昨日うちの事務所に迷い込んだのがオオスズメバチじゃなくて
こんなかわゆいのだったら大歓迎だったのに・・・。(^o^)
α550
TAMRON SP AF90mm
昨日のオオスズメバチ以外にも、以前事務所に迷い込んだ蜂がいます。
その蜂は、マルハナバチだったのでちょっと嬉しかった♪
でも外に出られないと死んでしまうので、ビニール袋で捕獲しました。
その後、事務所の前にある植え込みの所にツツジが咲いていたので
そこに放してあげました。
もうどっか行ってしまったかなー?って思っていたら、
数日後元気に飛んでる姿を確認できたのでホッとしました。
ほら、マルハナバチならちょっとええ話になるのに
オオスズメバチはかわいくないわ、危険だわ、駆除に金はかかるわで
一つもええ事ありません。
でも、色々調べててわかったことがありました。
オオスズメバチはニホンミツバチやセイヨウミツバチを
襲いますが、ニホンミツバチはオオスズメバチを攻撃する術を持っています。
(集団でオオスズメバチを圧迫して熱(体温)で殺します)。
しかし、セイヨウミツバチはその術を持っていないので、やられっぱなしです。
セイヨウミツバチは外来種なので、増えすぎると在来種の生態系にも影響が出てきます。
オオスズメバチは、セイヨウミツバチの勢力が拡大するのを防いでるというらしいのです。
実際、オオスズメバチが生息していない小笠原諸島ではセイヨウミツバチの野生化が増加して
在来種のハナバチ類が減少しているのだとか・・・。
どんなに危険で厄介と思われる生き物でも、やっぱり何かの役には立っているわけで、
オオスズメバチばかりが悪者だとは限らないっていう事ですね。
どんな危険な生き物でも、生態をよく知れば襲ってこないわけで、
実際うちに迷い込んだオオスズメバチもこちらから何も手出しをしなかったから
誰も刺されずに済んだわけですし・・・。
彼らが人を襲うのにはちゃんと理由もあるわけですしね。
さんざん色々書いてから言うのも何ですが、
この写真の蜂はニホンミツバチなのかセイヨウミツバチなのか
どっちか判別できませんでした・・・。