さて今年も大晦日になりました。
一年を振り返ってみると、昨年ほど目新しい生き物を
見ることはできなかったけれど
そんな中でも印象に残っているのを、5つ選んで投稿です。
ナンバー5 ツマアカスズメバチ
山陰地方まで分布を広げているとのことだったが甲信の山地で巣が見られた。
生態系の上位種と思われるオオスズメバチやキイロスズメバチとの
関係で、そう簡単には分布拡大とはならないだろうが養蜂業者にとっては
厄介者で要注意種だ。
ナンバー4 シノリガモ
観察仲間のtachiさんからの情報で、出会う事ができた。
昨年はヒメハジロの飛来で、町興しの様に賑わった都市河川(地元)だが
今年も珍種が来ていたのだ。
ナンバー3 フクロウ
冬季の河原で出会うとは驚きだった。
オニグルミに依存するネズミや草地に潜む小鳥など、獲物の種類は多いので
夜間に里山から狩りに来て、帰りそびれたのかもしれない。
ナンバー2 ホンドギツネ
川辺で棲息しているのはNHKの番組ダーウイン来たなどの
情報で公開されているが自宅から500mも離れていない場所で
見ることができた。
子育てもしていたので、獲物(小動物、果実)が豊富にあれば棲みつくのだ。
ナンバー1 アオマダラタマムシ
何時か見てみたいと思っていた美麗種
散策途中に見た人家脇のイヌツゲで第一発見。
その後、イヌツゲの並木があったのを思い出して、行ってみたところ
おおあたり。産卵・生殖行動まで見ることができた。
本種も温暖化で棲息場所が北上しているのかもしれない。
ということで、今年の思い出トップ5でした。
来年もしつこく更新していくので、引き続きよろしくお願い致します。