森のきのこの自然観察な日々

身近な自然を日々観察しています

厳冬の里山歩き

2024-12-19 16:10:53 | 里山

今日は気温が上がらず、厳しい寒さになった。
バイクに乗っているとハンドルカバーと手袋で
防寒対策をしていても
手が悴んできてしまうのだった。
流石に見られるものも少なくなってきたけれど
この時期、里山の小径で、越冬中の虫や草木の種を

探して歩くのが面白い。

越冬中のキタキチョウ
法面のオーバーハングしているところを探すと見つかる頻度高い。

モズのはやにえにされたトビナナフシ
変な枝ぶりだなと思って近くに寄って気が付いた。

薄ピンクになったコウヤボウキ

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初冬の里山歩き

2024-12-01 10:26:48 | 里山

早いもので今年も師走入り、気温の方もぐんと下がって
菜園にも霜が降りるようになってきた。
定点観察している里山コースで、越冬中の昆虫が
見られるかもと歩いてみた。

秋色の背景でイラガ繭
この繭にはイラガセイボウの産卵痕は無かった。
雑木林の小径では、藪の中にソウシチョウ
容姿は可愛らしいが鳴き声はガビチョウと似ている。

暖かさに塒を飛び出したか熟柿にルリタテハ

日中は暖かくなり、ダウンを着ていると汗ばむくらいの陽気になった。
冬鳥、越冬虫探しもまだまだこれからだ。

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里山散歩

2024-05-11 18:14:36 | 里山

一昨日のこと、定点観察している里山を歩いてみた。
なかなか目新しい生き物には、出会うことは無くなってきたけれど
捕食行動や仕草等に目を向ければ、まだまだ面白い瞬間に
出会えることもある。

山道では、タツナミソウがぽつぽつと咲いていた。

ナナホシテントウを捕食したシオヤアブ
テントウムシは、苦い体液で天敵から身を守るというが
このアブには効果が無かったようだ。


開翅中のフチグロヤツボシカミキリ
また、いるかなと覗いてみたらこの日も一頭だけ。
ヤマツツジに来たモンキアゲハ

コナラの樹液には、ヨツボシオオキス

御終いは、巣を守るキアシナガバチ女王

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里山散歩

2024-05-02 17:51:18 | 里山

運が良ければ、また出会えるかもと
先日、イワタセイボウを見たお堂を再訪門してみた。
ところが、どっこい・・やはり、生き物との出会いは難しい。
地面には、カタツムリの殻は全く見られずなので
探索飛翔中に偶然、出会えたというところなのだろう。
第一目標は、頓挫してしまった。
早々に気持ちを切り替えて、アシナガオトシブミを見てみようと
クヌギの幼木が植えられている場所へ向かった。

アシナガオトシブミ♀
こちらは期待通り揺藍製作中だった。

他にも何か見いないかと、注意して見ていくと・・

ツチハンミョウ
移動するのは見ているが葉を齧っているところは初見

ヤツメカミキリ⇒ムネモンヤツボシカミキリ
昆虫探偵団のだんちょうさんから教えて頂きました。
ヤツメならずムネモンでした。
近くにあるキウイで羽脱したのかもしれません。
ウスベニヒゲナガガ

ハンミョウ
毎春のことだが出会うと嬉しい

あまり警戒しないキビタキ♂が近くに来てくれた。

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曇天の里山散歩

2024-04-04 15:14:32 | 里山

朝方は肌寒いけれど、日中の気温は少しずつ上昇して来た。
そろそろ、展開し始めた木々の葉を利用する虫達が現れ始めて
いるのではと里山を歩いてみた。


どんより曇ってはいるけれど、ヤマザクラやキブシの花は見頃。

春のきのこも2種類

キクラゲの幼菌

トガリアミガサタケ
見つけたのは、この一本のみだった。

顔ぶれは少ないけれど、虫達も色々。

ミスジチョウ幼虫
1月28日にタムケヤマモミジで見つけた個体は健在だった。

コガシラコバネナガカメムシ
笹や竹の汁が餌で外来種(中国)だという。
公園の手摺の上を這っていた。

シンジュサンの繭
コブシの木でオオアヤシャクの幼虫を探していたら
ぶら下がっているのに気が付いた。

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