07年7月22日八郎潟豊川水門(メジャーポイントです)、サイズは38センチくらいです。
タックルは「オリムピック ボスコ692MH/ダイワ アルファス ぷち改/ライン12lbフロロ/テキサス10.5gシンカー」でした。
この豊川は八郎潟流入河川で、上流には何度も紹介している『2年連続水抜き』金山大堤があります。豊川は八郎潟流入河川の中でも、ベイトフィッシュ(主にオイカワ、秋にはボラ)が多いです。ベイトでは無いですが、コイも時折群れてたりします。
ここまで読んで「ハチローの流入河川にボラ?そんなの見たことも聞いたことも無いぞ!こいつ、ホラ吹いてるんじゃね?」と思った方もいらっしゃるでしょう。でも、07年には水質悪化改善のために防潮水門開けたのですよ。その時にハチロー本湖へ入り込んだようです。しかし、この水門開放はこの後行われておりません。未確認情報ですが、なんでも海の方の漁協関係者から、「こんなアオコで汚れた水を大量に海に放水されては、海にどんな影響がでるか分からない!やめてくれ。」と抗議があったそうです。かくしてハチローの水質改善は成されず、問題は複雑を極め、解決までは長い道のりとなっています。新たな排水機場(田んぼや用水路、幹線排水路からハチローへ流れ込む水を浄化する施設)も建設されていますが、個人的疑問として『流れ込む水を浄化しても、現在の本湖の既に悪化した水をどうにかしないと解決にならないのでは?』と考えてしまいます。「水門を定期的に開けて水質改善を!」という要望は昔から『八郎湖守ろう協議会』などから出されておりますが、農業者側では「湖水の塩分濃度が上がるのは困る。」とのことで実現されておりません。07年は飲料水にまで影響が出てしまい、水門開けてみたものの、今度は海の漁業者側からあまりに汚れた湖水だった為に、待ったがかかったわけです。ここまで水質が悪化する前に、定期水門開放の仕組み(大潮の引き潮時に開放するとか、大雨の時の引き潮時に開放するとか)を作っておれば、もっとシンプルに解決できたのではないかと思えてなりません
オイカワですら、みな皮膚病が出ています。肉がただれている状態がみられます。ボラもせっかく入り込んで来たのに、みな皮膚病を患っておりました。秋にボラ大群に遭遇し、「バスも居るだろ!」とポッパー引き倒したことが有るのですが、あまりのボラの量で、何匹もポッパーに引っ掛けてしまいました。この時にすべて皮膚病でしたし、偏光グラス越しに見える泳いでいるボラも皆、皮膚病だったのを確認しております。
さて、釣りの話ですが、この日も新ロッド・今度は「ボスコ」のテスト釣行です。このロッドは「もっと手軽に、仕事のクルマ(セダン)のトランクに忍ばせられるロッドほしいなぁ・・・」と思って購入してみました。2ピースのMH、6フィート9インチのベイトロッドです。魚を掛けての感想は、「結構ハリがあってジグ打ちにもよさそう、と思ってましたが、感度はカリスマ66MHが断然上です(当たり前か・・・)。とは言え、気軽にいろんなリグが使えるバーサタイルさは合格です。前に「極めるならバーサタイルより専用ロッド」という事を書きましたが、初めてのフィールドや久々に行くフィールドで状況が分からない時には、バーサタイルロッドは全然ありだと思います。私も状況分からん時のオカッパリではカリスマ68M(サブネームはミディアムバーサタイル)を持って出ます。状況がわかってくると、クランキンロッドやジグロッド、場合によってはライトタックルに持ち替えていきます。
リールの『プチ改』というのは、ハンドルつまみのカラー=つまみの軸とつまみのすべりをよくする樹脂製リング、をCRBB(ボールベアリング)に換装したものです。この『ぷち改』はアルファスではCRBB2個必要、ジリオンでは4個必要になります。ジリオンでは3台で12個使い、財布に厳しい改造でしたが、リーリングの感触は別物の滑らかさです。巻き物やるときは、集中力継続に効果あると思います。この換装はメジャーな改造なので、興味のある方は「ジリオン改造計画」とかで検索かけるといっぱいヒットします。
ちなみに、ダイワのスティーズやリベルトピクシーは初めから「ハンドルつまみ」にボールベアリング入ってます。CRBB(防錆ボールベアリング)ではありませんが。
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