シリア騒乱と修羅の世界情勢

第三次世界大戦を阻止するブログです。

中国がアメリカをWTO提訴

2018年04月07日 | シリア
  • 中国がアメリカをWTO提訴

中国が、中国からの輸入品に対する追加関税を理由に、アメリカをWTO世界貿易機関に提訴しました

イルナー通信によりますと、中国商務省は、6日金曜、声明を発し、WTOの規約に基づいた、国からの輸入品への追加関税に関する損害の補填について、アメリカが中国との対話を控えているため、中国は自国の権利と利益を守るため、WTOにおける対立解消のプロセスに着手せざるを得ないとしました。

この声明ではまた、アメリカの中国からの輸入品に対する追加関税は、多国間貿易体制の無差別の原則に反しており、WTOの取り決めに反しているとしました。

アメリカ商務省通商代表部は、4日水曜、500億ドルに相当する中国からの輸入品1300品目に対して、25%の関税を課すと発表しました。

この行動は、中国財務省、商務省、貿易団体の強い反発を招いています。

2018年04月06日16時57分
         

パレスチナ問題に関する最高指導者の見解

2018年04月07日 | シリア
  • イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師

イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師が、パレスチナ・イスラム抵抗運動ハマスのハニヤ政治局長からの最近の書簡に対し、パレスチナ人とその戦士を完全に支援するイランの不変の立場を強調し、パレスチナ問題を解決する方法として、イスラム世界の抵抗グループを強化し、占領政権とその支援者との戦いを拡大することを挙げました。

ハーメネイー師は、4日水曜、闘争と抵抗は、抑圧されたパレスチナ人を救う唯一の方法であり、この勇敢で誇り高い人々が受けた傷を癒す唯一の手段だとし、「欺瞞的な政権との協議に向かうことは、許されない大きな過ちであり、パレスチナ人の勝利を遅らせ、この抑圧された人々に、損害以外の結果をもたらさないだろう」と強調しました。

先ごろ、ハニヤ政治局長は、ハーメネイー師に宛てた書簡の中で、パレスチナ抵抗運動への最高指導者の指導とイラン国民の支援を賞賛しました。

イランは、パレスチナの虐げられた人々と彼らの理想を本当に支持し、擁護する世界で唯一の国です。抑圧された人々の権利を実現するために、彼らを支持することは、イランの外交政策の原則です。そして、パレスチナ人への全面的な支援は、この原則を象徴するものです。

 

ハニヤ政治局長

 

シオニスト政権の支援を受けたイランのパフラヴィー政権の崩壊により、1979年、テヘランにあるシオニスト政権の大使館が閉鎖され、その後、パレスチナの大使館が開設されました。また、イスラム共和国の創始者、ホメイニー師のイニシアチブにより、イスラム教徒の断食月の最後の金曜日が、パレスチナ人を支持する世界ゴッツの日と名づけられました。イランのさまざまな決定や政策により、パレスチナ問題は、アラブ諸国に限られた問題ではなく、イスラム世界や世界全体の問題となり、現在、国際世論は、パレスチナ人の抑圧された立場を理解するようになっています。

イランは、パレスチナ人の抵抗を物質的、精神的に支援するのと同時に、政治分野でも、パレスチナ問題の解決に向け、多大な努力を行ってきました。パレスチナ領土を離れて住む人々も含めたすべてのパレスチナ人が自由な選挙に参加し、自分たちの将来について決定を下すことは、パレスチナ問題の解決のためのイランの政治的な計画案です。イランはパレスチナ問題を、地中海からヨルダン川までと見なしており、この計画は、シオニスト、アメリカ、そして彼らの地域の支持者たちの強い反発に直面しています。

パレスチナ問題の政治的な解決への妨害、パレスチナ人の理想を排除するための、一部のアラブ諸国の裏切りによる、シオニストとの和解の強要の中で、インティファーダ・抵抗は、シオニスト政権に対するパレスチナ人の若者の70年の闘争の歴史において、光り輝いています。第一次、第二次インティファーダ、そして現在の聖地のインティファーダは、パレスチナ難民の祖国帰還を中心に、パレスチナの理想を実現するための可能性に変わっています。

シオニスト政権に対する抵抗の継続は、パレスチナの理想に数々の勝利をもたらしています。2017年、彼らはアクサーモスクの入り口にセキュリティゲートを設置することに失敗しました。現在も、祖国帰還の権利を求める大規模なデモが行われており、これは、イスラエルとその支援者の理不尽な要求に対する抵抗の拡大が、功を奏していることを物語っています。パレスチナ人の若者による、祖国帰還の権利を訴えるデモの実施は、インティファーダの可能性を倍増させ、シオニスト政権、アメリカ、一部のアラブ諸国の政治家に対し、パレスチナとイスラエルの「世紀の取り引き」を実現するための努力は、パレスチナ人戦士の大きな反発に直面するだろうと警告を発しています。

パレスチナ人の理想と権利を排除しようとするアメリカ、シオニスト政権、サウジアラビアの3カ国の協力は、和平が蜃気楼であることを、これまで以上に物語っています。現在、トランプ政権の発足とサウジアラビアによるシオニスト政権との国交正常化に向けた動きにより、和平が表現だけを変えた形で追求されています。

このような状況の中で、イスラム世界とパレスチナにおける闘争を強化することは、これらの陰謀を失敗させるために不可欠となっているのです。

2018年04月05日20時31分
         

パレスチナ問題に関する最高指導者の見解

2018年04月07日 | シリア
  • イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師

イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師が、パレスチナ・イスラム抵抗運動ハマスのハニヤ政治局長からの最近の書簡に対し、パレスチナ人とその戦士を完全に支援するイランの不変の立場を強調し、パレスチナ問題を解決する方法として、イスラム世界の抵抗グループを強化し、占領政権とその支援者との戦いを拡大することを挙げました。

ハーメネイー師は、4日水曜、闘争と抵抗は、抑圧されたパレスチナ人を救う唯一の方法であり、この勇敢で誇り高い人々が受けた傷を癒す唯一の手段だとし、「欺瞞的な政権との協議に向かうことは、許されない大きな過ちであり、パレスチナ人の勝利を遅らせ、この抑圧された人々に、損害以外の結果をもたらさないだろう」と強調しました。

