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イラク

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2018年3月13日 (火)

シリア - 二都市の陥落

Moon of Alabama
2018年3月11日

トルコ代理部隊のタクフィル主義者連中が、クルド人が占領している都市アフリンをほぼ包囲した。都市への水道は遮断されている。数日中に、陥落しよう。


シリア内戦地図による地図 - 拡大する

これは、アフリン地域を支配しているYPGクルド人による巨大な誤算の直接の結果だ。シリアとロシアの政府から明確な提案を受けていたのだ。支配権を正当なシリア政府に引き渡せば、シリア軍がやってきて、あなた方の土地を守る。

彼らはこの申し出を何度も拒否した。十分な航空支援と砲撃支援がある、数の上で優勢な敵による攻撃に耐えられると、彼らは考えていたのだ。ヒズボラならそうできるが、クルド人はヒズボラではない。彼らの防衛ネットワークは、空や地上からすぐ見える掩蔽壕(ビデオ)で、水道や他の必需品の供給もない凡庸なものだ。これら中世の要塞は、構築に何年もかかっただろうが、数時間で落ちる。退却するための第二次防衛戦はなさそうだ。YPG クルド人が示してきた戦術的軍事能力はむしろ素人的だ。発表された東シリアからの強化も効果は無かった。今や彼らの '郡'は極めて敵対的な勢力の手に落ちたのだ。奪還は可能だろうか?

一方、アメリカは、クルド人が占領しているマンビジを今にもトルコに引き渡そうとしている。

2016年、クルドPKKが、東トルコ内の '自治'都心を守り通そうとした。トルコ軍はその地域を砲撃し、瓦礫に変えた。そこでの反乱は、クルド戦士の壊滅的損失で終わった。キルクーク油田を盗み取って、イラク内で土地を拡大しようというクルドの取り組みは完敗した。今アフリンも失おうとしている。

クルド人は自身の国を持つに値すると考える人がいるだろうか? 彼らの指導者は腐敗しており、政治的手腕は皆無だ。彼らはまぼろしの目的に固執して、人生の現実を無視しているのだ。いつの日かクルド人は学ぶのだろうか?

シリア・アラブ軍はダマスカスに隣接する東グータを二分しており、間もなく三分する。


Peto Lucemによる地図 - 拡大する

タクフィル主義者が6年間占領していた東グータ地域全体の約70%が現在解放されている。シリア軍は、田舎地方を更に占領し、様々なタクフィル主義者集団が降伏することに同意するか、イドリブ県に移動するまで、発展した地域(ハラスタ、ドゥマ、アルビン、ジョバル)への攻撃を継続するだろう。こうしたサウジアラビアとトルコ代理部隊が、ニセ'革命'権力の座から追われるのは、シリア国民にとって大きな勝利だ。権限委譲交渉は進行中だ。イドリブで、彼らは進行中のトルコが支援する首切り人連中と、アルカイダと連携している絞首刑執行人連中との間の、タクフィル主義者と、タクフィル主義者同士の戦争に参戦できる。

シリア、ロシア、イランと、トルコとの間で、東グータとアフリン'交換'の取り引きが成立するのだろうか? 当事者全員この問題について極めて口が堅いことから、私は何らかのそうしたものが合意されているのではと推測している。

東グータの飛び地問題が無くなれば、この地域を包囲しておくのに必要な多くのシリア軍兵士の手が空くことになる。この軍隊は、都市デラーと、ヨルダン国境に至る全ての土地を解放するため南部に進む可能性が高い。ダマスカス-アンマン道路と国境検問所を解放する十分な経済的理由が存在している。

記事原文のurl:http://www.moonofalabama.org/2018/03/syria-the-fall-of-two-cities.html
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アラブの貧しい国、シリア

アラブの貧しい国、シリア
2017-04-13 23:28:36 | シリア内戦

内戦前、シリアの経済は最悪という状態ではないが、貧困が増えていた。貧困の主な原因は人口増加である。現在シリアの人口は2200万であるが、第2次大戦後は320万であった。

現在の人口が1500万なら、貧困問題も緩和され、経済的観点からは、内戦が起きる原因が消えていただろう。シリアの政権は、戦後から1990年まで人口増加政策を続けた。これは大きな誤りだった。2005年シリアの国民一人当たりのGDPは224国の中で151位である。最貧国に近い。

    Demographics of Syria wikipedia

 

 

 

     年

人口

±%

1937

2,368,000

1950

3,252,000

+37.3%

1960

4,565,000

+40.4%

1970

6,305,000

+38.1%

1980

8,704,000

+38.0%

1990

12,116,000

+39.2%

1995

14,186,000

+17.1%

Source:Onn.Winkler

 

 

シリアはもともと、それほど貧しい国ではない。湾岸の産油国のような豊富な油田はないが、自国の消費を賄える程度の油田がある。シリアは昔から農業国であり、食糧を自給している。またシリアは古い歴史を持ち、世界有数の歴史遺跡遺産と遺跡を持ち、観光収入がある。しかし残念ながら他に輸出産業がなく、自由貿易に乗り出したとき、外貨の稼ぎ手が観光だけでは、足りない。

     シリアのGDPにおける各分野の割合 2009年

             (シリア中央銀行発表)

①工業と石油などの天然資源 25%    ②小売り 23%

③農業 22%    ④観光 12%

ソ連が崩壊し、経済が破綻すると、ソ連圏のすべての国は経済危機に陥った。これらの国はソ連経済に結びついていたからである。これらの国は否応なく、自由主義諸国に助けを求めざるを得なかった。経済再建のため新たな投資を必要とし、また貿易による発展を求めて、これらの国は自由主義経済に移行した。シリアも同じ道を歩んだ。シリアの自由主義経済への移行は緩やかだっとはいえ、公企業の削減と私企業の成立の過程で失業が発生し、貧富の差が拡大した。これに加え、2007年・2008年の干ばつにより、東北部の農民の多くが破産し、流民となった。

貧困問題はシリア内戦の主な原因となったが、もう一つ重要な原因があった。警察国家への憎しみである。政治警察は法律の制約なしに市民を逮捕し、拷問・殺害した。そして偶然的な外部要因であるアラブの春が2つの不満を爆発させた。シリア内戦の原因は何か、という質問に対し、「アラブの春」と一言で答えた人がいた。アラブ圏内の世論は無視できない影響力を持っている。

