FREEDOM~陽だまり探し~

趣味の釣りを中心とした私的考察・釣行記、転職・住まい購入、バイク・ゴルフ・政治や時事などの私的好奇心を綴っております。

09年7月8日八郎潟西部承水路釣行・第一幕「嵐のスタート」

2009-07-13 | 釣り
 7月8日(水)、朝5時30分に「ホテルうたせ」を出発、5時45分に「STC西部マリーナ」到着。
 レンタルしたボートは5馬力エンジンと44ポンドエレキ付きのジョンボート、魚群探知機は無し、レンタル料10,000円です。
 冒頭画像は朝6時頃の状況で、バケツをひっくり返したような大雨・・・。雨が弱まるのをクルマの中で待ちましたが、雨脚はさらに強まり、7時をまわる頃には風も出てきて、嵐の様相を呈してきました。冒頭画像の桟橋が波で洗われるくらいの激荒れとなります。波の高さから、ジョンボートで出船するのは自殺行為です。携帯で天気予報をチェックすると、午後からは雨・風とも弱まりそうだったので、それまでクルマで待機することにしました。

 釣りの詳細の前に、今回の遠征釣行で「何故に西部承水路を選んだか?」を説明させていただきます。
 理由①レンタルボートが予算的にジョンボート・5馬力・魚探無しだったから。東部は広すぎて、ジョンボートの機動力ではバスを探し出すのは厳しい。
 理由②東部は「プロガイド」が釣り客を乗せて、200馬力のバスボートで走り廻る。プロガイドはGPS魚探を積んでいて、ポイントのマッピングも完璧。バスボートの機動力と合わせて、同じフィールドで釣りをしたら、とても太刀打ちできない。
 クルマとバイクのレースに例えると、『GPSと金属探知機を積んだポルシェ(=200馬力バスボート)と地図だけ持った原付バイク(=5馬力ジョンボート)で、10箇所の砂場に埋まってる金貨(=魚)を拾いながら、30キロ先のゴールを目指せ!』と言われたら、原付バイクで勝てる気がするでしょうか?私は無理だと思います
 理由③西部はエレキのみで過去に釣りしたことがある。東部はオカッパリしかやったことがない。
 と、以上の3点から、プロガイドも来ないであろう、西部に決めました。

 しかし、この後9時過ぎに、もろくも私の計画は崩れ去ります。
 これほどの荒天、東部承水路は西部よりも荒れるので、嫌な予感はしてたのですが、プロガイドが釣り客を連れ、赤いバスボートと共に西部に到着・・・、「マジかよぉ~」と、思わず声が出てしまいました。
 荒天の中、さすがバスボート。出船していきました。
 20分後、雨が激しさを増してきます。で、この荒天はバスボートでも厳しかったらしく、バスボートは引き返してきました。私は「このまま今日は諦めて、ガイド中止にしてくれぇー。」と祈りつつ、11時までクルマで待機。

 11時頃、雨・風とも収まってきました。朝ボート屋の方に聞いたところ、私の他に3名ボート客が居るそうで、さらにバスボートも来てしまったので、先陣を切って出船しました。実釣開始です

 タックルは去年の琵琶湖遠征での反省を踏まえ、気合を入れてベイトロッドのH(ヘビー)からスピニングロッドのL(ライト)まで、合計10本をクルマに積んできました。
 事前情報では『葦(アシ)打ちがストロングパターン』との事でした。しかし、昨日までの晴天続きから、朝からの嵐でフィールド状況は一変しました。ここで考えたのが、『岸際は波が激しく打ち付けていた。魚は深いところに落ちたのではないか?』と言う事で、スタートも11時と遅く、じっくり時間を掛けて魚を探してる暇は無い。『アシ打ちはせず、スピード優先で行こう。』と決めました。
 ボートに積んだロッドは、ベイトのみ3本。「ティムコ・フェンウィック・クランクシャフト(初期モデル)6.6フィートML+コンクエスト101に16ポンドナイロン」、「ダイコー・サイラス6.3フィートM+アルファスに12ポンドフロロ」、「ダイコー・サイラス6フィートML+リベルトピクシーに8ポンドフロロ」と、この3本に絞りました。
 そして、この日のルアーローテーションは写真の通りです。


 まず、下流方向にバウを向け、ボート屋からすぐの西岸をアシ際から20メートルほど離れて、サイラス6.3フィートで①のバズベイトを引いて行きました。釣りを始めてすぐに、他のボート・フル装備のVハルアルミ15馬力が私を抜いて、下流の東岸に向かって行きました。その後、私の祈りも虚しく、プロガイドのバスボートも私を抜いて下流の西岸へ・・・。この時『今日は終わったかな・・・』と思いました
 しかし、見るとVハルもバスボートも、かなりアシに近いところで釣りをしている様子。『アシ打ちか。自分とは狙いが違う。まだチャンスは有るかも・・・。』とモチベーションを維持しつつ、バズで流して行きます。

 西岸をバズでチェックしていたのですが反応無く、雨降りのローライトコンディションとは言え、時間も昼近い・・・。『バズに出る状況じゃないみたい。やはり深いところ探って行こう。』と考え、西岸よりも深い東岸へ移動。
 東岸では岸やアシ際から25メートル以上離れて、クランクシャフトで②のボーマーモデル5Aを打っていきます。流す速さは、ミンコタ44ポンドエレキで30と40の中間。足早に打っていきます。
 反応が無く『もっと深いところか?』と考え、ルアーチェンジ。③のマッスルディープ2.5プラスに換えて再び巻きますが、これも反応無し。『これ以上深い所を探っていくのは、時間的にもシンドイなぁ・・・。もしくは、嵐で底荒れして底べったりじゃなく、中層にサスペンドしてるのか?』と、ルアーチェンジ。
 ④のジェロニモに換えて巻いて行きます。この頃、バスボートが上流に向けて走って行きました。数分後、Vハルも上流へ。『みんな下流を見限ったか。自分は魚探も無いし、このまま岸の状態から深くなってるところを予測して、クランクで手探りしていくしかないなぁ。』と、折れそうな心を奮い立たせてジェロニモを巻き続けました。
 そして、第二幕へと続きます


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