森のきのこの自然観察な日々

身近な自然を日々観察しています

カモミールに集う

2024-06-04 18:23:10 | 裏山

今日は菜園で虫探し
キュウリやズッキーニの花にもチョウやハチが集まるが
ハーブとして利用しているカモミールには特に多い。
因みにカモミール(キク科一年草)は、江戸時代(19世紀初め)に
ポルトガル人やオランダ人を介して日本に入り
そのリンゴに似た香りからハーブティーに利用されている。



アカスジカメムシ
セリ科野菜の花で見ることが多いがカモミールにも来るのだ。

イチゴハナゾウムシ
菜園では、初見

ハラアカマルセイボウ
こちらも菜園で初見、里山では踏み固められた山道やヒメジョオンの花で
見ることが多いセイボウ。

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裏山虫便り

2024-05-15 18:01:34 | 裏山

春野菜の片付けの合間に周辺を歩いてみた。
菜園のデラウエア古木には、美麗種アカガネサルハムシが多く集まり。
境界のベニカナメモチにはルリカミキリが現れ始めた。

アカガネサルハムシのカップル

境界のベニカナメモチには、ルリカミキリ

雑木林の方は、エゴノキでツルクビオトシブミの揺藍は
見られたものの、製作中は見られず。
クヌギやコナラの葉も硬くなってきており
オトシブミの揺藍作りは、ピークを過ぎたようだ。

道沿いにあるマユミの若葉にいたヒメハダゾウムシ
食べ痕から出る汁に誘われてクロヤマアリの仲間も来ていた。

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落ちない葉っぱⅡと裏山のアカゲラ

2024-01-28 11:27:18 | 裏山

まずは、落ちない葉っぱⅡから
昨日のこと、今年まだ見ていないトラツグミを探してみようと
里山公園へ行ってみた。
道路をバイクで走っていると、どこかで見た方々が歩いて来た。
なんと観察会仲間のこごみさんだったのだった。
それでは、ということで園路を一緒に歩いていくと
2年前にミスジチョウの越冬幼虫がいたタムケヤマモミジに
同じようについているのが見られた。
これもしっかりと糸で固定されていて、ちょっとやそっとで落ちたりしない
きっとご利益あるでしょう。

ミスジチョウ越冬幼虫
柄から葉先まで吐いた糸で頑丈に固定されている。

お次は、今朝の散策から
来月末に植え付けるジャガイモの土作をした後で裏山の雑木林を
歩いていたら、カラ類の群れに混じったアカゲラ♂が見られた。
冬季に河畔林や里山公園の雑木林で見ることがあったけれど
裏山で見たのは初めてだ。
やはりナラ枯れで餌が多いのが原因なのかもしれない。

コナラの木を突いて採餌するアカゲラ♂

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裏山便りーヤツデの葉裏

2023-12-22 15:08:23 | 裏山

北国の人からみたら、0度程度なら緩いくらいだね。
と言われてしまうだろうが、ここ東京郊外でも
厳しい寒さが続くようになってきた。

こうなると河原で座っての張り込みは、躊躇われたので
気温の上がる午後に
裏山を歩いてみた。
クヌギ、コナラでアカシジミとウラナミアカシジミの越冬卵を
しつこく探してみるが、見つかるのはミズイロオナガシジミの卵のみ。
枝探しは、あまり報われずだったが、散策路にあるヤツデの葉裏で
クロスジサジホソヨコバイとヒゲナガサシガメ幼虫が見られた。

ミズイロオナガシジミ越冬卵
オオミドリシジミ、ミドリシジミと本種の卵は見つけやすいのだが
アカシジミとウラナミアカシジミは、卵にカモフラージュを施すので
見つけるのは難易度高い。

エダシャクの幼虫
枝を繋いで三角形を作って枝になりきり。

クロスジホソサジヨコバイ♀
ヤツデの葉裏で越冬中
尾部の黒い2つの点は、こちらが頭部だよとのアピール

ヒゲナガサシガメ幼虫
ヤツデの葉裏にピッタリと貼りついて越冬中。

ヒゲナガサシガメ尾部
今まで気が付かなかったけれど、こちらも尾部に偽の目玉があるようだ。

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枝探し

2023-12-17 16:37:01 | 裏山

暖かい日が続いていたけれど、季節はそれなりに進み
木々もほとんど葉を落として、満遍なく日があたるようになった。
凸凹した枝上で越冬する虫達を
探すのには好条件。
越冬虫探しの季節の開幕だ。

雑木林はナラ枯れで、枯死した木が多く見られるが
園路脇にある手で届く位置にあるコナラや
クヌギの枝を
手繰りながら探していく。

オオミドリシジミ越冬卵
成虫も少なくなってきたけれど、生存確認となる卵を
久しぶりに2個見ることができた。

コミミズク幼虫
枝探しをしていると頻度良く姿を見せてくれる。
アカシジミ&ウラナミアカシジミの卵も探してみたが

今日は見つけられず。
エノキの実を食べるイカルの群れを見て散策終了。

コメント (2)
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