先ごろ、ハニヤ政治局長は、ハーメネイー師に宛てた書簡の中で、パレスチナ抵抗運動への最高指導者の指導とイラン国民の支援を賞賛しました。

イランは、パレスチナの虐げられた人々と彼らの理想を本当に支持し、擁護する世界で唯一の国です。抑圧された人々の権利を実現するために、彼らを支持することは、イランの外交政策の原則です。そして、パレスチナ人への全面的な支援は、この原則を象徴するものです。

 

ハニヤ政治局長

 

シオニスト政権の支援を受けたイランのパフラヴィー政権の崩壊により、1979年、テヘランにあるシオニスト政権の大使館が閉鎖され、その後、パレスチナの大使館が開設されました。また、イスラム共和国の創始者、ホメイニー師のイニシアチブにより、イスラム教徒の断食月の最後の金曜日が、パレスチナ人を支持する世界ゴッツの日と名づけられました。イランのさまざまな決定や政策により、パレスチナ問題は、アラブ諸国に限られた問題ではなく、イスラム世界や世界全体の問題となり、現在、国際世論は、パレスチナ人の抑圧された立場を理解するようになっています。

イランは、パレスチナ人の抵抗を物質的、精神的に支援するのと同時に、政治分野でも、パレスチナ問題の解決に向け、多大な努力を行ってきました。パレスチナ領土を離れて住む人々も含めたすべてのパレスチナ人が自由な選挙に参加し、自分たちの将来について決定を下すことは、パレスチナ問題の解決のためのイランの政治的な計画案です。イランはパレスチナ問題を、地中海からヨルダン川までと見なしており、この計画は、シオニスト、アメリカ、そして彼らの地域の支持者たちの強い反発に直面しています。

パレスチナ問題の政治的な解決への妨害、パレスチナ人の理想を排除するための、一部のアラブ諸国の裏切りによる、シオニストとの和解の強要の中で、インティファーダ・抵抗は、シオニスト政権に対するパレスチナ人の若者の70年の闘争の歴史において、光り輝いています。第一次、第二次インティファーダ、そして現在の聖地のインティファーダは、パレスチナ難民の祖国帰還を中心に、パレスチナの理想を実現するための可能性に変わっています。

シオニスト政権に対する抵抗の継続は、パレスチナの理想に数々の勝利をもたらしています。2017年、彼らはアクサーモスクの入り口にセキュリティゲートを設置することに失敗しました。現在も、祖国帰還の権利を求める大規模なデモが行われており、これは、イスラエルとその支援者の理不尽な要求に対する抵抗の拡大が、功を奏していることを物語っています。パレスチナ人の若者による、祖国帰還の権利を訴えるデモの実施は、インティファーダの可能性を倍増させ、シオニスト政権、アメリカ、一部のアラブ諸国の政治家に対し、パレスチナとイスラエルの「世紀の取り引き」を実現するための努力は、パレスチナ人戦士の大きな反発に直面するだろうと警告を発しています。

パレスチナ人の理想と権利を排除しようとするアメリカ、シオニスト政権、サウジアラビアの3カ国の協力は、和平が蜃気楼であることを、これまで以上に物語っています。現在、トランプ政権の発足とサウジアラビアによるシオニスト政権との国交正常化に向けた動きにより、和平が表現だけを変えた形で追求されています。

このような状況の中で、イスラム世界とパレスチナにおける闘争を強化することは、これらの陰謀を失敗させるために不可欠となっているのです。

2018年04月05日20時31分
         

ロシア外相、「シリア軍はテロとの戦いで最強の勢力」

2018年04月07日 | シリア
  • ロシア外相、「シリア軍はテロとの戦いの最強の勢力」

ロシアのラブロフ外務大臣が、「シリアのテロと戦うことのできる最強の勢力は、シリア政府軍だ」と語りました。

タスニーム通信によりますと、ラブロフ外相は、17日火曜、オーストリア・ウィーンでのシリアの反体制派との協議後、記者会見し、シリア政府軍は、シリアのテロとの戦いにおいて最強の勢力であるとし、「シリアのアサド大統領に退陣を迫ることはできない。アサド大統領は、反体制派との対話や移行政権の樹立など、すべての国際的な決定への遵守を強調している」と語りました。

また、「アメリカやその他の国々のシリアに対する制裁は、シリアの人々の苦痛を増しただけだ」としました。

さらに、「シリアの反体制派とシリア危機に関する協議を続けていく」としました。

ラブロフ外相は、「特にトルコの国境からのテロリストへの武器の供与の停止に関しても協議した」と述べました。

シリア問題に関する協議は、17日、ウィーンで開催されました。

2016年05月18日18時24分
         

ロシアの欧米脱出

2018年04月07日 | シリア

アメリカ軍・基地

2018年4月 6日 (金)

ロシアの欧米脱出

Peter Koenig
Global Research
2018年3月30日

これまでに、欧米 - アメリカ、カナダ、オーストラリアと、ヨーロッパの超傀儡諸国、全体で25カ国以上が - 130人以上のロシア外交官を国外追放した。全て、元ロシア/ MI6二重スパイ、セルゲイ・スクリパリ (66)とモスクワから父親に会いに来ていた娘のユリア(33)へのロシアによる神経ガス攻撃とされるものに対する懲罰としてのものだ。

2010年に、イギリスとのスパイ交換で、プーチン大統領が彼の実刑を猶予して以来、セルゲイ・スクリパリは、イギリスで過去7年間暮らしていた。父と娘の親子は、3月4日、イギリス、ソールズベリーにあるセルゲイの家からさほど遠くない公園のベンチにもたれているのを発見されたことになっている。同じ神経ガスの痕跡が、スクリパリ家のドアで発見されたようだ。

一方、ロシアは報復行動欧米外交官追放を開始した - 一回目として60人、加えて、サンクトペテルブルクのアメリカ領事館閉鎖だ。ラブロフ外相によれば、更に色々続く可能性が高い。西-東、そして東-西の外交官脱出や、対抗する脱出がおきるだろう。まるで幼稚園のお遊戯のようだが - もちろん欧米による、ロシアに対する露骨な挑発と、特に、76%を超える圧倒的多数の支持による再選後、プーチン大統領中傷の継続なのだ。これは何の中身もない、NATOの対ロシア攻撃のエスカレーション強化を正当化するための挑発だ。戦争の警鐘が鳴っている - 子供でさえわかウソ、軽蔑に値する茶番だ。恐怖からか、愚かさからか見ることを望まない、目の見えない傀儡連中が、アメリカがそそのかし、イギリスが実行した、この新たな反ロシア攻勢を支持している。

