2日間をかけて、岩手県盛岡市近郊の釣り場探しに迷走して参りました。
1日目は近所を軽く見てくるつもりで、ふう太(バイク)で近場の川へ。この川は漁業権が設定されていない河川で、当然ながら放流事業もされてません。川の流れを見てみると、イワナらしき15センチ位の魚が確認できました。しかし、放流されていないので、魚影は薄く大きな魚も見えませんでした。
渓相をもっとチェックしたくなり、どんどん山奥へ進んでみます。舗装路は切れて、完全な林道をどんどん登って行きます。悪い事に歳をとっても人間の根源的な部分は変わらないのですね、結局林道越えを決行する事になってしまいました。
昔を思い出しますねぇ。20代の若い頃仙台市に住んでたのですが、当時発売されたばかりのCB400SFの新車で、地図も持たずに鬼首あたりの林道に突っ込んで行き、栗駒山の峠道に出てたりしたものです。林道と言っても未舗装で、軽自動車でもギリギリ通れるかどうかと言う道で、雨によってえぐられた道が何キロも続く殆どケモノ道のような林道でした。オフロードバイクでもキツイ道を400CCロードバイクで、何キロもスタンディングのまま1速と2速の半クラ走行で走破してました。
こういった冒険ツーリングはガソリン残量との戦いとなります。「残った燃料で引き返せるかどうか?」、引き返すかどうか迷った時に、前進する事を選択したら、もう後は行けるとこまで行くしかありません。道中には分岐路もありますが、地図を持っていないので、知らない地名が指し示されているだけです。自分の方向感覚と知識(太陽の位置や植物を見たり、沢の流れて行く方向とかで方角を知る)が頼りとなります。無事に生還できるかどうか、ビビリながらも自分に言い聞かせていた言葉は「道は必ずどこか別の道に繋がってる。日本中の道は繋がってるんだ!」です。これって人の人生も一緒ですよね。
さて結局、今回も若い頃と同じく川を遡り、林道の分岐路では賭けに出て、山を越えて岩泉町まで行ってしまいました。自宅から大体80kmくらい離れた町です。この町まで出るのは正に冒険でした。とんでもない障害を乗り越え、たどり着いたのです。その障害とは・・・、「毛虫」だぁ~。道路脇の樹木から糸で垂れ下がってるのです、何匹も何キロも延々と。とてもかわし切れず、何度も体に張り付かせてしまいました。その度に停車して体から払って、また走りの繰り返し、泣きたくなりましたヨ。過去の記事で「マイマイ蛾」という蛾が大量発生・・・と言う事を書きましたが、岩手県にフライフィッシングにいらっしゃる皆様、「ウーリーバガー」必携ですよ。大量に巻いていらして下さいネ
岩泉町に出た時は「ホッ」としました。せっかく来たので有名どころの「龍泉洞」へ。食事を済ませ、龍泉洞に入ろうかと思ったのですが「お金が・・・」。とりあえず土産物屋でお土産を買い、帰路に着きました。帰りは国道455号線を迷わず選択です。
家に着いて速攻で泥だらけのふう太(バイク)を水洗い、無事生還できました。走行距離は182kmでした。
2日目、バスフィールド探索へ。花巻市までまわったのですが、結論は池のバスは水抜きにより全滅。今回は地図を片手に回りましたが、どこの池も生命感皆無、偏光グラス越しにベイトやバス稚魚も一切確認できず、猛禽類やカワセミ、鵜などの魚食性の鳥達も見当たりませんでした。立ち入り禁止看板の立ってる池も多かったです、残念でなりません。
バスがいると分かっている綱取ダムにも行きました。こちらは子バスとギル発見。ミノーをローテーションしながらアタックしてみると、5バイトありましたが全て乗らず。
ブログ用の画像が欲しかったので、禁断の渓流用、#3フライロッドでエルクヘアーカディスをキャスト。しかーし、とんでもないスレッぷり、エルクヘアーカディスのエルクヘアーを軽く咥えるのみで、フッキング不可能・・・、「なんちゅースレッぷりだよ!信じらんねぇ~!!」と、誰もいない綱取ダムの中心でグチを叫ぶ。
