征服者 Conquest
【歌・演奏】
ユーライア・ヒープ/Uriah Heep
【リリース】
1980年2月
【録音】
1979年
ラウンドハウス・スタジオ(ロンドン)
【プロデューサー】
ユーライア・ヒープ/Uriah Heep
ジェリー・ブロン/Gerry Bron
ジョン・ギャレン/John Gallen
【エンジニア】
ジョン・ギャレン/John Gallen
【レーベル】
ブロンズ/Bronze
【収録曲】(☆シングル=③⑤)
side:A
① ノー・リターン 6:07
No Return(Trevor Bolder, Mick Box, Ken Hensley)
② イマジネーション 5:49
Imaginations(Ken Hensley)
☆③ フィーリングス 5:26
Feelings(Ken Hensley)
*1980年3月リリース(ドイツ)
④ フールズ 5:03
Fools(Trevor Bolder)
side:B
☆⑤ キャリー・オン 3:57
Carry On(Ken Hensley)
*1980年1月25日リリース(UK)
⑥ ウォント・ハヴ・トゥ・ウェイト・トゥー・ロング 4:54
Won't Have to Wait Too Long(Ken Hensley)
⑦ アウト・オン・ザ・ストリート 5:57
Out on the Street(Ken Hensley)
⑧ イット・エイント・イージー 5:45
It Ain't Easy(Trevor Bolder)
【録音メンバー】
☆ユーライア・ヒープ
ジョン・スローマン/John Sloman(lead-vocals, backing-vocals, piano, percussions)
ミック・ボックス/Mick Box (guitars)
ケン・ヘンズレー/Ken Hensley(organ, piano, guitars, obx, vocoder, backing-vocals)
トレヴァー・ボルダー/Trevor Bolder(bass, lead-vocals⑧, backing-vocals)
クリス・スレイド/Chris Slade(drums, percussions)
☆ゲスト・ミュージシャン
ジェリー・ブロン/Gerry Bron(timpani⑦)
グレッグ・デシャート/Gregg Dechert(keyboards)
【チャート】
1980年週間アルバム・チャート
イギリス37位、ノルウェイ11位、ドイツ33位
【メ モ】
ユーライア・ヒープ13作目のスタジオ・アルバム。
ブロンズ・レコードから世界リリースされたが、北米では発売されていない。
アルバム・ジャケットは、第二次世界大戦における硫黄島の激戦後にアメリカ軍の兵士たちが旗を掲げる様子を撮影した有名な写真に基づくものである。
このアルバムからヴォーカリストがジョン・ロートンから元ローン・スターのジョン・スローマンに、ドラマーがリー・カースレイクから元マンフレッド・マンズ・アース・バンドのクリス・スレイドに交替している。またケン・ヘンズレーはこのアルバムを最後に脱退した。
アルバムには収められていない(後年CDにボーナス・トラックとして収録された)が、シングルとして「Love Stealer」(1980年)と「Think It Over」(1981年)がリリースされたが、その録音にはヘンズレーの後任であるグレッグ・デシャート(keyvboards)が参加している。
⑧「イット・エイント・イージー」のリード・ヴォーカルは、クレジットではトレヴァー・ボルダーとなっているが、実際にはジョン・スローマンが歌っている。
堕ちた天使 Fallen Angel
【歌・演奏】
ユーライア・ヒープ/Uriah Heep
【リリース】
1978年9月
【録音】
1978年4月、7月、8月
ラウンドハウス・スタジオ(ロンドン)
【プロデューサー】
ジェリー・ブロン/Gerry Bron
ケン・ヘンズレー/Ken Hensley
【エンジニア】
ピーター・ギャレン/Peter Gallen
【レーベル】
ブロンズ/Bronze(イギリス)
クリサリス/Chrysalis(アメリカ)
【収録曲】(☆シングル=③⑤⑧)
side:A
① 闇に生きる女 4:07
Woman of the Night(Mick Box, John Lawton, Lee Kerslake)
② フォーリング・イン・ラヴ 2:59
Falling in Love(Ken Hensley)