ノビチョクと呼ばれる神経ガスは、1970年代にソ連によって製造されたが、後に禁止され、国際監視のもとで破壊された。ノビチョク‘発明者’は、どうやらアメリカで暮らしているようだ。プーチン大統領は、もし旧ソ連だけが製造した軍用ノビチョクが使用されていれば、生存者などいなかったはずだと述べた。

謎めいたイギリス国防(戦争)省のポートン・ダウン研究所は、親子が公園のベンチで発見されたとされる場所から、わずか13キロしか離れていないことを、ほとんど誰も語らない。ポートン・ダウンは化学兵器と生物兵器の極めて先進的な研究所は、人間や動物に対するものも含め“実験”を行う7000万ドル以上の契約をペンタゴンと結んでいる。ポートン・ダウン研究所には、ノビチョクを製造する能力があるのだ。

ブルガリア人調査ジャーナリスト、ディリヤナ・ガイタンジエワによるポートン・ダウンに関する記事全文を読む。

https://southfront.org/salisbury-nerve-agent-attack-reveals-70-million-pentagon-program-porton/.

現時点では - 警察が報じている以外 - セルゲイとユリア・スクリパリが、うさんくさい公園ベンチで発見されたことの証明はない。民間人目撃者はいない。二人がどこで治療を受けているのか、二人の現在の健康状態はどうなのかイギリス政府は公表していない。ラブロフ外務大臣が再三主張しているように、1960年代のイギリスとロシア(ソ連)間の協定によれば、両国はそれぞれの国民の健康に関し、問い合わせ、調査する権利を有するというが、3月29日のイギリス公式声明は、ユリアは状態が良く、回復しつつあるが、父親は依然重体だが、安定状態だと言う(ガーディアン、2018年3月29日)。本当だろうか? - 二人のうち一人あるいは両方が回復し、事件の十分な記憶を公表したら一体どうなるだろう?

二人が実際、セルゲイの自宅で毒ガス攻撃されていたり、あるいは神経ガスで汚染するため、拉致され、ポートン・ダウン研究所につれてこられ、その後公園のベンチに打ち捨てられたとしたらどうだろう? イギリスは一体なぜ、ロシアに対して持っているであろういかなる‘証拠’も明かそうとしないのだろう? - 二人がどこで治療を受けているのかの詳細も皆無だ。 - 面会は許されない。ロシアの調査協力の申し出は笑い飛ばされ、拒否された。これはロシアと、再選されたプーチン大統領に対する、イギリス最高指導部による法外な非難が続くよう、巧妙に仕組まれたMI6 / CIA偽旗作戦なのだろうか?

この犯罪的プロパガンダ事件は、余りにウソと、ぬれぎぬと欺瞞に満ちているのに、25以上の (これまでに) 欧米諸国を、ロシアが決して行っていないのが確実なことに対して、一斉に、ロシアを非難し、制裁するよう引きずりこんでいる。論理的に考えるだけで -  近来すっかり愚かになった欧米にとって、厳しい課題なのは私も十分承知しているが - 論理を考えれば、子供でも、ロシアがそのような悪質な行為を実行するなど全く意味をなさないことがわかるはずだ。そこで、いつもの疑問になる。cui bono - 誰の利益になるのか? - 答えは全く明快だ。このインチキで恩恵を受けるのは、戦争屋のアメリカ/ NATOと、どの政府もウソを、ロシアが非難されていることが真実でないことを十分承知しているのに、いくじなく長年も、ウソについてくる哀れな属国同盟諸国だ。

更にふんだり蹴ったりなのが、エクアドル新大統領レニン・モレノが、数日前、2012年7月以来、ロンドンのエクアドル大使館に政治亡命しているウイキリークスの編集者、ジュリアン・アサンジを沈黙させたことだ。モレノの発言禁止命令の下で、もはやアサンジは、 誰とも、どんな形でも連絡は許されず、訪問者も許されない。あきらかに国民に対する裏切り者と化したモレノの公式理由は、 アサンジが、元カタルーニャ州首相カルラス・プッチダモンのドイツでの逮捕に抗議するツイートをしたことだ。モレノは、アサンジを、エクアドル大使館で、ある種の独房に閉じ込めたのだ。一体誰がモレノに、そうするよう命令したのだろう? - この推測は読者の皆様にお任せしよう。いずれにせよ、モレノは、大半の欧米世界“指導者”と同様、売女になったのだ。

イギリス政府に対するアサンジの激しい批判、特に、スクリパリ毒ガス攻撃事件を巡る、ロシアと、特にプーチン大統領に対するテリーザ・メイ首相と外務大臣と国防大臣の辛辣で不当な非難と中傷が、本当の理由である可能性が高い。アサンジは、逮捕され、アメリカに引き渡され、そこで拷問に直面し、最悪の場合は死刑になる可能性の恐れから、大使館を出ることができないのだ。

外交関係

これを一歩進めてみよう。欧米とロシア間の外交関係は完全に崩壊した。扉は閉じられた。ロシアは欧米を必要としていない。だが欧米、特にヨーロッパは何百年も、緊密な同盟国、貿易相手として、ロシアが是が非でも必要だったし、これからも必要だ。結局は見捨てられる欧米は、兵器化された難民や偽旗テロ攻撃で、ワシントンによって、日々益々隷属させられ、更なる軍国主義化や、抑圧と検閲や、ギリシャはその一例に過ぎない公共財やインフラの民営化、更に、ウオール街の民間銀行と、トロイカ(IMF、欧州中央銀行、欧州委員会)が押しつけた負債による絞殺に至り、欧米は、ロシアに、ドアを開けて、ロシアの親切さを - 欧米の目に余る不当な扱いや、際限のない悪魔化にもかかわらず、ロシアがほぼ過去20年間にわたり欧米に示してくれた親切さと心の広さを示してくれるよう乞うようになるだろう。

欧米の英米-シオニストが率いる帝国は崩壊するだろう。時間だけの問題だが、崩壊は確実だ。現在、一部ではなく、全ての欧米“指導者”(原文通り)が、破壊主義のワシントンに協力することで自分たちが自殺しつつあり、しかも、これは大多数のヨーロッパ諸国民の意思に反していることを理解している。それなのに、連中は自壊の道を進んでいる。一体なぜだろう? - 連中は個人的に脅されているのだろうか、それとも、ホワイト・ハウスとペンタゴンが率いる陰の政府の命令に従えば、たっぷり報償をもらえるのだろうか?

