今日は、私の祖父の7回忌 と 曽祖母の17回忌の法事があった
普段はあまり思い出すことのない 二人だか 良く考えたら ホントに かわいがってもらった。
ひいおばあちゃんは私が中学1年の 私の母の誕生日に 亡くなった。
病院に入院する前日も いつもどおり 一緒にお風呂に入った。 89歳だった
祖父は、長男が生まれる直前に 病気がわかった。 肺がんだった。しかも 進行が 早い癌で、余命1~2ヶ月という診断。
長男は 祖父にとって 初めての曾孫。 私は 思い出を作ってあげようと必死だった。 首の座ってない長男をお風呂にいれてもらった お宮参りの後の親戚みんなでの食事会は 祖父の好きな うなぎにした。祖父にとって それは最後の外食となった。 また 写真もとった。お宮参りの写真は とってもいい笑顔だった。その笑顔が遺影となった。 最後の正月には 得意な創作詩吟を印刷した。 死の1ヶ月前。その詩は 感謝でいっぱいだった。
病気が分かった祖父は、、抗がん剤の治療のための 入院。治療が終わり 退院 その繰り返し。
80歳を間近にした祖父には 大変な治療であっただろう。辛い治療だっただろう しかも祖父は 自分が癌と知らない。
私がこういう立場になり、自分が 癌 という 経験をし 告知の必要性を感じている 祖父は、自分の命の限りを知らなかった。
もしかして知っていたら 祖父は、違ったのかもしれない、
私は 自分の病気を知って そして 治療できて ホントによかったと思う。
確かに 辛い告知。でも そこを乗り越えたから 得た 感情や 得た経験は たくさん。 だから乗り越えることができたんだと思う。
ただ ショックを与えないため 悲しませないため だけに 告知しないのは 癌になった本人にとって 幸せなことなのかは 分からない。
祖父の弟も同じ癌で この世を去っている おじさんは、病気について知っていた 死ぬ 数日前、兄弟や親戚を集め 一人一人に感謝の言葉を伝えて 旅立った。
感謝された側は 今でもその言葉を忘れない。
余命1~2ヶ月と宣告された 祖父、結局 長男が7ヶ月になる直前に 亡くなったー
祖父が もし 病気のことを知っていたら 今も生きる祖母に 何か言って旅立っただろう。
癌という病気 もしかしたらすごく素敵な病気なのかも と 思う 余命がわかる病気。 それは あとどれだけしか生きれないという宣告ではなく あと どれだけ生きることができるという宣告なんだと思う
その宣告があれば ちゃんとやりたいこと 言いたいことを やっていける。
それは 残される人間にとっても ありがたいことだ。 後悔のない時間を 家族で過ごすことができるだろう
もし 余命が分かったら あなたはどうしますか? 誰に会いたいですか 誰かに何を伝えたいですか
ホントは 余命がわかる前の 今から 常に そう思っていなければならないかもしれないけどね
だって 明日 何があるか わからない、
くしくも。今日は、阪神大震災の日。
普段はあまり思い出すことのない 二人だか 良く考えたら ホントに かわいがってもらった。
ひいおばあちゃんは私が中学1年の 私の母の誕生日に 亡くなった。
病院に入院する前日も いつもどおり 一緒にお風呂に入った。 89歳だった
祖父は、長男が生まれる直前に 病気がわかった。 肺がんだった。しかも 進行が 早い癌で、余命1~2ヶ月という診断。
長男は 祖父にとって 初めての曾孫。 私は 思い出を作ってあげようと必死だった。 首の座ってない長男をお風呂にいれてもらった お宮参りの後の親戚みんなでの食事会は 祖父の好きな うなぎにした。祖父にとって それは最後の外食となった。 また 写真もとった。お宮参りの写真は とってもいい笑顔だった。その笑顔が遺影となった。 最後の正月には 得意な創作詩吟を印刷した。 死の1ヶ月前。その詩は 感謝でいっぱいだった。
病気が分かった祖父は、、抗がん剤の治療のための 入院。治療が終わり 退院 その繰り返し。
80歳を間近にした祖父には 大変な治療であっただろう。辛い治療だっただろう しかも祖父は 自分が癌と知らない。
私がこういう立場になり、自分が 癌 という 経験をし 告知の必要性を感じている 祖父は、自分の命の限りを知らなかった。
もしかして知っていたら 祖父は、違ったのかもしれない、
私は 自分の病気を知って そして 治療できて ホントによかったと思う。
確かに 辛い告知。でも そこを乗り越えたから 得た 感情や 得た経験は たくさん。 だから乗り越えることができたんだと思う。
ただ ショックを与えないため 悲しませないため だけに 告知しないのは 癌になった本人にとって 幸せなことなのかは 分からない。
祖父の弟も同じ癌で この世を去っている おじさんは、病気について知っていた 死ぬ 数日前、兄弟や親戚を集め 一人一人に感謝の言葉を伝えて 旅立った。
感謝された側は 今でもその言葉を忘れない。
余命1~2ヶ月と宣告された 祖父、結局 長男が7ヶ月になる直前に 亡くなったー
祖父が もし 病気のことを知っていたら 今も生きる祖母に 何か言って旅立っただろう。
癌という病気 もしかしたらすごく素敵な病気なのかも と 思う 余命がわかる病気。 それは あとどれだけしか生きれないという宣告ではなく あと どれだけ生きることができるという宣告なんだと思う
その宣告があれば ちゃんとやりたいこと 言いたいことを やっていける。
それは 残される人間にとっても ありがたいことだ。 後悔のない時間を 家族で過ごすことができるだろう
もし 余命が分かったら あなたはどうしますか? 誰に会いたいですか 誰かに何を伝えたいですか
ホントは 余命がわかる前の 今から 常に そう思っていなければならないかもしれないけどね
だって 明日 何があるか わからない、
くしくも。今日は、阪神大震災の日。