☆③ ワン・モア・ナイト 3:35
One More Night (Last Farewell)(Ken Hensley)
*1979年1月リリース(ドイツ)
④ 炎の恋 4:08
Put Your Lovin' on Me(John Lawton)
☆⑤ カム・バック・トゥ・ミー 4:22
Come Back to Me(Lee Kerslake, Ken Hensley)
*1978年週間シングル・チャート ドイツ40位 ※1978年10月13日リリース(UK)
side:B
⑥ ホワッドヤ・セイ 3:41
Whad'ya Say(Ken Hensley)
⑦ セイヴ・イット 3:33
Save It(Trevor Bolder, Pete McDonald)
☆⑧ ラヴ・オア・ナッシング 3:02
Love or Nothing(Ken Hensley)
*1978年週間シングル・チャート ドイツ36位 ※1978年6月30日リリース(ドイツ)
⑨ アイム・アライヴ 4:18
I'm Alive(John Lawton)
⑩ 堕ちた天使 4:51
Fallen Angel(Ken Hensley)
【録音メンバー】
☆ユーライア・ヒープ
ジョン・ロートン/John Lawton(lead-vocals, backing-vocals)
ミック・ボックス/Mick Box (electric-guitars, acoustic-guitars)
ケン・ヘンズレー/Ken Hensley(keyboards, synthesizers, slide-guitars, acoustic-guitars, backing-vocals)
トレヴァー・ボルダー/Trevor Bolder(bass)
リー・カースレイク/Lee Kerslake(drums, syndrums, backing-vocals)
☆ゲスト・ミュージシャン
クリス・マーサー/Chris Mercer(sax⑦)
【チャート】
1978年週間アルバム・チャート
アメリカ(ビルボード)186位、イギリス=圏外
ノルウェイ10位、フランス17位、ドイツ18位
【メ モ】
ユーライア・ヒープ12作目のスタジオ・アルバム。
アルバム・チャートでは、ビルボード186位、本国イギリスでは圏外だったが、ドイツではトップ・クラスの人気を誇っていた。
サウンドは、ウェスト・コースト風のサウンドを取り入れたポップなものである。
アルバム・ジャケットは、ホワイトスネイクの『ラヴハンター』を手掛けたクリス・アキレオスが担当。
ひんぱんにメンバー・チェンジが行われてきたユーライア・ヒープであるが、『ファイアフライ』『罪なきいけにえ』そして『堕ちた天使』の3作は同一メンバーで固定されている。しかしこのアルバムを最後にジョン・ロートンが脱退する。
パラマウンツ The Paramount
【活動期間】
1961年~1966年
2005年
【メンバー】
ゲイリー・ブルッカー/Gary Brooker(piano, vocals 在籍1961~1962)
ロビン・トロワー/Robin Trower(guitar 在籍1961~1962)
クリス・コッピング/Chris Copping(bass 在籍1961~1962)
ディズ・デリック/Diz Derrick(bass 在籍1962~1966)
ミック・ブラウンリー/Mick Brownlee(drums 在籍1961~1962)
B.J. ウィルソン/B.J. Wilson(drums 在籍1962~1964, 1965~1966)
フィル・ウェインマン/Phil Wainman(drums 在籍1964~1965)
ボブ・スコット/Bob Scott(vocals 在籍1961~1962)
パラマウンツはR&Bをベースにした、イングランドのビート・バンドである。
ミック・ジャガー(ローリング・ストーンズ)が、「最高のR&Bバンド」と称賛したことで有名。プロコル・ハルムの前身バンドとしても知られている。
パラマウンツの成り立ちにはふたつの説がある。
ひとつは、メンバーが中学時代に「ザ・レイダーズ」として結成したバンドがパラマウンツの前身である、とするもの。レイダーズのメンバーは、ロビン・トロワー(guitar)、クリス・コッピング(guitar)、ロビン・トロワーの兄であるミック・トロワー(lead-vocal)、ゲイリー・ニコルズ(drums)である。
もうひとつは、コンテストに出場した者の中から選抜して結成した、というものである。
