森のきのこの自然観察な日々

身近な自然を日々観察しています

里山散歩

2024-05-11 18:14:36 | 里山

一昨日のこと、定点観察している里山を歩いてみた。
なかなか目新しい生き物には、出会うことは無くなってきたけれど
捕食行動や仕草等に目を向ければ、まだまだ面白い瞬間に
出会えることもある。

山道では、タツナミソウがぽつぽつと咲いていた。

ナナホシテントウを捕食したシオヤアブ
テントウムシは、苦い体液で天敵から身を守るというが
このアブには効果が無かったようだ。


開翅中のフチグロヤツボシカミキリ
また、いるかなと覗いてみたらこの日も一頭だけ。
ヤマツツジに来たモンキアゲハ

コナラの樹液には、ヨツボシオオキス

御終いは、巣を守るキアシナガバチ女王

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里山散歩

2024-05-02 17:51:18 | 里山

運が良ければ、また出会えるかもと
先日、イワタセイボウを見たお堂を再訪門してみた。
ところが、どっこい・・やはり、生き物との出会いは難しい。
地面には、カタツムリの殻は全く見られずなので
探索飛翔中に偶然、出会えたというところなのだろう。
第一目標は、頓挫してしまった。
早々に気持ちを切り替えて、アシナガオトシブミを見てみようと
クヌギの幼木が植えられている場所へ向かった。

アシナガオトシブミ♀
こちらは期待通り揺藍製作中だった。

他にも何か見いないかと、注意して見ていくと・・

ツチハンミョウ
移動するのは見ているが葉を齧っているところは初見

ヤツメカミキリ⇒ムネモンヤツボシカミキリ
昆虫探偵団のだんちょうさんから教えて頂きました。
ヤツメならずムネモンでした。
近くにあるキウイで羽脱したのかもしれません。
ウスベニヒゲナガガ

ハンミョウ
毎春のことだが出会うと嬉しい

あまり警戒しないキビタキ♂が近くに来てくれた。

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曇天の里山散歩

2024-04-04 15:14:32 | 里山

朝方は肌寒いけれど、日中の気温は少しずつ上昇して来た。
そろそろ、展開し始めた木々の葉を利用する虫達が現れ始めて
いるのではと里山を歩いてみた。


どんより曇ってはいるけれど、ヤマザクラやキブシの花は見頃。

春のきのこも2種類

キクラゲの幼菌

トガリアミガサタケ
見つけたのは、この一本のみだった。

顔ぶれは少ないけれど、虫達も色々。

ミスジチョウ幼虫
1月28日にタムケヤマモミジで見つけた個体は健在だった。

コガシラコバネナガカメムシ
笹や竹の汁が餌で外来種(中国)だという。
公園の手摺の上を這っていた。

シンジュサンの繭
コブシの木でオオアヤシャクの幼虫を探していたら
ぶら下がっているのに気が付いた。

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雪中散歩

2024-02-08 14:40:36 | 里山

ちょっと話は遡って一昨日の降雪後に腰の状態も大分回復したので
自宅から8㎞ほどある丘陵公園まで歩いてみた。
山道は、雪の重さで撓ったアズマネザサが覆い被さっていたり
折れた雑木が塞いで歩きずらいことこの上ない状態だった。
(行かなければ良いのに・・・)

時折、雪面に現れる芸術作品?を愛でながら歩いていく。
雪面の枯れモミジ

野鳥の糞から染み出した模様
ちょっと怖い顔にも見える。

空腹であろう鳥達も次々と現れた。

ヘクソカズラの実を食べるメジロ

ちょっと枝被りのルリビタキ♂
なかなか思う様な場所には出てくれない。

ヌスビトハギの実を食べるアオジ♀

コゲラも盛んに枯れ木を突いていた。

ジョウビタキ♀が枝上でポーズ
この直後にハイタカに襲われたけど逃げ切った。

雪の積もったアップダウンのある往復16㎞の道はかなり歩きでがあった。
帰宅後は一風呂浴びでのんびり寛いだ・・・

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サシバ飛ぶ里山

2023-09-13 13:28:26 | 里山

定点観察している里山を歩いていたら、高空をサシバが旋回した。
渡りの時期も近いので飛行訓練も兼ねているのだろう。
栗の実が落ち始めたり、イラガの繭ができいたりと
暑い日が続いているけれど、そろそろ秋の気配も見えだした。

高空を旋回するサシバ

落果し始めた栗

イラガの繭
かねてから見たいと思っているイラガセイボウの産卵行動
この繭にも産卵痕は無かった。

巣口で見張るオオスズメバチ
谷戸の桜の古木に大きな巣があり、盛んに出入りしていた。

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