クワババの日記

いろいろな事に興味深々

サトウキビ畑

2008年06月16日 | Weblog
<作詞/作曲:寺島尚彦
1.
ざわわ ざわわ ざわわ 広いさとうきび畑は
ざわわ ざわわ ざわわ 風が通りぬけるだけ
今日も見渡すかぎりに みどりの波がうねる
夏の陽ざしのなかで
2.
ざわわ ざわわ ざわわ 広いさとうきび畑は
ざわわ ざわわ ざわわ 風が通りぬけるだけ
昔海のむこうから いくさがやってきた
夏の陽ざしのなかで
3.
ざわわ ざわわ ざわわ 広いさとうきび畑は
ざわわ ざわわ ざわわ 風が通りぬけるだけ
あの日鉄の雨にうたれ 父は死んでいった
夏の陽ざしのなかで
4.
ざわわ ざわわ ざわわ 広いさとうきび畑は
ざわわ ざわわ ざわわ 風が通りぬけるだけ
そして私の生まれた日に いくさの終りがきた
夏の陽ざしのなかで
5.
ざわわ ざわわ ざわわ 広いさとうきび畑は
ざわわ ざわわ ざわわ 風が通りぬけるだけ
風の音にとぎれて消える 母の子守(こもり)の歌
夏の陽ざしのなかで
6.
ざわわ ざわわ ざわわ 広いさとうきび畑は
ざわわ ざわわ ざわわ 風が通りぬけるだけ
知らないはずの父の手に だかれた夢を見た
夏の陽ざしのなかで
7.
ざわわ ざわわ ざわわ 広いさとうきび畑は
ざわわ ざわわ ざわわ 風が通りぬけるだけ
父の声をさがしながら たどる畑の道
夏の陽ざしのなかで
8.
ざわわ ざわわ ざわわ 広いさとうきび畑は
ざわわ ざわわ ざわわ 風が通りぬけるだけ
お父さんて呼んでみたい お父さんどこにいるの
このままみどりの波に おぼれてしまいそう
夏の陽ざしのなかで
9.
ざわわ ざわわ ざわわ けれどさとうきび畑は
ざわわ ざわわ ざわわ 風が通りぬけるだけ
今日も見渡すかぎりに みどりの波がうねる
夏の陽ざしのなかで
10.
ざわわ ざわわ ざわわ 忘れられない悲しみが
ざわわ ざわわ ざわわ 波のように押しよせる
風よ悲しみの歌を 海に返してほしい
夏の陽ざしのなかで
11.
ざわわ ざわわ ざわわ 風に涙はかわいても
ざわわ ざわわ ざわわ この悲しみは消えない
<

戦時中甘いお菓子など皆無でした、何処から手に入れたのか親からサトウキビを貰いました。かじると甘い汁が出てきました、たった1度の経験でした。
その後甘いものが欲しくなってトウモロコシの茎をかじったが…全くの別物でした。
この度、広いサトウキビ畑を見ると幼い日を思い出すと共に、ざわわの歌が耳に残り切なく戦争の悲惨さ空しさに胸が塞ぐのです。


古希(気分は中学生)

2008年06月16日 | Weblog

教職を辞したかっての同級生が数年前沖縄へUターンしました。
年賀状に「遊びに来ませんか案内するよ」とあったので、懐かしくなって電話をしました。
沖縄行きの計画は東京の旧友が段取りしてくれて、とんとん拍子に運びました。
6月の梅雨時と心配しましたが、幸運にも半日は晴天でコバルトブルーの海を見ることが出来ました。(以後曇ってはいましたが雨傘を使わずに済みました)
運転はプロと言う彼の車の中では、4人とも完全に中学生にタイムスリップしています。

悲惨な戦争の傷跡にも触れ、「♪サトウキビ畑」♪ざわわ~ざわわの本当の意味も語ってくれました。
ここで生まれた彼だからこそ単なる観光だけでない、70歳までにどのような生き方をしてきたかも語ってくれました。
55年以上昔のたわいない悪戯話に盛り上がり、外見は老人なのに完全に中学生になっていました。
これ程強く友情を感じられるなんて…何と幸せ者でしょう、楽しかった3日間名残りは尽きないけれど那覇空港でお別れでした。
帰りの飛行機が気流の関係か、中々上昇しないで低空飛行していたので不安でしたが、このまま落ちて死んでも幸せのまま死ねるならそれでも良いかとさえ思いました。
無事福岡空港に着いた時は土砂降りの雨でしたが、高速バスを降りる頃は止んでいました。バス停には息子が車で迎えに来て待っていてくれました。
とりあえず写真2枚だけUPしました。