1959年、サセックス州サウスエンドのパレス・ホテルでバンド・コンテストが行われた。運営していたピーター・マーティンは、出場バンドの中からメンバーをピックアップしてバンドを結成。このバンドが「パラマウンツ」と名付けられた。この時のメンバーは、ロビン・トロワー(guitar)、クリス・コッピング(bass)、ゲイリー・ブルッカー(piano)などである。
後に元ミッキー・ロー & ザ・コースターズのミック・ブラウンリー(drums)、元ボブ・スコット & ザ・クランズメンのボブ・スコット(vocal)が参加。1960年9月にはブルッカー、トロワー、コッピング、ブラウンリー、スコットの陣容がそろった。
1961年ごろから本格的にプロとして活動する。
1962年、ボブ・スコットがギグに現れなくなり脱退したため、ブルッカーがリード・ヴォーカルを兼ねることになる。しかしブルッカーはまだ14歳だったので、制限された一部の場所でしか演奏できなかった。そのためパラマウンツはロビン・トロワーの父が営むカフェ「ザ・シェイズ・クラブ」で専属バンドとして演奏するようになった。
1962年12月にクリス・コッピングが脱退し、ディズ・デリックが後任のベーシストとなる。また1963年9月にはドラマーがミック・ブラウンリーからB.J.ウィルソンに交替している。
パラマウンツは、1963年にはロンドンでも定期的に演奏するようになっていた。
マネージャーのピーター・マーティンは各所にバンドを売り込んでいたが、それが実ってEMIのプロデューサーにスカウトされ、1963年にパーロフォン・レーベルと契約を交わした。そして同年12月、ザ・コースターズ1959年のヒット曲のカヴァー「Poison Ivy」でシングル・デビューを果たす。
このレコードは1964年1月の全英シングル・チャートで35位にまで上昇するスマッシュ・ヒットとなり、これによって彼らは「Ready Steady Go!」などのテレビ番組にも出演するようになった。しかしその後リリースしたシングルは、チャート入りすることがなかった。
1964年後半から1965年初頭にかけてウィルソンが「ジミー・パウエル・アンド・ザ・ファイブ・ディメンションズ」に移籍、その代わりとしてフィル・ウェインマンが加入したが、1965年にウィルソンはバンドに復帰。
その後サンディ・ショウやクリス・アンドリュースなどのヨーロッパ・ツアーのバック・バンドを務めたりしていたが、6枚のシングルと、4曲入りEP1枚を残し、1966年9月に解散。アルバムのリリースはなかった。
解散後、ブルッカーは1967年春にプロコル・ハルムを結成。のちにロビン・トロワー、B.J.ウィルソン、クリス・コッピングもプロコル・ハルムに加入している。
1983年、パラマウンツのすべてのシングルを収録したアルバム『Whiter Shades of R&B』が発売される。1998年には、このコンピレイション・アルバムの拡大版がEMIから「At Abbey Road」シリーズとして発売された。
1998年には「リコリス・ジョン・デス」名義でアルバム『Ain’t Nothin’ To Get Excited About』もリリースされている。1969年にプロコル・ハルムからマシュー・フィッシャーとレイ・ナイツが脱退、コッピングが加入した。プロコル・ハルムのラインナップはブルッカー、トロワー、コッピング、ウィルソン、キース・リード(作詞)となったが、リード以外の4人はパラマウンツに在籍経験があり、この4人で1970年1月にアビイ・ロード・スタジオにおいて、もともとパラマウンツ時代に演奏していたR&Bのカヴァー曲など38曲を録音した。『Ain’t Nothin’ To Get Excited About』はこの時の録音をリマスタリングしたものである。
2005年、パラマウンツは、ブルッカー、トロワー、コッピング、ブラウンリーの4人によって、39年ぶりの再結成を果たした。
【ディスコグラフィ】
<シングル>
1963年 Poison Ivy ※UK35位
1964年 Little Bitty Pretty One
1964年 I'm the One Who Loves You
1964年 Bad Blood
1965年 Blue Ribbons
1965年 You Never Had It So Good
<EP盤>
1964年 The Paramounts(Little Bitty Pretty One / A Certain Girl / Poison Ivy / I Feel Good All Over)
