森のきのこの自然観察な日々

身近な自然を日々観察しています

図師の里山花虫観察会

2024-06-14 16:19:32 | 花虫観察会

今日は、6月恒例となる小野路の里山・花虫観察会を催した。
梅雨入り前だが東京は今シーズン最高気温で、湿度も高いとの予報。
ショートカットせずに無事ゴールの谷戸まで、辿り着けるかなと
心配されたが日陰を選んで歩き、飲み物&サプリメントも万全に
備えていたので、全員無事に歩ききることができた。

紫陽花にヨツスジハナカミキリ
本種は紫陽花が大好きなのだ。

樹液にサトキマダラヒカゲ
樹液を出しているコナラ・クヌギは多いが集まる虫はまだ少ない。

枯れ枝にヒメヒゲナガカミキリ⇒セミスジコブヒゲカミキリ
(こんちゅう探偵団のだんちょうさんから指摘*触角に瘤あります。)
Mさんが見つけてくれた。
同じコナラの木にシギゾウムシもいたのだが撮影できず。

特徴のある幼虫は名前も変わっているモモイロツマキリコヤガだった。
幼虫繋がりでイチモンジチョウ若齢幼虫

立派な顎を持つヤガタアリグモ♂

サルトリイバラにいたキイロクビナガハムシ⇒アカクビナガハムシ

ミズキの葉裏には卵を守るエサキモンキツノカメムシ♀

日陰の道脇にはひらひらと飛ぶホタルガ

辿り着いた谷戸で名花カキランを見て観察会終了。
参加した皆様、大変お疲れ様でした。
多くの目があると、色々と見つけることができます。

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寺家ふるさと村観察会

2024-05-25 19:24:01 | 花虫観察会

昨日のこと、寺家ふるさと村花虫観察会に参加した。
暑くなるとの天気予報通り、気温は28度まで上昇した。
虫達は、この暑さでどうかなと思われたが
ベテラン参加者で重箱の隅を突くように探すと
お馴染みの虫が次々と顔を見せてくれた。

ヒイラギナンテンの実にクチナガチョッキリ

葉上のアオオビハエトリ

トホシオサゾウムシ
吸蜜中のルリシジミ

ナワシロイチゴの花

御終いはオスクロハエトリの♀
腹部の模様に特徴あり。
歩道沿いの手摺を素早く移動していた。

お目当てのゼフィルスは帰り路の栗畑でアカシジミ1頭のみ。
食樹がコナラなので、ナラ枯れが原因の一つになるのかもしれない。

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花虫観察会ー虫達色々

2024-05-12 19:31:30 | 花虫観察会

これも一昨日のこと、恒例の花虫観察会を大地沢で催した。
昆虫観察の方は、大当たりでアオバセセリ、タケウチトゲアワフキ
ファウストハマキチョッキリ、ドロハマキチョッキリ、クロホシタマムシ
ハンミョウ、ツマアカセイボウなど、見たら嬉しくなる面々が
姿を見せてくれた。

毎春のことながらこの時期に満開のジャケツイバラ

ハルジョオンには、アオスジアゲハが多かった。

キショウブに執着していたモンキアゲハ

積まれたコナラを這うクロホシタマムシ

御終いはボダイジュの樹下のタケウチトゲアワフキ
強風で下に降りていたのか、たくさん見ることができた。

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小山田緑地花虫観察会

2024-04-12 17:05:48 | 花虫観察会

今日は、この時期恒例の小山田緑地での花虫観察会を催した。
天気の方は、昼頃まで雨降りと予想外となってしまったけれど
参加者8名で、重箱の隅を突くように探し歩いて、色々な面々と
出会うことができた。

時系列で紹介していくと


最初に出会ったマルクビツチハンミョウ
本種には毒(カンタジリン)があるので、鳥も襲わないという。
幼虫はヒゲナガハナバチ等に寄生し、成虫で越冬。


園内はちょうど桜が見頃。

こごみさんが芝生広場で珍種を発見

シロシジミとでも名付けたくなる紅じゃないベニシジミ

東屋での雨宿りの合間に周囲を探すと

ハラグロオオテントウ マユミの木で5頭見られた。

ヒメカメノコテントウ 鞘翅が雨に濡れていた。

モモブトカミキリモドキ 定番のハルジョオンの花の上。

ミスジチョウ幼虫 脱皮して7齢(終齢)になっていた。

アミガサタケ
春に出るきのこ、桜の樹下で良く見られる。

ファウストハマキチョッキリ Mさんが見つけてくれました。

クワエダシャク幼虫 

思わぬ天気となったけれど、色々出会えて楽しい観察会でした。
参加の皆様、お疲れ様でした。

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茅ヶ崎公園観察会

2024-01-20 17:44:55 | 花虫観察会

昨日は、5年ぶりとなる茅ヶ崎公園観察会を催した。
時折、小雨降る生憎の天気となったが仲町台駅改札には
集合時間10時前には生き物を
見つける気満々の6人が集合していた。

 12の目で自然観察園までの道中を小枝、街灯、トイレの外壁
落ち葉裏等を注意深く見ながら歩いていくと

フユシャク、カメムシ、冬鳥などが次々と姿を見せてくれた。

手摺で見られた虫達

ナミスジフユナミシャク♀
ナミスジフユナミシャク♂

トイレの外壁にも色々

ウスバフユシャク♂(左下)とシロオビフユシャク♂

エノキ樹下の落ち葉だまりを探してみると。

ゴマダラチョウ越冬幼虫

エノキの枯れ葉裏でカメノコテントウ

グミのようなクロスジサジホソヨコバイ幼虫
ヤツデの葉裏を3か所ほどで、探してみたが見られたのはこの1匹。

コナラの小枝で越冬卵や越冬虫を探したが見つからず。
生態園の桑でクワエダシャクは見られた。

種類は少ないながらも出会えた鳥達

ルリビタキ♀
林縁で見られることが多いが開けた場所に出てきてくれた。

ツグミの水浴び
20羽超の群れで行動するのが見られた。

採餌中のメジロ

観察会参加の皆様
寒い中、お疲れ様でした。
懐かしい中華料理店一心の野菜炒め定食も美味しく頂けました。

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