敗北感に押しつぶされながら、家路に着きました
1日目は近所を軽く見てくるつもりで、ふう太(バイク)で近場の川へ。この川は漁業権が設定されていない河川で、当然ながら放流事業もされてません。川の流れを見てみると、イワナらしき15センチ位の魚が確認できました。しかし、放流されていないので、魚影は薄く大きな魚も見えませんでした。
渓相をもっとチェックしたくなり、どんどん山奥へ進んでみます。舗装路は切れて、完全な林道をどんどん登って行きます。悪い事に歳をとっても人間の根源的な部分は変わらないのですね、結局林道越えを決行する事になってしまいました。
昔を思い出しますねぇ。20代の若い頃仙台市に住んでたのですが、当時発売されたばかりのCB400SFの新車で、地図も持たずに鬼首あたりの林道に突っ込んで行き、栗駒山の峠道に出てたりしたものです。林道と言っても未舗装で、軽自動車でもギリギリ通れるかどうかと言う道で、雨によってえぐられた道が何キロも続く殆どケモノ道のような林道でした。オフロードバイクでもキツイ道を400CCロードバイクで、何キロもスタンディングのまま1速と2速の半クラ走行で走破してました。
こういった冒険ツーリングはガソリン残量との戦いとなります。「残った燃料で引き返せるかどうか?」、引き返すかどうか迷った時に、前進する事を選択したら、もう後は行けるとこまで行くしかありません。道中には分岐路もありますが、地図を持っていないので、知らない地名が指し示されているだけです。自分の方向感覚と知識(太陽の位置や植物を見たり、沢の流れて行く方向とかで方角を知る)が頼りとなります。無事に生還できるかどうか、ビビリながらも自分に言い聞かせていた言葉は「道は必ずどこか別の道に繋がってる。日本中の道は繋がってるんだ!」です。これって人の人生も一緒ですよね。
さて結局、今回も若い頃と同じく川を遡り、林道の分岐路では賭けに出て、山を越えて岩泉町まで行ってしまいました。自宅から大体80kmくらい離れた町です。この町まで出るのは正に冒険でした。とんでもない障害を乗り越え、たどり着いたのです。その障害とは・・・、「毛虫」だぁ~。道路脇の樹木から糸で垂れ下がってるのです、何匹も何キロも延々と。とてもかわし切れず、何度も体に張り付かせてしまいました。その度に停車して体から払って、また走りの繰り返し、泣きたくなりましたヨ。過去の記事で「マイマイ蛾」という蛾が大量発生・・・と言う事を書きましたが、岩手県にフライフィッシングにいらっしゃる皆様、「ウーリーバガー」必携ですよ。大量に巻いていらして下さいネ
岩泉町に出た時は「ホッ」としました。せっかく来たので有名どころの「龍泉洞」へ。食事を済ませ、龍泉洞に入ろうかと思ったのですが「お金が・・・」。とりあえず土産物屋でお土産を買い、帰路に着きました。帰りは国道455号線を迷わず選択です。
家に着いて速攻で泥だらけのふう太(バイク)を水洗い、無事生還できました。走行距離は182kmでした。
2日目、バスフィールド探索へ。花巻市までまわったのですが、結論は池のバスは水抜きにより全滅。今回は地図を片手に回りましたが、どこの池も生命感皆無、偏光グラス越しにベイトやバス稚魚も一切確認できず、猛禽類やカワセミ、鵜などの魚食性の鳥達も見当たりませんでした。立ち入り禁止看板の立ってる池も多かったです、残念でなりません。
バスがいると分かっている綱取ダムにも行きました。こちらは子バスとギル発見。ミノーをローテーションしながらアタックしてみると、5バイトありましたが全て乗らず。
ブログ用の画像が欲しかったので、禁断の渓流用、#3フライロッドでエルクヘアーカディスをキャスト。しかーし、とんでもないスレッぷり、エルクヘアーカディスのエルクヘアーを軽く咥えるのみで、フッキング不可能・・・、「なんちゅースレッぷりだよ!信じらんねぇ~!!」と、誰もいない綱取ダムの中心でグチを叫ぶ。
敗北感に押しつぶされながら、家路に着きました