1965年 Les Paramounts(Draw Me Closer / You've Never Had It So Good / Blue Ribbons / Cuttin' In)※フランスのみでリリース
<コンピレーション・アルバム>
1983年 Whiter Shade of R&B
1998年 The Paramounts at Abbey Road 1963-1970 ※録音=1963~1966, 1970
1998年 Ain't Nothin' to Get Excited About ※「Liquorice John Death」名義
【メンバー変遷】
#1 1959~1962
ゲイリー・ブルッカー(piano)
ロビン・トロワー(guitar)
クリス・コッピング(bass)
ミック・ブラウンリー(drums)
ボブ・スコット(vocals)
#2 1962
ゲイリー・ブルッカー(vocals, piano)
ロビン・トロワー(guitar)
クリス・コッピング(bass)
ミック・ブラウンリー(drums)
#3 1962~1963
ゲイリー・ブルッカー(vocals, piano)
ロビン・トロワー(guitar)
ディズ・デリック(bass)
ミック・ブラウンリー(drums)→ Mickey Jupp Band
#4 1963~1964
ゲイリー・ブルッカー(vocals, piano)
ロビン・トロワー(guitar)
ディズ・デリック(bass)
B.J. ウィルソン(drums)→ Jimmy Powell & The Five Dimensions
#5 1964~1965
ゲイリー・ブルッカー(vocals, piano)
ロビン・トロワー(guitar)
ディズ・デリック(bass)
フィル・ウェインマン(drums)→ Sweet Fame
#6 1965~1966
ゲイリー・ブルッカー(vocals, piano)→ Procol Harum
ロビン・トロワー(guitar)→ Jam, Procol Harum
ディズ・デリック(bass)
B.J. ウィルソン(drums)→ George Bean & The Runners
#7 2005
ゲイリー・ブルッカー(vocals, piano)
ロビン・トロワー(guitar)
クリス・コッピング(bass)
ミック・ブラウンリー(drums)
ユー・ブローク・マイ・ハート・ソー・アイ・バステッド・ユア・ジョウ You Broke My Heart So…I Busted Your Jaw
【歌・演奏】
スプーキー・トゥース/Spooky Tooth
【リリース】
1973年5月
【録音】
オリンピック・スタジオ(ロンドン)
アイランド・スタジオ(ロンドン)
アップル・スタジオ(ロンドン)
【プロデューサー】
スプーキー・トゥース/Spooky Tooth
【エンジニア】
クリス・キムゼイ/Chris Kimsey
【レーベル】
アイランド・レコード(UK)
A&Mレコード(US)
【録音メンバー】
☆スプーキー・トゥース
ゲイリー・ライト/Gary Wright(organ, piano, backing-vovals)
マイク・ハリスン/Mike Harrison(vocals, piano, harmonica)
ミック・ジョーンズ/Mick Jones(guitar, backing-vocals)
クリス・スチュワート/Chris Stewart(bass)
ブライソン・グラハム/Bryson Graham(drums)
【収録曲】
side:A
① コットン・グロウイング・マン 4:39
Cotton Growing Man(Gary Wright)
② オールド・アズ・アイ・ワズ・ボーン 4:41
Old as I Was Born(Gary Wright)
③ ディス・タイム・アラウンド 4:08
This Time Around(Bryson Graham)
④ ホーリー・ウォーター 3:30
Holy Water(Gary Wright)
side:B
⑤ ワイルドファイヤー 4:07
Wildfire(Gary Wright)
⑥ セルフ・シーキング・マン 3:48
Self Seeking Man(Gary Wright)
⑦ タイム・ハヴ・チェンジド 3:54
Time Have Changed(Gary Wright, Mick Jones)
