魔界再来 Abominog
【歌・演奏】
ユーライア・ヒープ/Uriah Heep
【リリース】
1982年3月(UK)
1982年7月12日(US)
【録音】
1981年10月~12月
ラウンドハウス・スタジオ(ロンドン)
【プロデューサー】
アシュリー・ハウ/Ashley Howe
【エンジニア】
ニック・ロジャース/Nick Rogers
【レーベル】
ブロンズ・レコード/Bronze Records(UK)
マーキュリー・レコード/Mercury Records(US)
【収録曲】(☆シングル=③⑥)
side:A
① トゥー・スケアード・トゥ・ラン 3:49
Too Scared to Run(Peter Goalby, Mick Box, John Sinclair, Bob Daisley, Lee Kerslake)
② チェイシング・シャドウズ 4:39
Chasing Shadows(Peter Goalby, Mick Box, John Sinclair, Bob Daisley, Lee Kerslake)
☆③ オン・ザ・リバウンド 3:14
On the Rebound(Russ Ballard)
*1982年2月リリース
④ 無情な街の熱い夜 4:03
Hot Night in a Cold Town(Geoffrey Cushing-Murray, Richard Littlefield)
⑤ ランニング・オール・ナイト 4:28
Running All Night (With the Lion)(Gary Farr, Peter Goalby, Mick Box, John Sinclair, Bob Daisley, Lee Kerslake)
side:B
☆⑥ ザッツ・ザ・ウェイ・ザット・イット・イズ 4:06
That's the Way That It Is(Paul Bliss)
*1982年週間シングル・チャート=US106位、ビルボード・メインストリーム・ロック・チャート25位 1982年5月リリース
⑦ プリズナー 4:33
Prisoner(James Lance, D.B. Cooper, Tony Riparetti)
⑧ ホット・パースウェイジョン 3:48
Hot Persuasion(Peter Goalby, Mick Box, John Sinclair, Bob Daisley, Lee Kerslake)
⑨ セル・ユア・ソウル 5:25
Sell Your Soul(Peter Goalby, Mick Box, John Sinclair, Bob Daisley, Lee Kerslake)
⑩ シンク・イット・オーヴァー 3:42
Think It Over(John Sloman, Trevor Bolder)
【録音メンバー】
☆ユーライア・ヒープ
ピーター・ゴールビー/Peter Goalby(vocals)
ミック・ボックス/Mick Box (guitars, backing-vocals)
ジョン・シンクレア/John Sinclair(keyboards, backing-vocals)
ボブ・デイズリー/Bob Daisley(bass, backing-vocals)
リー・カースレイク/Lee Kerslake(drums, backing-vocals)
【チャート】
1982年週間アルバム・チャート
イギリス34位、アメリカ(ビルボード)56位、ノルウェイ30位、ドイツ52位
【メ モ】
ユーライア・ヒープ14作目のスタジオ・アルバム。
いったん解散状態に陥っていたユーライア・ヒープだったが、ただひとり残ったミック・ボックスはメンバーを一新して活動を再開、本作を発表した。
ヴォーカルに元トラピーズのピーター・ゴールビーが、そしてキーボードに元ヘヴィ・メタル・キッズのジョン・シンクレアが新たに加入。そしてかつてのメンバーで、オジー・オズボーン・バンドに在籍していたリー・カースレイク(drums)がこのアルバムから復帰。また同じくオジー・オズボーン・バンドに在籍していたボブ・デイズリー(bass)が、カースレイクとともに加入した。
このアルバムは「ニュー・ウェイヴ・オブ・ブリティッシュ・ヘヴィ・メタル(NWOBHM)」の波に乗って好セールスを展開した。全英アルバム・チャートでは6週間にわたってトップ100入りし、最高34位を記録。またアメリカではビルボードで最高56位となり、1976年の『幻想への回帰』以来7年ぶりにトップ100入りを果たした。
ただし、ユーライア・ヒープの人気が高いノルウェイでのアルバム・チャートは最高30位にとどまった。これは1971年の『対自核』以来トップ20入りできなかった初めてのケースである。
⑩「シンク・イット・オーヴァー」は、ケン・ヘンズレーの後任として加入したグレッグ・デシャート在籍時の1980年にシングルとしてリリースされた曲で、このアルバムに収録されているのは再録音ヴァージョンである。
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