また外国勢力がアラブの春の熱狂を利用し、反乱を引き起こした可能性もある。シリアの政権は一貫してそのように主張している。

アラブ諸国は親米か反米かで、2つに分裂していた。サウジアラビアと湾岸の君主国は親米国家であり、エジプトも親米に転じた。米国と敵対していたイラクのサダム・フセインは処刑され、反米国家はリビアとシリアだけになってしまった。2011年リビアとシリアとで起きた反政府運動は、民主化という観点だけで説明することはできない。この2国は、他のアラブ諸国と異なり、欧米に敵対していた。

今回は、アラブ内で孤立しているシリアについての記事を紹介する。著者はベルギー人で、3年間エジプトに滞在し、その間アラブ諸国を訪問している。彼はエジプトを厳しく批判し、シリアに好感を持っている。

=====《Analysis of events of syria》=========

         by Kris Janssenn

      2011年4月30日

カイロに滞在した3年間、私は、中東・北アフリカ諸国を訪問したが、国民の大部分が極端に貧しいことに気付いた。これらの国々で起きていることを理解するためには、貧困と社会的不正を念頭に置くことが必要である。エジプトには富があり、裕福な人もいるが、昔も今も富と権力はごく少数のエリートに集中している。政治的なエリートは同時に経済的なエリートである。両者の境界は消え、政治権力と経済力を有するのは同じ人間である。これらの富裕なエリートととは対照的に、一般の民衆は過酷な極貧の中にいる。エジプト国民の40%は、国連が定めた貧困水準(1日2ドル)以下の生活をしている。

シリアの状況は全く違う。シリアの政権は過度の社会的不平等と貧困を避けようと努めてきた。生み出された富が公正に分配される仕組みと方法を設定し、働く意思のある者に就職の機会を与えた。貧富の差を緩和するため、健康保険・教育・住居を国民に提供した。団結と正義の精神に基づき、進歩的で社会主義的な労働法を制定した。中東・北アフリカの多くの国々と異なり、シリアの社会は独立以来国民の団結を大切にしてきた。シリアは湾岸諸国のように豊富な資源(石油・天然ガス)を持たなかったが、比較的公正な社会を実現してきた。困難な時期にも粘り強く、勤勉によって目標を達成してきた。

シリアは多宗派・民族国家であるが、日々の生活においてそれぞれの出自は問題とされない。ムスリムであるか、キリスト教徒であるか、またはパレスチナ人であるかは、どうでもよい。あらゆる階層の人々が混合している。出身の宗派・民族を強調したり、質問することは不適切、またはタブーとされた。例えば、パレスチナ人はシリア国民としての市民権を与えられた。健康保険が適用され、パスポートを渡された。他のアラブ諸国に居住するパレスチナ人はこのような待遇を受けられない。

シリアは相手を尊重する社会である。シリアの人は差別、憎しみ、ファーナティズム(狂信)を嫌う。またサウジアラビアがそうであるように、異なる社会集団を見下すようなことはない。サウジアラビアの国民は、厳格で非寛容なワッハーブ主義に従うことを要求される。

シリアの社会を知る者にとって、現在シリアで起きている反乱が国内的な要因によるものでないことは、明明白白だ。外国の陰謀による破壊工作以外の何物でもない。彼らの唯一の目的は、欧米帝国主義に反抗したシリアを処罰することである。最後に残ったアラブ民族主義の国家を叩き潰すことである。

現在起きていることは、過去の歴史と無関係ではない。

シリアは1963年の革命以来、アラブ社会主義の道を歩んできた。特にハフェズ・アサドが政権についた1970年以後、これを国家の基本理念とした。シリアがこの理想にいかに忠実であったか、その例は多数ある。

またシリアはパレスチナ人の主張を常に支持してきた。シリアの土地がイスラエルによって奪われており、パレスチナ人と共通の経験をしている。1967年イスラエルはゴラン高原を占領した。

1975年ー1990年のレバノン内戦の時、シリアはレバノンを支援した。

イラクがイランを攻撃した時、シリアは道義的理由から、誕生したばかりのイラン革命政府を支援した。1980年に始まったイラン・イラク戦争は1988年まで続いた。シリアもイラクもアラブの国家であり、イランを支援することは仲間を裏切ることだった。シリアはこれを秘密にしようとしたが、これを知ったアラブ諸国、とりわけ湾岸諸国から厳しく批判された。

1990年イラクがクェートに侵攻した時、シリアは強い調子でイラクを非難した。

2003年3月米国がイラクに侵攻した時、破局的な結果を予言し、これに反対した。シリアはイラク避難民の多くを受け入れ、150万の難民に安全、居住施設、医療、教育を提供した。シリアは天然資源に恵まれた豊かな国ではないが、隣国の国民の救済に努めた。

 

欧米がアラブに干渉しようとする時、シリアは防壁の役目を果たした。シリアは一貫して次のように主張した。「アラブの土地と資源はアラブのものであり、アラブのもめごとはアラブ諸国が自分たちで解決すべきである」。

例えばパレスチナのハマスとファタハが争った時、シリアは干渉せず、どちらの側にも立たなかった。両者に施設と援助を与え、彼らが和解するよう促した。

こうしたシリアの汎アラブ主義と反欧米帝国主義の姿勢は、数十年一貫したものだった。これが欧米列強を怒らせ、復讐を決意させた。欧米列強と同盟関係にあるアラブ諸国は、欧米に同調した。欧米列強にとってシリアは罰せられるべきだったし、できることなら破壊されるべきだった。列強と同盟関係にあるアラブ諸国は、国民に支持される政策を持たず、他人に操られる人形のような政権である。もっとも典型的な例は、エジプトのムバラク大統領であり、イスラエルに対し屈従的な彼の姿勢は、国民から軽蔑され、非難されている。

シリアがアラブ民族の自決の権利を放棄し、外国勢力に屈従を約束すなら、シリアとシリア国民に対する侵略は即座に停止するだろう。

現在シリアで起きていることは外国の謀略の結果である。その証拠は、国際メディアの報道内容である。アルジャジーラ、BBC、CNN、アル・アラビーヤなどが、可能な限りあらゆる手段を使って嘘の報道をしている。恐ろしい話や映像により、国民に反乱をけしかけ、シリアについて誤った印象を世界に発信している。チュニジアやエジプトで撮影された映像を巧妙に修正し、シリアで起きたこととして放送するなど、これらの報道機関はためらいもなく事実を改ざんしている。

このような虚偽報道によるプロパガンダ作戦は、欧米のダブル・スタンダードを際立たせている。2006年イスラエルがレバノンを爆撃し、住民のインフラを破壊した時、国連の安保理事会と欧米は、これを議題にしなかった。