⑧ モライア 6:24
Moriah(Gary Wright)
【チャート】
1973年週間アルバム・チャート
アメリカ84位(7月7日付ビルボード)
カナダ58位(6月30日付RPMマガジン)
オーストラリア55位
【メ モ】
スプーキー・トゥース通算5作目、再結成第1作目のアルバム。2作目の「スプーキー・トゥー」以降4作連続して全米トップ100入りした。
ゲイリー・ライト(vocal, keyboard)が復帰したほか、ギタリストがルーサー・グロヴナーからミック・ジョーンズ(のちフォリナー)に交替している。また本作のリリース後ほどなくして、オリジナル・メンバーのマイク・ケリー(drums)が復帰している。
オリジナルのアルバム・ジャケットは見開き型になっているが、中ジャケットのイラストはクラウス・フォアマンが描いたものである。
ザ・ラスト・パフ The Last Puff
【歌・演奏】
スプーキー・トゥース/Spooky Tooth
(credited as 「Spooky Tooth featuring Mike Harrison」)
【リリース】
1970年7月
【録音】
アイランド・スタジオ(ロンドン)
【プロデューサー】
クリス・ステイントン/Chris Stainton
クリス・ブラックウェル/Chris Blackwell
【エンジニア】
ブライアン・ハンフリーズ/Brian Humphries
ロジャー・ビール/Roger Beale
【レーベル】
アイランド・レコード(UK)
A&Mレコード(US)
【録音メンバー】
☆スプーキー・トゥース
マイク・ハリスン/Mike Harrison(vocals)
ルーサー・グロヴナー/Luther Grosvenor(guitar)
ヘンリー・マッカロック/Henry McCullough(guitar)
クリス・ステイントン/(piano, organ, guitar, bass)
アラン・スペナー/Alan Spenner(bass)
マイク・ケリー/Mike Kellie(drums)
【収録曲】
side:A
① アイ・アム・ザ・ウォルラス 6:24
I Am the Walrus(John Lennon, Paul McCartney)
② ザ・ロング・タイム 5:06
The Wrong Time(Gary Wright, Hugh McCracken)
③ サムシング・トゥ・セイ 5:48
Something to Say(Joe Cocker & Peter Nichols)
side:B
④ ノーバディ・ゼア・アット・オール 3:59
Nobodey There at All(Mike Post, Timothy Martin)
⑤ ダウン・リヴァー 4:45
Down River(David Ackles)
⑥ サン・オブ・ユア・ファーザー 3:51
Son of Your Father(Elton John, Bernie Taupin)
⑦ ザ・ラスト・パフ 3:36
The Last Puff(Chris Stainton)
【チャート】
1970年週間アルバム・チャート
アメリカ84位(9月19日付ビルボード)
カナダ70位(9月19日付RPMマガジン)
【メ モ】
スプーキー・トゥースの4作目のアルバム。アルバム・ジャケットの名義は「Spooky Tooth Featuring Mike Harrison」となっている。
前作のラインナップからゲイリー・ライト(vocal, keyboard)とアンディ・リー(bass)が脱退したため、本作は後任としてジョー・コッカーのバック・バンド「グリース・バンド」からクリス・ステイントン、ヘンリー・マッカロック、アラン・スペナーを招いて制作された。
①「アイ・アム・ザ・ウォルラス」はビートルズのカヴァーである。
③「サムシング・トゥ・セイ」はジョー・コッカーの曲。1972年にコッカーが発表したアルバム『ジョー・コッカー』に収められている。
⑥「サン・オブ・ユア・ファーザー」はエルトン・ジョンの作品。「ザ・ラスト・パフ」の発表3ヵ月後にリリースされたアルバム『エルトン・ジョン3』に収録された。
スプーキー・トゥースはこのアルバムを発表して間もなくの1970年秋にハリソン、グロヴナー、ケリーにジョン・ホウケン(keyboard)とスティーヴ・トンプソン(bass)を加えてヨーロッパ・ツアーを行ったが、ツアーを終えた後に解散した。(1972年9月に再結成する)