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昨年の英国王室 公務回数が増加した唯一のメンバーは? キャサリン妃にも高評価

2022.01.06
著者:Hint-Pot編集部
タグ: キャサリン妃, ウイリアム王子, ロイヤルファミリー

ウイリアム王子とキャサリン妃


 さまざまな困難に直面しながらも、多数の公務をこなして英国民に明るい話題を提供した2021年の王室ファミリー。中でも、ウイリアム王子とキャサリン妃は新型コロナウイルスの影響を受けながらも積極的に活動しており、それは数字の面でも顕著に表れているようだ。2022年以降も“未来の国王夫妻”の活躍ぶりに期待が膨らんでいる。
 ◇ ◇ ◇

2021年王室の公務は2065回 コロナ禍以前との比較では4割以上も減少
 2021年は王室にとって激動の一年だった。4月にフィリップ殿下が99歳で逝去。長年連れ添った最愛の夫を失ったエリザベス女王も10月下旬に予備検査で一晩入院し、11月に入ってからは腰の不調で重要公務を取りやめるなど、体調不良に悩まされた。
 これに加え、2020年から続く新型コロナウイルスの影響で王室メンバーによる公務も激減した。収束の兆しを見せたと思われた矢先、昨年秋には新型コロナウイルスの変異株・オミクロン株が流行。女王が楽しみにしていた、王室メンバーとプライベートで過ごすクリスマスも中止となり、社会情勢も不透明なものとなった。
 そんな中、英大衆紙「デイリー・ミラー」はカナダの英国王室専門家パトリシア・トレブル氏が算出した、2021年の王室メンバーによる公務回数を掲載。全公務回数は2065回で、2020年から35%増加したと報じた。2019年(コロナ禍以前)との比較では59.5%に過ぎないが、個別の数字を見ると興味深い結果が浮き彫りになってくる。
 最も公務回数が多かったのは、227回のウイリアム王子。2019年より増加した唯一の王室メンバーだという。また、115回のキャサリン妃は昨年からわずかに1回減っただけ。減少数という点では2019年と比較すると王室で最も少なく、妃がこの一年で注目度が高いプロジェクトなどに参加してステップアップを果たしたことが評価されている。
 この数字についてトレブル氏は「彼らの全体的な関与のレベルはそれほど変わっていないが、他の上級王族が(新型コロナウイルスの)パンデミックの間に公務を大きく減らしたことを見ると、注目すべき事実だ」と見ている。
 確かに、体調不良にも悩まされたエリザベス女王の2021年の公務回数は182件。2020年の127件よりは増加したが、2019年の291件からは大きく減った。2021年の公務数が381回でトップだったアン王女にしても、486回もあった2019年からは22%減少。本来なら最も多くの公務をこなすはずのチャールズ皇太子も371回にとどまった。これはパンデミック前と比較して、3分の2ほどだったという。
 トレブル氏はこうした数字の推移について「過去2年間のパンデミックによる激動が、2021年とパンデミック前の年との直接的な比較を不可能にしていることは明らか」と前置きしながらも「王室の公務の減少は(各地の)訪問を手配することが難しくなったため」と分析。その上で「高齢の王族は今後、請け負う公務がさらに減少すると考えられるため、パンデミックの影響で公務が減少した現在の傾向は、この先も続く可能性が高いと推測できる」としている。
(Hint-Pot編集部)

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【写真】ウイリアム王子とキャサリン妃 クリスマスキャロル・コンサートで見つめ合う姿が実に素敵



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キャサリン妃 今後10年の変化は「最も困難なものになる可能性」 王室専門家が指摘

2022.01.16
著者:Hint-Pot編集部
タグ: キャサリン妃, ロイヤルファミリー

キャサリン妃【写真:AP】


 キャサリン妃が今年迎えた40歳の誕生日は、美麗なバースデーフォトの公開などで大きな注目集めた。一方で、エリザベス女王に続きチャールズ皇太子が即位し、妃の夫ウイリアム王子が皇太子「プリンス・オブ・ウェールズ」になる日も刻一刻と近づいている。“未来の王妃”であり、さらには“未来の国王の母”でもある妃。そこで王室専門家2人は、妃が今後の10年で迎える変化を予測。「最も困難なものになる可能性」などが語られている。
 ◇ ◇ ◇