2008年12月ー2009年1月のガザ戦争の際、イスラエルの爆撃により、1500人が死亡し、5000人が負傷した。この時も何の反応もなかった。イスラエルのシオニストが50年間近隣のパレスチナへの侵略を繰り返した時、国際社会と国際メディアはこの世に存在しないかのようだった。

湾岸の小国バーレーンのデモが残酷に弾圧されていることは何故報道されないのだろう。米国の第5艦隊の寄港地だからだろうか。サウジと湾岸諸国の軍隊が、バーレーンのデモを信じられないほど冷酷に鎮圧していることは、誰も知らない。欧米諸国はバーレーン国民の団圧を承認し、支援しているからだ。

シリアは10年以上前に改革に着手し、現在も急ピッチで改革を行っている。シリア政府は経済を近代化し、世界経済に適応させるのため、広範囲におよぶ措置をとった。しかし社会と経済を変革するためには時間がかかる。魔法のような方法は存在しない。失業問題の解決は複雑な過程を経なければならない。失業問題はシリアだけの問題ではなく、世界の多くの国が抱えている問題である。ヨーロパも米国も失業率が高い。数週間や数か月でこれを解決できる政府はない。真の改革をするには、何年もかけて新しい枠組みを導入し、その後それを検証し、時間をかけて適正なものにして行かなければならない。

シリアの民主化は急速に進められたので、急に自由になったメディアは、無制限なまでに活発になった。そのなかで人権問題が大きく取り上げられるようになった。シリアは多数政党制であるが、実際には社会主義的なバース党が支配的であり、国民の日常生活を管理し、制限している。

一党独裁は改めるべきであるが、改革と冒険主義は別物である。他国の改革の例で実証された確実な道を進むのではなく、無政府的な混乱に突き進むなら、無法と暴力が支配することになるだろう。これまで不自由だが市民生活は存在した。それさえも失われるだろう。

シリアの政権は経済の自由化を推進してきた。政治的改革にも着手した。これを続けることが着実な改革の道である。冒険に走ることに意味があるだろうか。

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NATO諸国はシリアの天然資源を狙っている 

NATO諸国はシリアの天然資源を狙っている 
http://www.asyura2.com/12/warb9/msg/615.html
投稿者 赤かぶ 日時 2012 年 7 月 23 日 00:45:57: igsppGRN/E9PQ

NATO諸国はシリアの天然資源を狙っている
http://yokodo999.blog104.fc2.com/blog-entry-696.html
2012-07-22  陽光堂主人の読書日記

 シリア情勢が激しさを増しています。マスコミ報道が正しければ、アサド政権崩壊は時間の問題のようです。中國新聞は、本日付でこう報じています。(http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp201207220083.html)

   政権側牙城で本格戦闘 シリア全主要都市に拡大

 【カイロ共同】シリア北部の中心都市アレッポで21日、アサド政権の軍部隊と反体制武装組織「自由シリア軍」による激しい戦闘があった。商業の中心地で、首都ダマスカスと並ぶ政権支持者の牙城であるアレッポでの本格的な戦闘は初めて。これで主要都市すべてに戦闘が拡大したことになる。

 AP通信によると、自由シリア軍の民兵は周辺地域からアレッポに進入し、20日から市中心部を含む複数の地区で断続的に戦闘が起きた。死傷者の有無などは不明。戦闘地区からは住民が脱出している。

 APによると、フランスのファビウス外相は、アサド政権に代わって反体制派が政権を担うべきだとして「シリアの多様な社会を代表する暫定政府の早急な樹立」を呼び掛け、内紛を続ける反体制派に結束を求めた。

 周辺国との国境のシリア側検問所に19日から攻勢をかけている反体制派は21日までに、イラク国境の2カ所と、トルコ国境の1カ所を制圧した。

 反政府勢力は、NATO諸国や湾岸独裁諸国により援助されているので強力で、アサド政権を追い詰めつつあるようです。「自由シリア軍」と聞くと、自由を求めるシリア人が結成した民兵集団のように思ってしまいますが、実際には傭兵と犯罪者集団が中心になっています。頻繁する住民虐殺事件は、彼らの仕業と見て間違いないでしょう。

 米国は、20年以上前から反米的な国々を叩き潰す計画を立てており、シリアもかなり早い段階からターゲットにされていました。政権交代後の鳩山-小沢政権が早期退陣に追い込まれたのも、反米的だったからです。

 シリアの後ろ盾は中ロですから、米国に睨まれて当然ですが、この状況は今に始まったことではなく、唐突感は免れません。一体何があったのでしょうか?

 背景にはやはり、資源の問題があるようです。昨年夏、シリアのホムス周辺に油田とガスが埋蔵されていることが判りました。(http://www.jp-opinion.com/archives/5176626.html)

 ホムスでは今年3月に、住民47人が虐殺される事件が起きています。反政府勢力の仕業で、彼らは手当たり次第攻撃しているわけではなく、資源のある場所を標的にしているのでしょう。邪魔な住民を排除するのが目的と考えられます。

 シリアの資源については、「日々の感想」というブログにも貴重な情報が掲載されています。今年4月19日付の記事を以下引用します。(http://hibikan.at.webry.info/201204/article_167.html)

   米欧の狙いは、シリアの天然ガス資源

中央アジアの天然ガスを、消費地であるヨーロッパに運ぶパイプライン・プロジェクトの中で、米国系Nabuccoが、ロシア系South Streamに負けた。Nabuccoが負けたのでトルコが外されたことになるが、正確には、ロシアが取りまとめたガスの一部を、Nabuccoが計画していたルートで流すことで、ロシア・トルコ間で妥協が成立した。

米国は、アフガン問題を利用し、トルコの協力を得ながら、ウズベクを経由して、中央アジアのエネルギー資源に再び干渉しようとしている。ロシアと中国は、エネルギー分野の相互依存を急速に高めている。

残るガス資源国のうち、輸送経路が確立していないは、イランと、シリア・レバノンの沖合である。

イランについては、イランからイラク経由でシリアの沿岸にパイプラインを建設することで、3ヶ国が合意した。ここでも、トルコが外された。

レバシリ沖合には、大規模なガス資源が眠っていると目されているが、開発はこれからである。両国、特にシリアは豊かな国になる可能性がある。フランスは東地中海を自らの勢力圏と捉えており、レバシリ沖のガス資源を、リビア同様に押さえたいと考えている。トルコも、トルコの視点から、影響力を確保したいと考えている。

