歩いてすぐに、大きなスーパーが ある。
が、殆ど行かず。
食料は 生協さん頼み。
広いフロワーの中、
お目当ての商品を探すのが 苦手。
が、昨日は小雨の中、
いざ、スーパーへ。
粉チーズとカレーのルーが なくなったから。
予想以上に早く売り場を見つけて、
さぁ、レジへ。
あああ!!
そうか。そうやった。
今は、セルフレジなのね。
自分で、機械にバーコードを読ませて、
で お支払い。
うん。
無言でのお買い物やった。
セルフレジを 否定していない。
なんたって、今の社会に適している。
使い慣れたなら、
買い物がスムーズに出来る。
人件費の削減にもなる、等々。
帰宅して、
チーズを冷蔵庫に入れていたら、
幼い頃を 思い出した。
近所のお友だちとする
< お店やさんごっこ > のことを。
舞台は、いつも < 八百屋さん >
まずは、
葉っぱや、石ころ、空き缶などで作った
お野菜を店先に並べる。
お母さんからもらったザルに、
自分たちで作った お金をいれる。
さぁ、始まり~♬
ジャンケンで、
配役?を 決める。
八百屋さん「 いらっしゃいー!いらっしゃい!
今日は、玉ねぎが 安いですよー!」
お客さん 「 これ、おいくらですか?」
八百屋さん 「 はい、10円です。」
お客さん 「 このジャガイモは?」
八百屋さん 「 これも 10円です。」
(いつも、みんな10円。)
お客さん 「 じゃあ、玉ねぎとジャガイモを下さい。」
八百屋さん 「 はい、ありがとうございます。
全部で、50円になります。」
(大抵、合計は 50円やった。)
で、八百屋さん、新聞紙で、
お野菜を くるんでくれる。
お客さん。
新聞広告を折って作ったお財布から
手作りの50円を支払って、
お母さんから借りた お買い物かごに
買ったものを入れて、
また帰っていく。
この <お店やさんごっこ>。
男の子、女の子、
いろんな年齢の子が集まって、
工夫をしながら、
毎日のように 楽しんでいた。
18歳の娘。
3歳頃かな?
お友だちと < お買い物ごっこ > らしきことを 始めた。
お友だちのお母さん、
私と同世代。
「 いらっしゃいー!」世代。
娘たちが始めた < お買い物ごっこ > ね。
レジ担当役さんが、下を向いて、
「 1点、ピッ!
2点、ピッ!
3点、ピッ!」と、
お買い上げ品を、
レジらしきものに、あてている。
バーコードを あててるのね。
で、やっと上を向いて、
「 ありがとうございました。
〇〇円です。」
お客さん、お金を支払い、
買ったものを
自分で袋に入れて 帰っていく。
お友だちのお母さんと
「 今は、こうなんやもんねぇ。
時代は変わったのねぇ。」と
顔を見合わせたことを、覚えている。
子どもは、
お母さんがしていることを
よくよく見ている。
セルフレジ世代の子どもたちは
どんな < お買い物ごっこ > を するんやろうな?
懐古主義では ないつもり。
でもね。
< お店やさんごっこ >
すごーく、楽しかったのよ。
便利な社会になっていく、
これは、良いことなんやよね。
でも、子どもたちの為に
残しておきたい、
そんなものも あるのでは?
なんてことを、
アナログ世代のおばちゃんは、
思ったりするのでした。
さぁ~、本日の < 学食 > は、
豚肉丼で、いこう~!