欧米が、ロシアのドアを必死にノックする日が来るかも知れない - 話しをさせてくれ、あなた方が必要だと。しかし、彼らがワシントンによる全滅という奈落に引きずり込まれないようにできた場合しか、そうはならない。愚かな彼らは、そういうことをしかねない。更なる幾つかのウソで、ロシアが行ってもいない人類に対する犯罪のかどで、ロシアを非難し、戦争、壊滅的核戦争を引き起こすのだ。口実は、シリアの対“自国民”サリン攻撃という新たな偽旗で、偽って、バッシャール・アル・アサドのせいにする可能性もある。あるいは、ミサイルがイスラエルに命中し、セルゲイとユリア・スクリパリの事件で、イギリスが行ったと同じ何の証拠もない熱烈なプロパガンダで、イランのせいにする。あるいは対北朝鮮 - 来月(4月)、トランプと金正恩との交渉中に、アメリカ/西欧が、例えば、グアムから偽旗ミサイルを発射し、それが日本に命中し、インフラを破壊し、人々を殺害し、即座にそれを朝鮮民主主義人民共和国のせいにする、いかなる証拠も無しに、誰もあえて、あからさまなウソに反駁しなくなるほどのイギリス式の酷烈なキャンペーンで。

現在のイギリスのどぎつく、激しいロシア中傷キャンペーンが、今後起きるもっと恐ろしいことのリハーサルに過ぎなかったとしたらどうだろう? - 今や欧米社会の精神状態は、ヒトラーのプロパガンダ省、ゲッベルス発言の水準になっている - “私にマスコミを支配させてくれれば、どの国民でも豚の群れに変えてみせる”。そう、欧米はそうなっている。豚の群れに。

Peter Koenigは、経済学者で、地政学専門家。彼は水資源と環境専門家でもある。彼は30年以上、世界銀行と、世界保健機関で、世界中で、環境と水資源について広範囲に働いた。彼はアメリカ、ヨーロッパや南米の大学で講義をしている。彼は、Global Research、ICH、RT、Sputnik News、PressTV; The 21st Century、TeleSur、The Vineyard of The Saker Blogや、他のインターネット・サイトに良く寄稿している。彼は事実と、世界銀行での世界中での30年間という経験に基づいたフィクションの「Implosion - An Economic Thriller about War、Environmental Destruction and Corporate Greed」の著者でもある。彼は「The World Order and Revolution! - Essays from the Resistance」の共著者でもある。

本記事初出は、Global Research
Copyright  Peter Koenig、Global Research、2018年

記事原文のurl:https://www.globalresearch.ca/russian-exodus-from-the-west/5634121
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ロシアの欧米脱出

2018年04月07日 | シリア

アメリカ軍・基地

2018年4月 6日 (金)

ロシアの欧米脱出

Peter Koenig
Global Research
2018年3月30日

これまでに、欧米 - アメリカ、カナダ、オーストラリアと、ヨーロッパの超傀儡諸国、全体で25カ国以上が - 130人以上のロシア外交官を国外追放した。全て、元ロシア/ MI6二重スパイ、セルゲイ・スクリパリ (66)とモスクワから父親に会いに来ていた娘のユリア(33)へのロシアによる神経ガス攻撃とされるものに対する懲罰としてのものだ。

2010年に、イギリスとのスパイ交換で、プーチン大統領が彼の実刑を猶予して以来、セルゲイ・スクリパリは、イギリスで過去7年間暮らしていた。父と娘の親子は、3月4日、イギリス、ソールズベリーにあるセルゲイの家からさほど遠くない公園のベンチにもたれているのを発見されたことになっている。同じ神経ガスの痕跡が、スクリパリ家のドアで発見されたようだ。

一方、ロシアは報復行動欧米外交官追放を開始した - 一回目として60人、加えて、サンクトペテルブルクのアメリカ領事館閉鎖だ。ラブロフ外相によれば、更に色々続く可能性が高い。西-東、そして東-西の外交官脱出や、対抗する脱出がおきるだろう。まるで幼稚園のお遊戯のようだが - もちろん欧米による、ロシアに対する露骨な挑発と、特に、76%を超える圧倒的多数の支持による再選後、プーチン大統領中傷の継続なのだ。これは何の中身もない、NATOの対ロシア攻撃のエスカレーション強化を正当化するための挑発だ。戦争の警鐘が鳴っている - 子供でさえわかウソ、軽蔑に値する茶番だ。恐怖からか、愚かさからか見ることを望まない、目の見えない傀儡連中が、アメリカがそそのかし、イギリスが実行した、この新たな反ロシア攻勢を支持している。

ノビチョクと呼ばれる神経ガスは、1970年代にソ連によって製造されたが、後に禁止され、国際監視のもとで破壊された。ノビチョク‘発明者’は、どうやらアメリカで暮らしているようだ。プーチン大統領は、もし旧ソ連だけが製造した軍用ノビチョクが使用されていれば、生存者などいなかったはずだと述べた。

謎めいたイギリス国防(戦争)省のポートン・ダウン研究所は、親子が公園のベンチで発見されたとされる場所から、わずか13キロしか離れていないことを、ほとんど誰も語らない。ポートン・ダウンは化学兵器と生物兵器の極めて先進的な研究所は、人間や動物に対するものも含め“実験”を行う7000万ドル以上の契約をペンタゴンと結んでいる。ポートン・ダウン研究所には、ノビチョクを製造する能力があるのだ。

ブルガリア人調査ジャーナリスト、ディリヤナ・ガイタンジエワによるポートン・ダウンに関する記事全文を読む。

https://southfront.org/salisbury-nerve-agent-attack-reveals-70-million-pentagon-program-porton/.

