「ダビンチ・コード」に続くラングドン教授シリーズ。バチカンの、コンクラーベに関わる事件
「ダビンチ・コード」は欧の美術、宗教に関わる謎解きがメインだったけど、この「天使と悪魔」は、「ダイ・ハード」か?というようなアクションメインで、ちょっとびっくり。
まあ、宗教、美術に関する知識がほとんどないので、「ダビンチ・コード」よりわかりやすいといえばわかりやすかったけど、やっぱり本当はもう少し重心がミステリー方面なんじゃないのかな、と思う。
タフなラングドンは、酸欠の密室から九死に一生を得、銃撃戦をくぐり抜け、水死寸前の枢機卿を救い出し……
謎解きが仕事だったはずなのに、教授とは思えない体力勝負のスーパーぶり トム・ハンクス、頑張ってます。
他方、ユアン・マクレガーも、駆け回るわ、飛ぶわ、落ちるわ、不死身すぎ~。
さすがハリウッドといった大迫力シーンの連続で……でもちょっと死なせ過ぎ、貴重な建築壊しすぎ? と心配になりました。
物語も目まぐるしく二転三転し、最後までこれでもかーというひっくり返りよう。観光巡りをしているかのような街並みや教会なども見応えありで、うん、面白かったです。
ただ、犯人の動機が一言くらいでしか説明がなく、今一つわからなかったのがちょっと消化不良
個人的には、ステラン・スカルスガルドに注目 「マンマ・ミーア」ではナンパなオッチャンぶりが素敵でしたが、今回はあやしさ120%の刑事がとってもハマってました
TBありがとうございました。
スピード感のある展開でなかなか楽しめるエンタメ作品ではありましたが、薄っぺら感は否めませんでしたね~
原作は物凄く面白いんですよ~オススメです!
「ダビンチ・コード」の方は原作読んでから観たんですが、こっちはまだ読んでないんです。原作読後の映画「ダビンチ~」は、あまりに謎がスラスラ解けてどんどん進んじゃって、「わ~、こんな簡単じゃないのに~」という感がありました。
「天使と悪魔」も、由香さんオススメならば、原作でじっくり味わってみますね~。