シリア石油省は、まだ海底ガス田について、何もプランを発表していない。シリアの天然ガスを誰が押さえるかによって、21世紀の中東と世界政治の方向性が決まる。 (下線は引用者による)


 シリアと隣国レバノンの沖合には大規模なガス資源が存在し、それを巡って各国が血眼になっているのです。中ロに独占されたら大変なので、NATO諸国が裏から手を回してアサド政権を倒そうとしているのです。アサド追放後の利権配分も、既に取り決められています。

 先の共同通信(中國新聞)の記事で、フランスのファビウス外相が、アサド政権に代わって反体制派が政権を担うべきだと述べていますが、フランスはこのガス田を我が物にしようと企んでいるのです。リビアに続き、シリアでも政権転覆して資源を強奪しようとしているのです。

 中国も、尖閣諸島の領有権を主張したり、南シナ海で周辺諸国とトラブルを引き起こしたりしていますが、全ては資源絡みの出来事です。「民主化」という綺麗事を前面に押し立てて、武力で政権転覆を謀るNATO諸国の方が遥かに悪質ですが…。

 アサド政権崩壊後のシナリオも既にできていて、シリアはイギリス・フランス・トルコによって分割支配される模様です。酷い話で、完全に帝国主義時代に逆戻りしています。具体的には、国境を接するアレッポ県とイドリブ県をトルコが支配し、残りをフランスとイギリスが支配するそうです。(http://hibikan.at.webry.info/201109/article_169.html)

 米国の名が出て来ませんが、シリア・レバノン沖合の海底ガス田の開発の際には、米国企業が参入してくるはずです。今のところ米国は、中央アジアのエネルギー資源確保を最優先しているようです。

 シリアは、こうした泥棒国家によって蹂躙されており、悲惨なのは何の罪もない住民たちです。資源を手に入れるためには人殺しも厭わないのがNATO諸国で、我国政府はシリア大使を追い出しました。犯罪国家群の所業に賛意を表したわけで、没義道の国であることを満天下に晒しました。何とも恥ずかしい限りです。

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イギリスの対ロシア推定有罪は対立と混乱を招く

2018年3月17日 (土)

イギリスの対ロシア推定有罪は対立と混乱を招く

Finian Cunningham
公開日時: 2018年3月14日 15:06
編集日時: 2018年3月14日 15:13
RT

イギリスによる適正手続きの放棄は、危険で無謀な飛躍となり、テリーザ・メイは、ロシアがスクリパル毒ガス攻撃を巡る疑惑に答え“損ねた”かどで、経済制裁と外交官追放を宣言した。

スパイ交換取り引き後、2010年以来、イギリスで暮らしていたロシア人二重スパイ、セルゲイ・スクリパル殺人未遂に、モスクワが関与しているというイギリス政府によって突きつけられた非難に“回答”するのに、モスクワは、挑発的に、24時間の期限を与えられた。

3月4日、彼の第二の故郷ソールズベリーでの公園散歩中に、スクリパル(66歳)と33歳の娘ユリアが、致死性の神経ガスで攻撃されたとされている。以来、二人は集中治療を受けている。

今週始め、イギリス首相は、使用された化学兵器は、ソ連時代の神経ガス、ノヴィチョクだと主張し、それを根拠に - ロシア国家が元スパイの殺人未遂に関与していると述べた。スクリパルは、イギリス諜報機関MI6のための二重スパイのかどで、反逆罪で有罪判決を受けた後、2010年に、ロシアから国外追放されていた。

水曜日メイ首相が庶民院で発表した新たな対モスクワ経済・外交制裁は、イギリスとNATO同盟諸国と、ロシアとの間の対立に向かう無謀なエスカレーションだ。

更に読む
元二重スパイへの毒ガス攻撃を巡り、ロシアには‘責められるべき’とテリーザ・メイは主張

モスクワは、イギリスの制裁措置に決して同意するつもりはなく、報復措置をとると誓った。

ワシントンとヨーロッパ諸国は、イギリスの先導にすぐに従い、ロシアに対する敵対的言辞を強化し、“団結”声明を発表した。ロシアとNATO諸国間の関係は既に未曾有の冷戦の深さに急落した。

更なる混乱と対立の促進は法的諸原則や基準順守のあらゆる装い放棄と平行している。

イギリスと、その同盟諸国は“推定無罪”とは逆の“推定有罪”というあべこべの原則に頼っている。セルゲイ・スクリパルと彼の娘に対する明らかな毒ガス攻撃からわずか数日のうちに、イギリス当局もマスコミも、攻撃とされるものは、過去の裏切りに対する報復行為としてのロシア国家のしわざだという判断に飛びついた。この動機は精査に耐えないと、元イギリス大使クレイグ・マレーは語っている。

しかも、イギリス当局が特定した仮説のソ連時代の神経ガスは、独自検証されていないのだ。我々はイギリスの公式説明だけが頼りだ。化学物質とされるものは、攻撃で使用されたのかも知れないし、使用されていないのかも知れない。

更に読む元スパイへの毒ガス攻撃における、ロシアの‘有責性’へのメイ首相の '証拠' に異議を唱えるコービン

ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣が明らかにした通り、証拠としての毒物とされるものを入手するモスクワのあらゆる要求をロンドンは拒否したのだ。そのような拒否は、申し立てられた事件の合同調査を命じている化学兵器禁止条約違反だ。

だから、挑発的な非難に“回答”しろというイギリス政府がロシアに押しつけた最後通告モスクワには、これらの非難を調査する公平な機会を与えずに。この卑劣な適正手続きの欠如を基に、イギリスは、NATO同盟諸国に、対ロシア制裁措置をエスカレートさせるよう呼びかけているのだ。

攻撃を受けていると見なされる他の加盟国を防衛することを要求するNATO軍事協定の第5章を、イギリスが行使するというイギリス・マスコミ報道さえある。

インデペンデント紙は、あるイギリス幹部閣僚の匿名発言をこう報じている。“これから起きるのは経済戦争で、経済措置がとられるだろう。ロシア経済はイギリスの半分に過ぎない… 我々にとって決して楽しいことではないが、我々ヨーロッパ諸国は、悪党のようにではなく、法の支配の枠内で行動することが必要だ。”

論理は錯乱している。イギリス当局は、ロシアの“悪党”に対して、法の支配の枠内で行動していると主張しているが、実際は、適正手続きという法的基準を強圧的にやりこめているのはイギリスなのだ。