現時点では - 警察が報じている以外 - セルゲイとユリア・スクリパリが、うさんくさい公園ベンチで発見されたことの証明はない。民間人目撃者はいない。二人がどこで治療を受けているのか、二人の現在の健康状態はどうなのかイギリス政府は公表していない。ラブロフ外務大臣が再三主張しているように、1960年代のイギリスとロシア(ソ連)間の協定によれば、両国はそれぞれの国民の健康に関し、問い合わせ、調査する権利を有するというが、3月29日のイギリス公式声明は、ユリアは状態が良く、回復しつつあるが、父親は依然重体だが、安定状態だと言う(ガーディアン、2018年3月29日)。本当だろうか? - 二人のうち一人あるいは両方が回復し、事件の十分な記憶を公表したら一体どうなるだろう?

二人が実際、セルゲイの自宅で毒ガス攻撃されていたり、あるいは神経ガスで汚染するため、拉致され、ポートン・ダウン研究所につれてこられ、その後公園のベンチに打ち捨てられたとしたらどうだろう? イギリスは一体なぜ、ロシアに対して持っているであろういかなる‘証拠’も明かそうとしないのだろう? - 二人がどこで治療を受けているのかの詳細も皆無だ。 - 面会は許されない。ロシアの調査協力の申し出は笑い飛ばされ、拒否された。これはロシアと、再選されたプーチン大統領に対する、イギリス最高指導部による法外な非難が続くよう、巧妙に仕組まれたMI6 / CIA偽旗作戦なのだろうか?

この犯罪的プロパガンダ事件は、余りにウソと、ぬれぎぬと欺瞞に満ちているのに、25以上の (これまでに) 欧米諸国を、ロシアが決して行っていないのが確実なことに対して、一斉に、ロシアを非難し、制裁するよう引きずりこんでいる。論理的に考えるだけで -  近来すっかり愚かになった欧米にとって、厳しい課題なのは私も十分承知しているが - 論理を考えれば、子供でも、ロシアがそのような悪質な行為を実行するなど全く意味をなさないことがわかるはずだ。そこで、いつもの疑問になる。cui bono - 誰の利益になるのか? - 答えは全く明快だ。このインチキで恩恵を受けるのは、戦争屋のアメリカ/ NATOと、どの政府もウソを、ロシアが非難されていることが真実でないことを十分承知しているのに、いくじなく長年も、ウソについてくる哀れな属国同盟諸国だ。

更にふんだり蹴ったりなのが、エクアドル新大統領レニン・モレノが、数日前、2012年7月以来、ロンドンのエクアドル大使館に政治亡命しているウイキリークスの編集者、ジュリアン・アサンジを沈黙させたことだ。モレノの発言禁止命令の下で、もはやアサンジは、 誰とも、どんな形でも連絡は許されず、訪問者も許されない。あきらかに国民に対する裏切り者と化したモレノの公式理由は、 アサンジが、元カタルーニャ州首相カルラス・プッチダモンのドイツでの逮捕に抗議するツイートをしたことだ。モレノは、アサンジを、エクアドル大使館で、ある種の独房に閉じ込めたのだ。一体誰がモレノに、そうするよう命令したのだろう? - この推測は読者の皆様にお任せしよう。いずれにせよ、モレノは、大半の欧米世界“指導者”と同様、売女になったのだ。

イギリス政府に対するアサンジの激しい批判、特に、スクリパリ毒ガス攻撃事件を巡る、ロシアと、特にプーチン大統領に対するテリーザ・メイ首相と外務大臣と国防大臣の辛辣で不当な非難と中傷が、本当の理由である可能性が高い。アサンジは、逮捕され、アメリカに引き渡され、そこで拷問に直面し、最悪の場合は死刑になる可能性の恐れから、大使館を出ることができないのだ。

外交関係

これを一歩進めてみよう。欧米とロシア間の外交関係は完全に崩壊した。扉は閉じられた。ロシアは欧米を必要としていない。だが欧米、特にヨーロッパは何百年も、緊密な同盟国、貿易相手として、ロシアが是が非でも必要だったし、これからも必要だ。結局は見捨てられる欧米は、兵器化された難民や偽旗テロ攻撃で、ワシントンによって、日々益々隷属させられ、更なる軍国主義化や、抑圧と検閲や、ギリシャはその一例に過ぎない公共財やインフラの民営化、更に、ウオール街の民間銀行と、トロイカ(IMF、欧州中央銀行、欧州委員会)が押しつけた負債による絞殺に至り、欧米は、ロシアに、ドアを開けて、ロシアの親切さを - 欧米の目に余る不当な扱いや、際限のない悪魔化にもかかわらず、ロシアがほぼ過去20年間にわたり欧米に示してくれた親切さと心の広さを示してくれるよう乞うようになるだろう。

欧米の英米-シオニストが率いる帝国は崩壊するだろう。時間だけの問題だが、崩壊は確実だ。現在、一部ではなく、全ての欧米“指導者”(原文通り)が、破壊主義のワシントンに協力することで自分たちが自殺しつつあり、しかも、これは大多数のヨーロッパ諸国民の意思に反していることを理解している。それなのに、連中は自壊の道を進んでいる。一体なぜだろう? - 連中は個人的に脅されているのだろうか、それとも、ホワイト・ハウスとペンタゴンが率いる陰の政府の命令に従えば、たっぷり報償をもらえるのだろうか?

欧米が、ロシアのドアを必死にノックする日が来るかも知れない - 話しをさせてくれ、あなた方が必要だと。しかし、彼らがワシントンによる全滅という奈落に引きずり込まれないようにできた場合しか、そうはならない。愚かな彼らは、そういうことをしかねない。更なる幾つかのウソで、ロシアが行ってもいない人類に対する犯罪のかどで、ロシアを非難し、戦争、壊滅的核戦争を引き起こすのだ。口実は、シリアの対“自国民”サリン攻撃という新たな偽旗で、偽って、バッシャール・アル・アサドのせいにする可能性もある。あるいは、ミサイルがイスラエルに命中し、セルゲイとユリア・スクリパリの事件で、イギリスが行ったと同じ何の証拠もない熱烈なプロパガンダで、イランのせいにする。あるいは対北朝鮮 - 来月(4月)、トランプと金正恩との交渉中に、アメリカ/西欧が、例えば、グアムから偽旗ミサイルを発射し、それが日本に命中し、インフラを破壊し、人々を殺害し、即座にそれを朝鮮民主主義人民共和国のせいにする、いかなる証拠も無しに、誰もあえて、あからさまなウソに反駁しなくなるほどのイギリス式の酷烈なキャンペーンで。

