どんより曇った空がパァ~と開けた瞬間
なぜかマイロを感じました
マイロには青空と笑顔が似合う
毎朝の散歩は初夏のころから気持ちよく歩いていた緑道
本当はディディエもバギーに乗りたい時があったのは分かっていました
ディディエだって 12歳の立派なシニア
だけど歩けないマイロを乗せていたから
ディディエには頑張ってもらっていました
だからマイロのいない今も
朝の一時間散歩のときはバギーを使って
往路はディディエを乗せて
復路だけ歩かせています
マイロが乗っていない寂しいバギー
マイロが16歳を超えた頃から
とても頑固になったことは前にも触れました
マイロは幼いころから人や他のわんこに吠えることはなかったです
でも、自分の要求にはビーグル特有の大声で吠えまくる
まだマイロが自力で歩けていた頃のこと
マイロとディディエとアロハを同時に散歩させるのは大変で
先にマイロだけを連れて行って
その後でディディエとアロハを散歩したことがありました
その間 30分くらい
マイロは置いて行かれたことが気に入らず
ずっと吠えていた様子
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警察に通報されました・・・
しかも通報者は
朝の4時から2時間近く吠えてうるさい!
そう言ったそうです
実際には7時頃の30分間
はい、それでも十分迷惑なのは分かりますが・・・
通報され私は調書を取られました
一通りの取り調べの後
急に温かい笑顔になった地域の巡査
『任務は追行しました
騒音に関する通報で一番多いのが犬の鳴き声
次が楽器、どなる声、赤ちゃんの泣き声。。。
ご近所問題なので気を付けるしかないんです
しかも通報された方はヒステリックな反応をしてますよね
そういう方がご近所に住んでいるということ覚えていてください』
ビシッと敬礼をされて帰られました
実はとても愛犬家の巡査で
ご自身も多頭飼いをしていることが後に判明
熱心に警邏をされる方で散歩中もよく会いました
その都度 徐行して窓を開けて
『お疲れ様です!』と。
わんこも高齢になると認知症などで
吠え続けることがあります
マイロも車椅子の不自由な暮らしの中で
どんなに条件を揃えてあげても吠え続けた時期がありました
抱っこしても大暴れして
顎に青あざを作ったこともあります
(どんだけ暴れたかというと
その時に治療してあった奥歯の根が折れて
インプラントになった程です
はい、40万強の出費でした・・・)
吠え続けるマイロに
『一体、何なの?
オムツも替えたしオムツかぶれ予防の薬もつけたよね?
お水もあげたし、ご飯は食べたばかりだし・・・
もう勝手に騒いでいて!』
と喧嘩をすることもありました
また通報されるかも・・・
その不安は私をよりイラつかせました
今年は一番爽やかな季節
我が家はシャッターまで締め切り
空調はエアコンと扇風機
そんな時期が3か月くらい続きました
不自由な体を持て余していただろうマイロの気持ちに
寄り添ってあげられなかった時期でした
可哀そうなことをしてしまいました(涙)
その頃から獣医さんにお願いして
精神安定剤と眠剤を出してもらうようになりました
それと同時に巡査さんに
マイロが認知症の症状出ていることをお知らせしておきました
巡査さんは
『大丈夫、通報は僕のところに回ってくるから
ちゃんと事情を説明するから。
怒らないで可愛がってあげてね』って。(涙)
今、 愛犬が認知症で
同じような困りごとを抱えている方
一人で抱えるより
ご近所にお伝えして
ご理解を求めることをお勧めします
限りある命ですから・・・
かわいいマイロ・・・
会いたい・・・・・