NHKで「グレースの履歴」を見てから、あまりにも素晴らしいドラマで、放映後も何回も録画を観ていたのですが、とうとうDVDを買ってしまいました。
時間が経つのを忘れてしまう程、登場人物の体験を共有している感覚に陥ってしまいます。尾野真千子さんと広末涼子さんが料亭で対峙して話をする場面があるのですが、広末さんの迫真の演技には引き込まれます。このドラマを観ていない方は是非お勧めします。
音楽も素晴らしく、映像に溶け込み、ドラマを一層引き立てています。想像を超えるような発想の作品で、調べてみると阿部海太郎さんの作曲のようです。もう一度、意識してドラマ中の音楽を聴いて見たいと思います。
以下、阿部海太郎さんのホームページから引用しましたので、御参照下さい。
『源孝志さんの小説を源さん自身の脚本、演出でドラマ化された「グレースの履歴」の音楽を手掛けました。旅先の南仏で亡くなった妻の愛車「グレース」のカーナビに遺されていた日本各地への旅の履歴を追う男のロードムービー。彼と、出会う人たちそれぞれの再生を描く物語です。エンディング曲の歌詞とヴォーカルは武田カオリさん。関根彰良さんのギターとBun Imaiさんのドラムとのセッションが格好良いです。
Composition and Piano: Umitaro ABE
Lyrics and Vocal: Kaori Takeda
Guitar: Akira Sekine
Banjo, Guitar: Hirofumi Nakamura
Percussion, Drums: Bun Imai
Strings: Erina Sato, Shiori Takeda, Sofia Waku, Mai Sato, Yoko Mitani, Kazuhide Iino, Kazune Koshikawa, Aya Fukui, Shunsuke Nishimoto 』