現在のイギリスのどぎつく、激しいロシア中傷キャンペーンが、今後起きるもっと恐ろしいことのリハーサルに過ぎなかったとしたらどうだろう? - 今や欧米社会の精神状態は、ヒトラーのプロパガンダ省、ゲッベルス発言の水準になっている - “私にマスコミを支配させてくれれば、どの国民でも豚の群れに変えてみせる”。そう、欧米はそうなっている。豚の群れに。

Peter Koenigは、経済学者で、地政学専門家。彼は水資源と環境専門家でもある。彼は30年以上、世界銀行と、世界保健機関で、世界中で、環境と水資源について広範囲に働いた。彼はアメリカ、ヨーロッパや南米の大学で講義をしている。彼は、Global Research、ICH、RT、Sputnik News、PressTV; The 21st Century、TeleSur、The Vineyard of The Saker Blogや、他のインターネット・サイトに良く寄稿している。彼は事実と、世界銀行での世界中での30年間という経験に基づいたフィクションの「Implosion - An Economic Thriller about War、Environmental Destruction and Corporate Greed」の著者でもある。彼は「The World Order and Revolution! - Essays from the Resistance」の共著者でもある。

本記事初出は、Global Research
Copyright  Peter Koenig、Global Research、2018年

記事原文のurl:https://www.globalresearch.ca/russian-exodus-from-the-west/5634121
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米国の世界戦略をめぐり、ネオコンとジャボチンスキー派の対立が激化している可能性

2018年04月07日 | シリア
2018.04.07
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 ドナルド・トランプ大統領はアメリカ軍をシリアから引き揚げると口にする一方、中国に経済戦争を、またロシアに外交戦争を仕掛けている。ロシアとの国境近くで軍事力を増強、ロシアから「レッド・ライン」を超えたと非難されている。中露に対する挑発は冷戦の成功体験にすがってのことかもしれないが、以前とは状況が違う。アメリカはシリア侵略に失敗、撤退は間違った政策ではないが、石油資源をアメリカ支配層が諦めることはないだろう。つまり支配層との対立が激しくなる。イスラエルやサウジアラビアはイラン攻撃をアメリカへ要求、この方面も撤退には反対だろう。

 

 1992年2月に国防総省のDPG草案という形で作成された世界制覇プラン、いわゆるウォルフォウィッツ・ドクトリンからも推測できるように、ネオコンのプランには中東全域の石油資源支配も含まれている。そこでイラク、シリア、イランという自立度の高い体制を破壊しようとしたわけだ。

 

 何度も書いてきたが、1991年の段階でポール・ウォルフォウィッツ国防次官(当時)はイラク、シリア、イランを殲滅すると語っていた。これはウェズリー・クラーク元欧州連合軍最高司令官が2007年に語っている。(3月10月

 

 クラークによると、2001年9月11日にニューヨークの世界貿易センターとバージニア州アーリントンの国防総省本部庁舎(ペンタゴン)が攻撃されてから10日ほどのち、統合参謀本部で攻撃予定国のリストが存在することを知らされたともクラークは語っている。まずイラク、ついでシリア、レバノン、リビア、ソマリア、スーダン、そして最後にイランの順だったという。2003年3月にイラクをアメリカ主導軍が先制攻撃した後、2011年2月にリビアへ、そして同年3月にシリアへアル・カイダ系武装集団、つまり1970年代の終盤に作られた傭兵システムを使って侵略したわけだ。

 

 リビアとシリアを侵略した黒幕はアメリカ、イスラエル、サウジアラビアの三国同盟、イギリスとフランスのサイクス-ピコ協定コンビ、オスマン帝国の復活を夢想していたトルコ、そして天然ガスのパイプライン建設をシリアに拒否されたカタールなどだ。そのうちトルコとカタールはすでに離脱している。

 

 リビアのムアンマル・アル・カダフィ体制はNATOとアル・カイダ系武装集団が連携して2011年10月に破壊したが、シリアのバシャール・アル・アサド政権を倒すことはできなかった。シリア政府の要請でロシア軍が2015年9月30日から軍事介入、いまではアル・カイダ系武装集団やそこから派生したダーイッシュ(実態に大差はない)は壊滅状態。そこでアメリカはクルドを新たな手先にしてイラクからシリアにいたる地域に「満州国」を建設しようとしたが、トルコ軍の軍事侵攻でアメリカとクルドとの関係は微妙になっている。

 

 アメリカ軍は勝手にシリアで基地を建設してきた。トルコ政府によると、アメリカ軍が建設した基地の数は13だが、ロシアの安全保障会議はアメリカ軍は20カ所に基地を作ったとしている。トランプ大統領は自国軍を引き上げると言っているが、アメリカ、フランス、イギリスの3カ国はシリアに展開している特殊部隊を増強中だ。トルコでの報道によると、フランスはシリアの北西部、トルコとの国境近くに5つの秘密基地を建設済み。

 

 アメリカの場合、特殊部隊はCIAとの関係が深く、統合参謀本部の意向に関係なく侵略戦争を継続する可能性もある。CIAを創設したのはウォール街の大物たちで、トランプの仲間とは言えない。クルドを使うだけでなく、シリア侵攻の黒幕たちは新たな武装集団を編成して侵略戦争を継続しようとする可能性もある。特殊部隊の動きを見る限り、シリアから撤退するようには見えない。

 

 マイケル・フリン元DIA局長が解任されたあとに国家安全保障補佐官に就任したH・R・マクマスター中将はデビッド・ペトレイアス大将の子分として有名。そのペトレイアスは中央軍司令官、ISAF司令官兼アフガニスタン駐留アメリカ軍司令官、CIA長官を歴任した人物で、リチャード・チェイニー元副大統領やヒラリー・クリントン元国務長官に近い。この人脈には世界的な投機家として知られているジョージ・ソロスも含まれ、議会はその影響下にある。つまりネオコンだ。

 

 それに対し、ジョン・ボルトンはトランプ大統領と同じように、シェルドン・アデルソンの影響下にある人物。必然的にイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相につながる。以前にも何度か書いたが、ネタニヤフ首相の父親、ベンシオン・ネタニヤフはニューヨークでウラジミール・ジャボチンスキーの秘書として働いている。

 

