weblog
ようやく、麻生太郎が自民党総裁を辞めるという。
遅すぎだ。

この人は本当に政治家か?と疑いたくなるほど、
状況を読むことのできない、想像力に乏しい人だった。

それはさておき。
マスコミは民主党礼賛でにぎわっている。
小沢一郎にも、ひところあった批判は影をひそめて、
「権力の二重構造」なる言葉だけが空虚に響いている。

それはそうだ。
まだ新体制に移行していないのだから、本当に二重構造かどうか
わからない。

もしかしたら、鳩山由紀夫が豹変して、
小沢一郎を手駒のように使うという、夢のような話も可能性ゼロではない。

ま、夢は夢として。

今度の内閣はおそらく、鳩山「一郎」内閣になるのではないか。
小沢一郎の影響力は絶大である。
新聞の見出しがいまから楽しみだが、一方で、鳩山「一郎」内閣などと揶揄されないことを祈っている。

ついでに言えば、マスコミはしきりと世論調査を行なって、
たとえば「高速道路無料化には反対の世論の方が圧倒的に多い」、
と宣伝している。

鳩山「一郎」内閣に助け船を出しているのだろうが、
約束は約束だ。
思ったほど予算に余剰が無かったとすれば、
こういう約束は破ればよい、と考えてもらっては困る。

16日に、首班指名。
その前に自民党よ、リングに上がって来よ。
鳩山「一郎」内閣は手ごわい。
堂々の戦い、論戦を期待して止まない。
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