FREEDOM~陽だまり探し~

趣味の釣りを中心とした私的考察・釣行記、転職・住まい購入、バイク・ゴルフ・政治や時事などの私的好奇心を綴っております。

ふらりとフィールド探索

2009-06-20 | 釣り
 今日は岩手県ではメジャー河川の閉伊川へ釣行予定を組んでおったのですが、早朝3時、あいにくの空模様で小雨がパラつく、どんよりとした曇り空・・・。
 自宅からだと結構な距離もあり、知らないフィールドで雨天の強行軍もする気が失せてしまい、中止にしました。(結局、朝に霧雨が降った程度で、その後は曇天も、雨は降らない一日でしたケド
 ほとんど寝てない状態で早起きしすぎた為、朝6時30分に腹が減ってしかたなく、コンビニへ。コンビニの駐車場でパンを頬張りつつ、時計を見ると朝7時・・・、「あと2時間でホームセンター開くから、必要なボルト見つけに行こうかな・・・。あと2時間軽く近場のフィールド探索しておくか!」と、何の計画性も無くクルマを走らせ、フィールド探索へ向かいました。カーナビを見ながら適当に走っていると、雫石川の近くまできたようです。盛岡市の御所ダムの下流あたりです。川原に近づこうとするも、河川敷は農家の土地権利獲得狙い(10年だか15年だか、原野を耕し続けて利用していた事が証明できれば、自分の土地になっちゃう法律があったと記憶してるのですが・・・、間違ってたらゴメンナサイ)の畑が延々とあります。で、クルマで降りれそうなところは見つかりませんでした。

 次ぎは御所ダムを見てきました。前職で秋田県勤務の頃に何度か盛岡で会議があり、通ったことはあるのですが、釣りを意識して見に来たのは初めてです。広いリザーバーでフィールドのイメージは千葉県の高滝ダムに似ています。「こういうリザーバーこそ、バス釣りフィールドと認めて、地域活性化に役立てれば良いのになぁ。」と、本気で思います。水辺までクルマで降りれたので、チェックしてみると、流入河川が何本もあり、全体的にはステイン~クリア気味な水色ですが、流入河川の影響で流れ込んでる水の水温がはっきりと違うのでしょう、マッディラインがくっきりと出来てます(コーヒー牛乳の帯みたい)。
 あと、漁協の『入漁料払ってください。』的な看板がやたら多いです。当然バス移植放流禁止看板も。でも、キャッチアンドリリース禁止看板は見当たりませんでした。漁協も気を使ってくれてるのが垣間見え、ちょっと嬉しかったです。
 なにせ、漁業権未設定の四十四田ダムや綱取ダムは、「リリ禁看板だらけ!」ですもん。

 で、左手キャスト練習でもしようかとも思ったのですが、「朝のうちに雫石川水系の渓相と魚をチェックする方が先だな!」と、御所ダム流入河川の一つを遡ってみました。すると、川幅15~20mくらいの開けたポイントには先行者が結構居て、フライやルアーをキャストしてました。私はさらに上流へ。
 アスファルトも切れ、林道をどんどん登って行くと、入渓ポイント発見。途中、何本か橋があったので、コッソリと変更グラス越しに魚を探してたのですが、見えませんでした。だけど、この入渓ポイントは渓相抜群でした。「魚のチェイスだけでも確認できればいいな。」と、水温10.3℃・水深30センチ前後のポイントをド派手なチャートバック・シルバー、7センチのフローティングミノーをキャスト。魚は・・・チェイス無し。遡ってくる間、川を観察した限りでは魚のフィーディングは見られなかったし、姿も見なかったことから、「プレッシャー高いフィールドで、石の下に隠れてるのかな?」と思い、川底の石という石、キャストが届く範囲はすべて舐めるようにミノー通しましたが、チェイス無し。「浅場にも、岸ギリギリにも居ないという事は、深いところか・・・、流芯狙いで・・・。」と、ルアーチェンジ。川幅3~6mくらいで、結構流れは強いポイント、プレッシャーも高そう、という事でシンキングミノーの3センチに一気にサイズダウンしました。流れに乗せて、パッと見で水深70~80センチの流芯通す事3回目に、白く反転する者が!同時にティップに生命感が宿りました。
 ダウンクロスの流芯でかけたので、結構引きます。ファイト中にチラッと見えた魚体は、側面が鮮やかにピンク色・・・、「ひょっとしてオイカワ?」と期待せずにネットインした魚は、25センチくらいのヤマメでした。初夏だと言うのに、くっきりと色が鮮やかにでた、ヒレピン君でした。ヤマメ君にお礼を言って、リリース。元気に流れに帰って行きました
 「えっ?画像は??」ですって???えー、有りません。思いつきで、コンビニに買い物に出たついでに、フラッと出てきたので、携帯もデジカメも持っていってませんでした
 何はともあれ、岩手県雫石川水系は渓相は素晴らしいです。土曜日という事もあったのでしょうが、先行者のほかにも10台以上のクルマが私よりも上流に入っていったところを見ると、プレッシャーは相当キツそうで、魚はすでに雌ヤマメ中心に御所湖へ降りきってしまい、居残った魚たちは相当釣り抜かれて魚影薄いと感じました。

 明日は閉伊川水系探索、雨量が多くならなければ良いのですが・・・