適正手続きで最も重要なのは、国際法と国連人権憲章の根幹である推定無罪だ。

カナダを本拠とする戦争犯罪被告側弁護士クリストファー・ブラックは言う。“推定無罪は現代刑事司法の礎石です。これはあらゆる裁判で極めて重要な要素です。主張されている通りの犯罪が行われ、被告人がそれを行った人物で、それを行う意思があったことの疑いようの無い証拠が確立しない限り、確立するまで被告人は無罪と見なされます。”

更に読む
ロシア外交官追放、更なる権限要求 - スクリパル事件を巡るメイの計画

イギリスにおける最近の毒ガス攻撃事件とされるものを巡るイギリスの主張に関して起きていることと、これは真逆だとブラックは言う。弁護士は更に、欧米諸国の政治的都合のせいで、ここ数年間、標準的な法律原則の浸食が進行中だ。旧ユーゴスラビアやアフリカ内の政敵に有罪宣告するためにアメリカ合州国と、そのNATO同盟諸国が推進した様々な臨時戦争犯罪裁判を彼は指摘した。

ロシアと、特にウラジーミル・プーチン大統領指揮下の政府を悪魔のように描き出すことについて、2014年、ウクライナ領空でのマレーシア旅客機撃墜を含む多くの事件で、欧米諸国は“推定有罪”の原則を利用してきた。ウクライナ紛争へのロシアの関与。スポーツ選手のドーピングを巡ってのロシア中傷。ロシアのオリンピック参加禁止。アメリカとヨーロッパの選挙に対するロシアによる“干渉”疑惑。シリアにおける“戦争犯罪”のかどでのモスクワ中傷。

どの場合でも、疑惑は証拠を提示すること無しに主張され、嫌になるほど繰り返されている。実際、時に、もっともらしく思われる反証があるにもかかわらず。

クリストファー・ブラックは更にこう言う。“MH-17マレーシア旅客機から、クリミア、ウクライナ、選挙干渉等々のロシアに対する非難は、全て、世界におけるロシアと、その友人や同盟国の威信を貶めることと、戦争に備えるよう頭が条件付けられている欧米諸国民に対して、ロシアを‘悪の連中’として描き出すことを狙って入念に画策されたプロパガンダ戦争の一環です。”

対ロシア推定有罪は、今や化学兵器とシリアを巡って集中している。

ワシントンとヨーロッパの同盟諸国によるイギリスの“経済戦争”支援の呼びかけで、今週イギリスのボリス・ジョンソン外務大臣は、フランス外務大臣との会話についてこう述べた。“フランス政府は、シリアの残虐なアサド政権支持で明らかなように、ロシアによる他の場所での化学兵器の使用について特に懸念していると強調した。”

更に読む
‘物真似鳥’マスコミにホワイト・ヘルメット売り込みを要請しているアメリカ国務省

ホワイト・ヘルメットのようなテロリストとつながる集団の何の証拠も無い、うさんくさい風聞や、ご都合主義の推定有罪を根拠に、イギリスと、そのNATO同盟諸国は、シリアでの戦争に進んで参戦しようとしているのだ。

今週、アメリカ国連大使ニッキ・ヘイリーが、それに対し“アメリカが軍事行動をとる用意がある”化学兵器攻撃を、シリアと同盟国ロシアが行っていると非難した。

こうしたこと全て、国際秩序保全のために、一体なぜ法的基準や適正手続きなどが存在しているのかの実例だ。ある国々が他の国々に対して“推定有罪”の主張を始めてしまえば、法と秩序の順守というあらゆる主張は崩壊し、混乱と対立へと下落してしまう。

クリストファー・ブラック弁護士は更に踏み込んでいる。イギリスとそのNATO同盟諸国は法律を守る義務を怠っているだけでないと彼は主張する。“イギリスにおける毒ガス攻撃疑惑に関するロシアに対する最近の無謀な声明と同様、イギリスとその同盟諸国は、戦争のための条件を煽り立て、実際、戦争犯罪を行っていると論証することも可能です。”

最後に、誰も質問していないように見える極めて明白な疑問が一つある。それは、スクリパル毒ガス攻撃とされるもののタイミングに関するものだ。大統領選挙の一週間前で、ワールド・カップの三カ月前に、一体なぜロシアが今そういうことをするだろう?

それはモスクワ側が完全に心神喪失であることを示唆する。そのような行為で、ロシアがどうして恩恵を得られよう? スクリパルは過去ロシアで拘留されており、イギリスに長年暮らしてきた。イギリスが想像しているように、もしロシアが彼を毒殺したいのであれば、もう数カ月待てたはずなのだ。

都合の悪い時期の事件で、誰が恩恵を受けるのか明らかではないが、ロシアでないことは確実だ。

本コラムの主張、見解や意見は、もっぱら筆者のものであり、必ずしもRTのそれを代表するものではない。

Finian Cunninghamは、国際問題について多く書いており、彼の記事は複数言語で刊行されている。彼は農芸化学修士で、ジャーナリズムに進むまでは、イギリス、ケンブリッジの英国王立化学協会の科学編集者として勤務。彼は音楽家で作詩作曲家でもある。彼は20年以上、ミラー、アイリッシュ・タイムズ、インデペデントを含む主要マスコミ企業で、記者編集者として勤務した。

記事原文のurl:https://www.rt.com/op-ed/421291-skripal-uk-russia-may-poisoning/
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人類は狂ったワシントンを切り抜けて生き残れるだろうか?

アメリカ

2018年3月18日 (日)

人類は狂ったワシントンを切り抜けて生き残れるだろうか?

2018年3月14日
Paul Craig Roberts

スティーブン・レンドマンも、ワシントンの残忍な犯罪人連中が人類を絶滅へと押しやっていると考えている。http://stephenlendman.org/2018/03/perilous-time-world-history-got-worse/

欧米世界の人々が得る言説が支配されているおかげで、大半の人々は高まりつつある危険に気づいていない。

過去数日間、ワシントンとロンドンが、ロシアとシリアを、極端で深刻な脅迫している。ロシア人も到頭うんざりしたように見える。ロシア外務省は、イギリスの狂ったメイ首相に“核大国に回答の猶予を24時間あたえるようなことはするものではない”と伝えた。ロシア外務省は更に、いわゆる“スクリパル毒ガス攻撃”は“壮大な国際的挑発”で“ロシアの信用を傷つけるためのイギリス当局による悪質なたくらみ”だとまで言っている。

強力なロシアは、無力なイギリスにこう通告した。“対ロシア‘制裁’を行うというあらゆる威嚇には報復する。イギリス側は、これを認識しておくべきだ。”