 ジャボチンスキーは1925年に戦闘的シオニスト団体の「修正主義シオニスト世界連合」を結成した人物で、1931年にはテロ組織と言われているイルグンを組織した。そこから飛び出したアブラハム・スターンが1940年に創設した新たなテロ組織がレヒ、いわゆるスターン・ギャングだ。スターン・ギャングが作られた年にジャボチンスキーは心臓発作で死亡した。

 

 ネオコンの思想的な支柱と言われている人物はシカゴ大学の教授だったレオ・ストラウスで、ウォルフォウィッツは同教授の下で博士号を取得している。戦略面はやはりシカゴ大学の教授だったアルバート・ウールステッターが大きな影響を及ぼした。

 

 後にネオコンと呼ばれる集団の中核を占める人々は若い頃、ヘンリー・ジャクソン議員の事務所で訓練を受けていた。1972年の大統領選挙で戦争反対を訴えていた民主党の大統領候補、ジョージ・マクガバンを落選させるため、民主党内に反マクガバン派のCDM(民主党多数派連合)を編成している。このCDMからネオコンは生まれるが、その集団に「元トロツキスト」も多い。レオン・トロツキーの信奉者だった、あるいはそう名乗っていたということだ。投機家のジョージ・ソロスやヒラリー・クリントンもこの人脈に属している。

 

 現在、イスラエルではソロスとネタニヤフが戦っているようだが、当然だろう。ボルトンはネタニヤフ側だ。ボルトンがシオニストであることは確かだが、ネオコンと呼ぶべきではないかもしれない。

 

 トランプ政権はCIAやFBIという機関と対立しているが、ボルトンはイスラエルの情報機関モサドの長官と接触していると言われている。モサドはジャボチンスキーの人脈と関係が深い。

 

 サウジアラビアのモハメド・ビン・サルマン皇太子もアデルソンに近く、イスラエルとの同盟関係を隠そうとせず、反パレスチナを公言している。こうした発言やエルサレムへのアメリカ大使館移設は中東の人々を必要以上に刺激すると中東支配という目的にとってマイナスになると考えているネオコンとは意見が違うが、この段階になると、ネオコンは修復できないだろう。

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最終更新日  2018.04.07 04:50:50 

HOUTHISは主要サウジアラビア軍基地(ビデオ)で別の「ミサイル」発射

2018年04月07日 | シリア

HOUTHIS、主要サウジアラビア軍基地(ビデオ)で別の「ミサイル」発射

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(/・ω・)/houthis頑張れ

 

4月6日、イエメンのミサイル勢力は、サウジ南部ナジュラン州のサウジ陸軍の「クアット・アル・ワジブ(Quat al-Wajib)」と呼ばれるバディール1「弾道ミサイル"。

この攻撃は、イエメンのミサイル軍の公式声明によると、「民間人に対するサウジ主導の連合犯罪」への対応だった。

Yemeni Missiles Forceは、Badir-1が「弾道ミサイル」であると主張しているが、現実には、イラン製の固体燃料砲ロケットFajir-3を現地で作成したものである。

一方、サウジアラビアの報道によれば、ロイヤル・サウジアラビア防衛軍(RSADF)は、Najran州のパトリオット地対空ミサイルシステムでイエメンのロケットを迎撃した。ソースはまた、成功した傍受のビデオをリリースした。

Houthisは3月22日に最初に明らかにされて以来、Badir-1砲撃ロケットで5回の攻撃を行ったこれは、Houthisが今やイエメンの中でこれらの進歩ロケットの大量生産を可能にしていることを示しています。近い将来、Houthiはパトリオットシステムを克服するために、ロケットの新しいバージョンを発表する可能性もあります。

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東部のGhoutaの外に4000人が武装し、軍隊は囚人を解放する

2018年04月07日 | シリア

4,000人の武装兵士とその家族が、到着キャンプの人道廊下を通って、「人道的停戦」の開始以来、Ghouta東部を出発した。

これは、シリアでの紛争当事者間の和解のロシア中央大統領によって発表された、と付け加えた記者会見で木曜日に一般ユーリAvetochenko、「東部Ghoutaから過激派の出力の活性相の初めから、人道回廊を使用するには、到着キャンプ、約4,000家族で武装します。」

「私たち役員の助けを借りて、違法武装集団が拘留していた家族のうち5人が解放された」と付け加えた。

これは、常に北アレッポ県のJarablosエリアに移動する過激派とその家族、それらから抜け出すために続けて都市の例外、ダマスカスの東部郊外にあるテロリストの最後の砦、と、3月31日/月、全体の東Ghoutaの解放に、シリア軍のリーダーシップを発表しました。

政府軍は、テロリストの動きのリストには、両方のTsnfema国連異なる武装組織、最も顕著なの過激派グループ「Daesh」とワッハーブ派フロント勝利に属する武装集団に立ち向かうている武力紛争の月/ 2011年3月以来、シリアの苦しみ。

Ghouta東部は、イラン、ロシア、トルコの統制部隊が統括するシリアの4つの削減ゾーンの1つです。

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米国はエネルギーと武器の世界市場を支配するためにロシアとの対立を強化している

2018年04月07日 | シリア

米国はエネルギーと武器の世界市場を支配するためにロシアとの対立を強化している

公開日:06.04.2018 | 22:42 GMT |

最終更新日:07.04.2018 | 04:08 GMT |ワールドニュース

米国はエネルギーと武器の世界市場を支配するためにロシアとの対立を強化している 米国財務省
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米国は、世界市場、特にエネルギーと武器に対する米国の利益を守るために、最も制裁措置を講じて、ロシアに対する圧力を強化している。

ロシアに対する米国制裁の新たな拡大には、ロシアの武器輸出を主目的とした唯一のRuss Auburn Exportを含め、7人の高級ビジネスマン、17人の高官、「Kremlin List」と15の企業、機関が含まれていた。

米国政府は、この制裁は「特定の出来事への対応ではなく、ロシアの凶悪かつ大胆な活動のすべてに対応するために行われた」と述べた。  

その動きは、するために、世界中の「悪質な不安定化」の政策を追求するロシア政府の二国間関係の友好的で正当化するときワシントンにも、非難している「西洋民主主義国家を弱体化させます。」

