ジャンルも時代もバラバラな映画3本、おうちで鑑賞です。
「あなたが寝てる間に」(1995年)
片思いの相手が事故で意識不明の間に、その家族に婚約者と間違われて温かく迎え入れられる孤独な女性。その温かさのせいで本当のことが打ち明けられずにいるうちに、彼の弟に惹かれていってしまい……。
最初に観たのは「スピード」の直後ぐらいだったので、サンドラ・ブロックがふつ~のシングルウーマンというのが何とも不思議だったけど、それがはまっていて結構じんわり来るラブロマンス……コメディ?でした
確かこの頃、フラれる役とかが多かったように記憶しているビル・プルマンが、この映画ではステキなセリフが多く、ヒロインの気持ちをわしづかみ。観てるこっちもググッと来ます
後味も良くて、好きな一作です
「タワーリング・インフェルノ」(1974年)
このタイトル、「そびえ立つ地獄」という意味だそうな。超高層ビルの火災を描いたパニック映画。
初めて観たのは子供の頃で、ものすごく怖かった記憶が残ってる
それから××年()経った今観ても、爆発や転落や洪水などかなりの迫力で、手抜き工事をした人、建築家、消防隊、客同士の事情など、人間ドラマも目が離せない 3時間近い長さが全然気にならず、食い入るように観てしまった。
ただ、スティーブ・マックイーンの消防士は文句なくカッコイイのだけれど、ポール・ニューマンがどうにも村井国夫に見えてしまって参った……ファンの人には怒られるかも
「戦国自衛隊1549」(2005年)
演習中の事故で、戦国時代にタイムスリップしてしまった自衛隊員達。仲間が彼らを救いに後を追うと、彼らは信長に成り代わり、時代を変えようとしていた……。
タイムスリップ物は好きなので、これは最初は映画館で観た。でも、偶発的に起きたタイムスリップなのに、後追いがちゃんとその時代にたどり着くことや帰還が確実、みたいな説明ゼリフがご都合主義で嘘っぽすぎて、その最初の部分でもう入り込めなくなってしまった 二度目の今回も、やはりそう
江口洋介の主役がどうも優等生的で魅力が今一つ。北村一輝や中尾明慶の方が光っていた。加賀丈史の存在感は別格だったけど。
ただ、「歴史の修復」というパターンは好きなので、そこそこは楽しめた作品でした