シリア軍を攻撃するというワシントンの脅しに対し、ロシアのラブロフ外務大臣は、もしそのような攻撃が起きれば“極めて深刻な結果になる”と述べた。

ロシアに対して劣化しつつある自国の軍事能力を懸念しているワシントンが、ロシアの新兵器が全面配備される前に攻撃すると決定していて、仕立てあげられたぬれぎぬに基づく脅しの狙いは、欧米諸国民を戦争に備えさせるものである可能性がある。

私がワシントンで過ごした25年間、アメリカ政府には、まだ多少の知性と多少の品位があった。現在ワシントンには知性も品位も存在していない。皆様は、自信を持って、最悪を期待することが可能だ。

以下も参照。http://stephenlendman.org/2018/03/lavrov-refutes-accusation-russia-behind-former-spys-poisoning/

Paul Craig  Robertsは元経済政策担当の財務次官補で、ウオール・ストリート・ジャーナルの元共同編集者。ビジネス・ウィーク、スクリプス・ハワード・ニュー ズ・サービスと、クリエーターズ・シンジケートの元コラムニスト。彼は多数の大学で教えた。彼のインターネット・コラムは世界中の支持者が読んでいる。彼 の新刊、The Failure of Laissez Faire Capitalism and Economic Dissolution of the West、HOW AMERICA WAS LOST、The Neoconservative Threat to World Orderが購入可能。

ご寄付はここで。https://www.paulcraigroberts.org/pages/donate/

 

記事原文のurl:https://www.paulcraigroberts.org/2018/03/14/will-humanity-survive-crazed-washington/
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一月前に購入た『The 独裁者 国難を呼ぶ男』を読了。内容が出版当時より一層あてはまる状況に展開しつつある。

hontoの3月13日付け書評の末尾にも「本書は今読むことをおすすめする。」とある。

深夜偶然、100分de名著スペシャルの『100分deメディア論』を見て驚愕した。
どなたかが、前会長の「政府が右といったら」トンデモ発言を批判していた。

話題は四冊。『世論』『空気の研究』『イスラム報道』『一九八四年』

一九八四年』の主人公ウィンストン・スミスは真理省勤務で、仕事は歴史改竄。
政権に不都合なものを書き換え、まずい過去をメモリー・ホールに廃棄する。

『一九八四年』が書かれたのは1948年だが、今のこの国の現在そのままに思える。
現実社会には、メモリー・ホール(memory hole記憶廃棄穴)はない。日本では別の施設を意味している(memory hall)。

2足す2は5だと政権が決めれば、人民は2足す2は5だと考えなければならない二重思考。
言葉はニュースピーク・新語法で、政権に不都合な単語はどんどん抹殺される。
反政府思考をするための単語が無くなってしまうので、反政府思考ができなくなる。

テレスクリーンという装置が国民全員の家庭にあるのだが、双方向。
体操の時間に、スミスに、「曲げ方が少ない?」と画面から叱咤される。

財務省の記録改竄、文部科学省の前川講演検閲は日本版『一九八四年』。

戦争は平和だ。自由は隷属だ。無知は力だ。

深夜ではなく、多数が見られる時間に、何度でも放送してほしいもの。

オーウェルの『1984年』に関する記事として、昔下記のものを翻訳した。お読み頂ければ嬉しい。

ジョージ・オーウェルの『1984年』を2010年に再訪

オーウェルの『2010年』の世界にようこそ

 
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過去24時間のシリア:テロリストはIdlib州でプロダマスカス軍の立場を勝ち抜くことはできない

2018年3月18日1:51
 
過去24時間のシリア:テロリストはIdlib州でプロダマスカス軍の立場を勝ち抜くことはできない
 
テヘラン(FNA) - アル・ヌスラ・フロント(Tahrir al-Sham Hay'atまたはLevant解放委員会)の重い攻撃は、シーア派のFua'aとKafrayaの町の民政勢力によって、 Idlib市北東部の田舎。

ダマスカス前国防軍は、カフラヤ地域のブロマ農場近くのアル・ヌスラテロリスト15人と衝突し、攻撃を撃退した。

大衆軍はいくつかのアル=ヌスラテロリストを殺して負傷させ、武器と弾薬を押収した。

その間、シリア軍は過去24時間にわたってシリアの他の地域で軍事的進歩を続けた。

シリア全土の州では、数十人のテロリストが死亡し、数十人が負傷した。

Idlib

アル・ヌスラ前線は、イスリップ市の北東部の郊外にあるフアア(Fua'a)とカフラヤ(Kafraya)のシエイトの町で、

ダマスカス前国防軍は、カフラヤ地域のブロマ農場近くのアル・ヌスラテロリスト15人と衝突し、攻撃を撃退した。

大衆軍はいくつかのアル=ヌスラテロリストを殺して負傷させ、武器と弾薬を押収した。

テロリスト団の指揮官、特にタフリール・アル・シャム・ヘイアット(レバント解放委員会またはアル・ヌサラ・フロント)の元指揮官とムフティ(宗教指導者)のアブドゥラ・ムハマド・アル・ムハイジーニ氏は、 Fua'aとKafrayaは東部Ghoutaで彼らの同志の敗北を補償する。  

アラブ語のアル=ワタンは、今月初め、イブリア東部のタル・アル・スルタン地方のロシア側とトルコ側の監督の下、政府軍が安全な廊下を建設し、民間人の退去の場を開拓したと報じたシリア北西部のテロリスト保有地域。

Al-Watanは、新たに設立された安全通路が、IdlibのAl-Nusra Frontの支配下にある地域のために南アレッポに村落と居留地を残した民間人に使われることになっていたと言いました州。

アスタナで締結された脱エスカレーションゾーン協定の枠組みの中で、数十人の民間人が新たに設立された回廊を使用して軍支配地域に到達したと付け加えた。

アレッポとイスリブ州のテロリスト集団の中で重い内紛は、シリア北西部で多くの民間人を追い払っている。

ダマスカス

シリア陸軍は、東部Ghoutaの中央部の別の主要集落に向かって急速に進んで、土曜日の午後にGhouta東部で終結した毎日の休戦の時間の後、テロリストに対する新たな攻撃を開始した。

新しく解放されたジェスリンの町に配備された軍隊の男性は、カフ・バトナの和解でテロリストの拠点を襲い、地域の日常停戦の時間が終わった後の和解でいくつかの点を捕らえた。