ロシア政府は利益で働いていることは、関心が(半島)の継続的な占領を含む世界中の悪意のある活動の範囲に関与クリミアと扇動にされ寡頭制と政府エリートに不釣り合いである」と主張し、金曜日に発表した声明で制裁に米財務省の公式見解を報告ウクライナ東部での暴力や供給体制(シリア代表取締役社長)アサド材料や武器は、西洋民主主義を破壊し、悪意のあるサイバー活動を行うための試みで民間人を爆撃できました。」

新たな制裁措置は、昨年8月のドナルド・トランプ米大統領の署名を受けたCAATSA法の下で適用されている。 

この制限システムは、個性や機関だけでなく制裁を課す可能性がリストに含まれていることができますローベルと、リスト上の人々の利益のためにケース「を行っ重要な資金移転」との締約国彼のような他のものとは異なります。

法律によって議会が制裁を解除する大統領の決定を妨げることを許す限り、CAATSAが課した制裁の廃止は、不可能ではないにしても極めて困難である。

制裁措置には、ブラックリストに載っているかブラックリストに載っている個人の資産をすべて凍結し、米国市民がその国で働くことを妨げ、米国のビザ制度を米国財務省が指定する人々に制限することが含まれる。

米国とロシアの関係に対して、制裁は新たな打撃を与える

彼は、「ビジネスの自由と自由競争、そして世界経済の統合プロセスへの損傷を破壊を目的とした別の間違った動きを。」「米ロ関係への新たな打撃」としてそれらを記述し、ワシントンの制裁でロシア大使館を批判し、

彼女は、彼が両国の議会、手順があること最高の証拠間の対話復活させるために懸命に働いたことを知って、「ブラックリスト」に、コンスタンチンKosachyov、ロシア連邦院の国際委員会の委員長を含めることをロシア大使館を強調し、 『包括的かつ計画的な文字を保持します。』

大使館はまた、制裁を「ロシア社会を分裂させる」米国の試みを反映していると見ている。

制裁は新しい冷戦に向けた意図的な一歩だ

アイデアは内側からロシア社会の分裂に顔Mudbrohaすべてのそのエネルギーは、彼らが実現した後、邪悪を増加させ、米国とその同盟国によって制裁の戦争は4年以上のためにロシアに対して起こしている」と言っ述べたと、ロシア連邦院の防衛と安全保障委員会の合意第一副、フランスClintsavic、制裁を課すことによって、経済や社会圏を含む社会の基本部門の仕事を損なう彼らの計画は失敗した。

彼は、「新しい冷戦のための慎重な行動」制裁の適用を追加した。

世界的な安全保障を低下させ、テロとの戦いにおいて両国間の交流の機会を減らすために、制裁が世界的な政治情勢に悪影響を及ぼすことは、

目標は、グローバル市場における米国企業の競争優位を確保することです

彼女は「ロスOoborunエクスポートは、」財団の新しい制裁を課したロシアの武器を、輸出し、同社の「Roastej」政府の所有者を強調し、彼は動きを守ったことを強調し、「世界の武器市場からロシアを削除するだけの言い訳」で、ロシアはその中に米国への最強のライバルであることを指摘市場では年間約150億ドル相当の武器と機器の輸出が行われています。

また、制裁の賦課を「不公平な競争、それ自体が過酷で実利的なもの」とも呼んだ。

ターンでは、ロシアの国会議事堂での国際関係委員会の会長、レオニード・スルツキー、制裁は、「古い大陸に輸出しようとしているロシアに対するアメリカのヒステリーの現象は、そのワシントンに加えて、市場で米国企業の競争力を確保するために、制裁体制を活用し続けてグローバル "。

彼は、ロシアの政策と事業を圧迫しようとする試みが「失敗する運命」であり、米国とロシアの関係の格差が深まるとの確信を表明した。

セルゲイJeleznaak、党の副事務総長「統一ロシア」判決は、米国の制裁キャンペーンはイギリスのスパイセルゲイSkrebaglの中毒を起こした場合の製作と一緒に来ることを、言った、「彼らを責めると、彼女は犯していない罪を告白しようとすることを拒否し、ロシアの位置、に圧力をかけるために。」

商工ロシア、ウラジミールBadalkoの商工会議所の副社長:「誰が、これらの制裁を恐れてではありませんが、それは確かに不安要因であり、そのような措置は彼らの競争相手を保つために、そしてアレクセイ・ミラー、の頭の上に制裁を課すことを意味してアメリカ人」「ガスプロムは試みを示しています競合他社を抑える。

ロシアの「北トレント2」ガスパイプラインプロジェクトの開発を止めようとしている

言った アレクサンダーBasichwik、で分析の頭で国家安全保障基金場のエネルギーは、と言ったアメリカ人がいるに制裁を課し凍結しようとすると、プロジェクトを「北のストリーム2」「それがあることを考えると困難な作業状態が継続発行、関係の仕事」このプロジェクトにライセンスを。 

「このプロジェクトの急速な発展は、ロシアがヨーロッパのエネルギー市場を何らかの形で拡大するのを阻止するためにワシントンを推進する」   

我々の「西側のパートナー」は実際に敵と敵であることを認識する時です

彼は、欧米諸国が増加したり、様々な側面から、すべてのレベルでロシアへの圧力が、こと、政治アナリスト、モスクワ州立大学、アンドレVorsovで歴史の教授を予測「そのに焦点を当て、公式やメディアのレベルが正しくない制裁の重要性を誇張します。」

元米大統領ビル・クリントンが言ったので:「我々はロシアが超大国であることを許すが、唯一の唯一の状態は帝国になり、米国、」ロシアに向けてその位置のコアからワシントンを変更しませんでしたが、ロシアが始まったとき、最近の期間中に国への圧力を増加しますクリエイアがロシアの強さに復帰して以来、特に世界の舞台で活躍している - ボルソフが加わりました。 

ロシア外務省の西側諸機関から呼び出された人々は、最近、ロシアをライバルとライバルと見なしていると公然に述べている」と述べ、「彼らが我々の敵であることを認識する時だ」と述べた。

制裁はまた、ロシアの内部状況を悪化させ、社会的緊張を悪化させることを目的としている。

ロシアのアナリストは、彼が放棄しなければならないと言って結論し、「通常西のアクションに応答をし、エリツィンの大統領にさかのぼる彼の文と位置を待ち、そして代わりにロシアは彼の行動に注意を払うべきではない、と本当の独立性を行動します。」

出典:代理店

インサアハノバ