森のきのこの自然観察な日々

身近な自然を日々観察しています

落ちない葉っぱⅡと裏山のアカゲラ

2024-01-28 11:27:18 | 裏山

まずは、落ちない葉っぱⅡから
昨日のこと、今年まだ見ていないトラツグミを探してみようと
里山公園へ行ってみた。
道路をバイクで走っていると、どこかで見た方々が歩いて来た。
なんと観察会仲間のこごみさんだったのだった。
それでは、ということで園路を一緒に歩いていくと
2年前にミスジチョウの越冬幼虫がいたタムケヤマモミジに
同じようについているのが見られた。
これもしっかりと糸で固定されていて、ちょっとやそっとで落ちたりしない
きっとご利益あるでしょう。

ミスジチョウ越冬幼虫
柄から葉先まで吐いた糸で頑丈に固定されている。

お次は、今朝の散策から
来月末に植え付けるジャガイモの土作をした後で裏山の雑木林を
歩いていたら、カラ類の群れに混じったアカゲラ♂が見られた。
冬季に河畔林や里山公園の雑木林で見ることがあったけれど
裏山で見たのは初めてだ。
やはりナラ枯れで餌が多いのが原因なのかもしれない。

コナラの木を突いて採餌するアカゲラ♂

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早朝散歩ーイソヒヨドリ現る

2024-01-24 16:47:44 | 野鳥

寒波が入って、最高気温7度ととてつもなく寒い日になった。
朝方の散歩も手が痺れるくらいだったがに川沿いや裏山の雑木林
では切り株上にタカ類に襲われたドバトの羽が散らばっていた。
寒さに耐えるためには、とにかく食べることなのだろう
痕跡以外には、枯れ木を突くアオゲラ♂や人家周りで餌を探す
イソヒヨドリ♂を久しぶりに見ることができた。

オオタカの仕業か?ドバトの解体痕

枯れ木を突くアオゲラ♂
ナラ枯れで枯れた木は良い餌場になっているようだ。

住居周りで餌を探すイソヒヨドリ♂
ご近所では川沿いで出合う機会が多い、橋桁や立体駐車場で子育てもしていて
数は少ないながらも棲みついている。

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ワンドの忍者達

2024-01-22 16:37:54 | 川辺

久しぶりに定点観察しているワンドで張り込み。
『チャツ チャツ』の鳴き声とともに頻繁に姿を見せてくれたのはウグイス
繁殖期には梢にとまって『ホーホケキョ』としきりに囀る姿を見せるが
この時期には藪からなかなか出て来てくれないのだ。


藪から出てきたウグイス

2時間ほど経って何も現れないので、帰ろうかなと思っていたら
ちょっと説明し難い金属音のような鳴き声が藪から聞こえてきた。
注意して見ていると、かさこそとクイナが姿を現した。


岸辺に現れたクイナ
縄張り内を採餌しながら移動しているようだ。

藪からなかなか出てこない習性や環境に溶け込む羽の色といい
忍者のような2種だと思う。

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茅ヶ崎公園観察会

2024-01-20 17:44:55 | 花虫観察会

昨日は、5年ぶりとなる茅ヶ崎公園観察会を催した。
時折、小雨降る生憎の天気となったが仲町台駅改札には
集合時間10時前には生き物を
見つける気満々の6人が集合していた。

 12の目で自然観察園までの道中を小枝、街灯、トイレの外壁
落ち葉裏等を注意深く見ながら歩いていくと

フユシャク、カメムシ、冬鳥などが次々と姿を見せてくれた。

手摺で見られた虫達

ナミスジフユナミシャク♀
ナミスジフユナミシャク♂

トイレの外壁にも色々

ウスバフユシャク♂(左下)とシロオビフユシャク♂

エノキ樹下の落ち葉だまりを探してみると。

ゴマダラチョウ越冬幼虫

エノキの枯れ葉裏でカメノコテントウ

グミのようなクロスジサジホソヨコバイ幼虫
ヤツデの葉裏を3か所ほどで、探してみたが見られたのはこの1匹。

コナラの小枝で越冬卵や越冬虫を探したが見つからず。
生態園の桑でクワエダシャクは見られた。

種類は少ないながらも出会えた鳥達

ルリビタキ♀
林縁で見られることが多いが開けた場所に出てきてくれた。

ツグミの水浴び
20羽超の群れで行動するのが見られた。

採餌中のメジロ

観察会参加の皆様
寒い中、お疲れ様でした。
懐かしい中華料理店一心の野菜炒め定食も美味しく頂けました。

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狭山湖遠征

2024-01-16 17:19:53 | 野鳥

昨冬は狭山湖(東京と埼玉県に跨る人造湖)でカンムリカイツブリや
トモエガモの大群が見られたという。
今年も、同じように見られるのではと観察仲間の3氏(Mさん、Tさん、Wさん)と
満を持して訪れてみた。

行きの車中で、今日はやけに風が強いなあと感じていたのだが
遮るものも無い湖の堰堤上は、ファインダー画像が揺らいで
帽子も飛ばされるようなとてつもない強風であった。

お目当てのカンムリカイツブリは、ざっと400羽以上はいるであろう
大群がいたのだが、かなり距離があり撮影には、無理があった。
他にハジロカイツブリやマガモもいたけれど、こちらも距離が離れすぎ。
という訳で早々に水鳥は諦めて、トトロの森を歩いていくと鳥撮りの方々が
2か所で
待機していた。
そのお目当ては、ルリビタキ♂だという。
これは、見られるチャンスかもと便乗させて頂いた。

帰り道では、路上にも採餌に現れた。

水鳥の方は強風に苦しめられてダメだったけれど
今冬、なかなか思う様に見られなかったルリビタキ♂を、間近で
観察することができた。

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