また、軍の砲兵部隊とミサイル部隊は、カフ・バトナ内のテロリストの地位を打ち負かし、多くのテロリストを殺傷した。

フィールド筋によれば、軍隊の男性はカフ・バトナの半数以上を支配しているという。

現地筋は、土曜日に、軍隊がハスタスタからダマスカスへの国際ハイウェイ近くの水資源会社ビルに至る新しい人道廊下を建設し、東部Ghoutaのテロリスト保有地域の市民を避難させたと報じた。

情報源によると、ハラスタの多数の人々が新しい回廊に向かって移動しているという。

一方、シリアのロシアの和解センターは、土曜日午前11時から、11,000人以上の一般市民が安全な地域のために人道廊下を経由して東部Ghoutaを離れると報告した。

ハサカ

トルコ軍は、ハサカ北東部のクルド人武装勢力の地位を暴露したと、現地筋が土曜日に語った。ラクカ州にも同じ衝突が起きやすいと付け加えた。

トルコとの国境近くのハサカ北東部のアルカイダニエの小さな町で、トルコ軍が北部の地位を攻撃し、クルド人の武装勢力を殺害したとの情報がある。

ラクカ北部の地元報道官は、クルド人主導のグループが、トルコとの国境にあるタル・アバイアの町に、数多くのアラブ人武装勢力を配備したと語った。

また、いくつかの情報筋によると、アフラのクルド人に対するアンカラ勢力の急速な進歩に伴い、ハスカとラッカには、クルド人とトルコ人の間の衝突が起こりそうだという。

アレッポ

トルコ軍とアンカラ支援武装勢力は、アフロ北西部の町の周辺に展開しているアフロの町の近くで、クルド人の戦闘員をより多くの地位に戻すことができた。

トルコ軍と連合軍の過激派は、Afrin近くのMa'abatliにあるKurdish戦士の地位を襲い、Kokali Tahtani、Kokali Foqani、DarKayr、Ein al-Ajrの村を奪取した。

また、アフガニスタン近郊のジョヤク村、アフガニスタンのカジャン・フォカニ、ハジヤン・タータニ、ジャルカム、シェイク・バラル、ヤルカハトリー、カセム、ヒル800、ヒル1500の村がアンカラ支援武装勢力を占めていた。

武装勢力の関係筋によれば、オリーブ支部の作戦部隊は最近の進歩によりアフリン門に到達したという。

その間、トルコのRecep Tayyip Erdoganトルコ大統領は、アンカラ勢力がAfrin地域の75%以上を占領していると主張した。

 

 

 

 

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イラクに配備された何百ものイスラエル軍

2018年3月18日2:0
 
イラクに配備された何百ものイスラエル軍
 
テヘラン(FNA) - アラブ系メディアは、数百人の隠れたイスラエル軍がイラクに駐留していることを明らかにした。

アラブ系のパレスチナ人アル・マナール紙は、イラクの情報筋によると、バグダッド北部のタジ軍事基地に250〜300人のイスラエル兵士が駐留し、アメリカのパスポートやカナダのパスポートを使って実際の身元を隠しているという。

ブッシュ大統領は、兵士が実際にテロリストの作戦やイラク軍の指揮官を含むイラクの人物を暗殺することを信じていると見ている。

同報告書はまた、イラクの統一に対するイスラエルの危険なプロットを警告する、セキュリティプロジェクトを実施するために、Tadiran社を含む様々な電子企業の枠組みの中で、イラクのシオニストの存在を指摘した。

イスラエルは、イラクでの米国主導の連立政権運動の中で直接的な役割を果たしていないが、近年、テロリスト団に武器を供給していることが明らかになった。

イラク軍は、ディアラ(Diyala)州でイスラエルが作った武器と弾薬の約十十店舗を発見し、地方当局は2014年に公表した。

イラク陸軍部隊は、イスラエル製の武器と爆発物がハムリン山脈に残されていた場所にある約10の武器と弾薬庫を発見したと、ディアララ州議会のメンバーであるSadeq Al-Moussaviは当時に述べている。

ムサビ大統領は、デポにはイスラエルが作った爆弾、武器、爆弾がたくさん含まれていたと語った。

 

 

 

 

2018年3月18日1:57
 
48,000人以上の民間人が東部Ghoutaを残す
 
テヘラン(FNA) - これまでに48,000人以上の市民が、人道廊下を介して政府統制地域に向けて、Ghouta東部のテロリスト保有地域を残したと、フィールド筋が報じた。

情報源は、3万人以上の一般市民が、アフガニスタン東部のテロリスト保有地域を土曜日に指定された人道廊下を通って逃走したと語った。

一方、シリア大統領のユリ・イェフツシェンコ大統領はロシアの和解センターで、同地域の停戦開始以来、48万3300人の市民がイスラエル軍を離脱したと述べた。

関連のある土曜日の開発では、新しく解放されたジェスリンの町に配備された軍隊の男性は、カフ・バトナの和解でテロリストの拠点を襲い、地域の日常停戦の時間の後に和解のいくつかの点を捕らえた。

また、軍の砲兵部隊とミサイル部隊は、カフ・バトナ内のテロリストの地位を打ち負かし、多くのテロリストを殺傷した。

フィールド筋によれば、軍隊の男性はカフ・バトナの半分以上を支配しているという。

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ハラブジャは覚えている:サダムの化学兵器攻撃の30周年記念

ハラブジャは覚えている:サダムの化学兵器攻撃の30周年記念

2018年3月18日12:07
 

 

イラクのクルド人は、ハラブジャの町にある元イラク独裁者、サダムフセインによる化学攻撃を受けて30年を迎えている。イランの西側国境近くにあるハラブハは1988年3月16日にイランとのイラク戦争の最後の日に爆撃された。致命的な攻撃で約5,000人の人々(主に民間人)が死亡し、約10,000人が負傷した。

      

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イラク軍はモスル近くのシニア大統領を捕まえる

イラク軍はモスル近くのシニア大統領を捕まえる

2018年3月18日11時32分
 

 

イラク軍は、タクフィリのテログループ内で「著名な」郵便を保持していた逃亡者のダエシュの首謀者を捕獲した。

イラクニュースのウェブサイトによると、イラクのニュースサイトによると、イラク北部のモスル市北部、ニネベ州の首都アルシャイカラ村には、テロの恐れがあるという。

テロリストのリーダーは、ニネベのためのタクフィリグループの「警察長」として機能し、メンバーの収入を集めていた。

かつてはDaeshのいわゆる本部であったモスルは、昨年7月に解放され、そこでは首謀者が州のタル・カイフの町のBadush山脈に隠れていました。

Daeshは、2014年にイラクで流血と恐怖のキャンペーンを展開し、国の北部と西部の爆発的な進歩を克服した。イラク陸軍の兵士と連合軍の戦闘機は、その後、Daeshを取り除き、紛失した領土を取り戻すための操業を開始した。