ダイアナ元妃と比較されることに「いつも敏感だった」
 今年はエリザベス女王が在位70周年を迎える歴史的な年。「プラチナ・ジュビリー」として数々の祝賀行事やイベントが企画されている一方、4月に96歳を迎えるエリザベス女王には退位に関する噂も絶えない。ただし現状では、君主の座が生前に引き継がれる可能性は薄いとの見方が大勢のようだ。
 とはいえ、止まらない時の流れは、キャサリン妃が王妃になる日を確実に近づけている。そこで、王室専門家のダンカン・ラーコム氏とケイティ・ニコール氏は英雑誌「OK!」に対し、妃が迎える今後の変化について推測を語った。
 ラーコム氏はまず、「この変化(移行)は最も困難なものになる可能性があります」と述べた。その根拠は多くある。まずは、即位したチャールズ皇太子からウイリアム王子に皇太子の称号「プリンス・オブ・ウェールズ」が与えられた場合、妃は王子から「プリンセス・オブ・ウェールズ」の称号を与えられる可能性があるということだ。それはすなわち、ダイアナ元妃の象徴的な称号を名乗るということ。
 これについて同氏は、キャサリン妃がダイアナ元妃と比較されることに「いつも敏感だった」事実を指摘。「彼女(キャサリン妃)はジュエリーや洋服でダイアナ(元妃)に度々敬意を表していますが、その役目までは決して引き継ぎませんでした」と、これまでの心情を明かした。
 しかし、一連の変化は否応なしに訪れ、「プリンセス・オブ・ウェールズ」の次には王妃となる。ラーコム氏は妃が「とてもリアリスト」であるとした上で、「彼女はこの変化に対して準備をしている一方で、家族や仕事など、より近い将来にもフォーカスしようとしています」と、聡明な妃が現状と未来を冷静に見据えている状況を語った。

ウイリアム王子とヘンリー王子には「和解してほしいと強く思っている」
 では、近い未来に訪れる変化とはどのようなものだろうか。これについてニコール氏は、すでに妃が公務に打ち込んでいる状況を挙げた。そのため、今後も活躍を目にする機会が増えると予測され、「(ウイリアム王子)夫妻がエリザベス女王の代わりに、より政治的にセンシティブな公務に参加するでしょう。これは英国の新しい『ソフトな政治外交の武器』となります」と予測した。
 女王の支援に加え、女王と王子夫妻の子どもたち3人が過ごす時間を増やす目的から、女王が暮らすウィンザー城へ転居する可能性も高いという。さらにウイリアム王子とヘンリー王子の関係についても、「和解してほしいと強く思っています。彼女は根っからのピースメーカーなのです」と断言した。
 また、ラーコム氏によると、妃はいずれ国王となる長男ジョージ王子に対して、ウイリアム王子とともに“その意味”を説明し始めているという。同氏は「ジョージ(王子)は自身の運命を理解し始めたばかりですが、ケイト(キャサリン妃の愛称)はその旅路をすでに計画しています」とも述べた。しかし、この計画とはジョージ王子の性格や感情を“隠させる”ことではないそうだ。
 ニコール氏も、妃が世の子どもと家族という存在すべてに深い愛情を抱いている事実を指摘。妃が公務などで子どもたちと接すると「何か特別なことが彼女に起こります。彼女は目に見えて明るくなり、とてもオープンになるのです」とその様子を語った。そして「子どもたちの問題などに取り組むことが使命だと、彼女(キャサリン妃)は悟ったのだと思います。この先もずっと取り組んでいくでしょう」と予測している。
 皇太子妃を経て王妃になるという、今後の壮大な旅路。英国に身を捧げる一方で、3人にとってはかけがえのない母であり続けるというプライベートの顔もある。聡明な妃がこうした変化の数々をいかに受け入れ、さらに前進を続けるのか。ファンはますます目を離すことができなくなるだろう。
(Hint-Pot編集部)

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【写真】キャサリン妃 美麗さで大きな話題を呼んだ40歳のバースデーフォト



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