大統領のハイデル・アル・アバディ首相がタクフィリスに対する最終的な勝利を発表した2017年12月、イラクでのテシェの領土統治は終わりを迎えた。

以来、イラク軍とその同盟国は、同国の残党のために国を梳かしている。

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Sayyed Imam Ali Khamenei:Rajabの月は神への懇願の機会です

Sayyed Imam Ali Khamenei:Rajabの月は神への懇願の機会です

2018年3月18日12:19
 

 

議長とイランの専門家集会のメンバーとの会合でイスラムウンマと抑圧されたSayyed Imam Ali Khamenei指導者は、全能者の神の仲間と同伴者は、「善の前線」のための決定的で安心して歓迎する約束であり、 「この明白な神の約束を実現するための条件は、社会への信仰の推進と敬虔さに対する実践的な約束のために、学者、役人、教育および宣伝機関の職務の遂行である貴族主義からの棄権、忍耐力と一緒に努力と努力をしている」

イスラムのウンマと抑圧されたSayyedの指導者、イマム・アリ・ハメネイは、専門家集会の非常に高い感度と優れた立場を思い出し、同時に「この総会は著名な学術的側面を持ち、実際には相互接続政治と宗教の問題だ」と述べた。

最高指導者は、イランの厳しい戦いと、敵の本格的な攻撃に対する政治的、経済的、社会的、文化的、そして治安的な困難な戦争を指摘し、実際には、この立場に反対し、イスラム共和国がこれを開始したと信じているイスラム共和国と宗教国家の存在の本質と、一神教、社会正義、専制主義との戦い、イスラム教徒のための支援など、イスラム教徒の設立の目標と目標だけでなく、この仮定は一種の監視である。抑圧された宗教の敵を戦争に追いやり、聖クルアーンの詩に繰り返し引用されているように、善の前線は常に歴史を通じて悪の攻撃を受けてきました。

イスラムのウンマと抑圧されたイヤム・アリー・カメネイの指導者は、正義と正義との間の絶え間ない対立の重要なポイントは、正面の勝利についての全能の神の決定的な約束であり、「もちろん、この約束の達成このような誠実な動機、忍耐、洞察、努力、そして忍耐を条件付けし、これらの条件を観察することに対する忠実な約束に頼って、この約束の実現は明白で不可能な神聖な伝統の一部です。

最高指導者は、聖なるクルアーンの頻繁で多様な表現が、神全能者の仲間、同行者、そして良いフロントのサポートを記述することは、クルアーンの非常に重要で、心地よく、最も心温まる詩であり、「神の約束と約束に対する信仰を通して預言者や神の使者たちは、イスラム革命と聖なる国防[1980年代のイラク侵攻]の勝利の中で、神様からのこの支援と仲間入りを目の当たりにしたように、この誓いを歴史の様々な瞬間に現実に変えました。 "

イスラムウンマと抑圧されたSayyedイマーム・アリ・ハメネイの指導者は、全能の神の仲間のための条件の中に信仰と敬虔と善意があると言って、「職員、学者、ミニバー(モスクの壇からの声)教育省(Ministry)、教育省(Ministry of Science、Research and Technology)、とりわけイスラム共和国のような広大な機器では、放送のための条件の実現に関する任務を果たさなければならない全能の神の仲間、すなわち社会における「信仰、敬虔さと善良な耕作」。

最高指導者は、米国とシオニズムの巨大な政治、金融、軍事、安全保障、文化面の攻撃に直面した国の忍耐力と成果は、偉大な地層に信仰と敬虔の存在の祝福をもたらした「イスラム革命の指導者は、同時に、専門家集会などの関係者や学者が口頭での宣伝よりも効果的であるとの行動を述べて、次のように述べている。たとえ公衆の目の前で行われていなくても、公務員や学者による勤勉と努力、神の慈悲を引き出し、人々に大きな影響力を及ぼし、人々の信仰がより強くなり、わたしたちの言葉と行動の間に差異が見られないとき、正しい道を自信を持って踏み出す」。

イスラムウマと抑圧されたSayyedのリーダーAli Khameneiは、イスラム共和国の後期創設者を引用した。Imam Khomeiniの実践的な性質と実際的な指導は、彼の奇跡的な成功の理由の一つであり、 "これらのポイントの実現は、全能の神と私たちは神全能者の伴侶を楽しむようになり、勇敢な力を勇敢に、そして同時に、賢く効率的に扱います。

正確な情報に基づいてイスラムウンマと抑圧されたSayyedイマームアリカメネイの指導者は、新しい発芽と若い世代の有望な世代に満足を表明し、「晩年の人々を見たことのない忠実な、イマムと聖なる国防総省は、革命の目標を堅実かつ深い信念をもって追求している」と述べた。
同氏は、「イランにとって、今日よりもはるかに良い未来への私の信念を強化した、若くて勤勉な、 "

最高責任者は、「もちろん、私たちは人々の生計やその他の問題を認識しています。しかし、私たちは、国に不溶な問題はないと信じており、今後数日間にこれらの問題について国民と話し合うことを喜んでいる」と述べた。
イスラム革命の指導者も、議長の報告に感謝の意を表明した最近の専門家会議でシンクタンクの形成に満足している」と述べた。

イスラムUmmahと抑圧されたSayyedのリーダーAlam Khameneiはまた、栄光の学者の地位の高揚を最近亡くし、祈った専門家集会で、テヘランの代表者であるAyatollah Nasrallah Shahabadiの記念式典を記念しました。 "

最高指導者はまた、Rajabの次の祝福された月を指摘し、この陰暦暦月は、懇願、呼び出し、神への接近の機会であると述べた。

イスラームウンマと抑圧されたサイ・イマーム・アリ・ハメネイ氏の発言に先立ち、専門家集会の活動報告があり、シンクタンクの形成を指摘し、「専門家集会は、イスラム革命の動きの進歩と問題とマクロ評価を監視し、調査し、談話を生成し、目標を概説するという目標を監視すること」

アヤトッラー・ハシェミ・シャロウディ氏は、第5回専門家会議の第4回会合で、「この会議では、文化的な問題や生活の問題が専門家会議のスピーチの中で最も重要なポイントだ」と述べた。

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