「つか版・忠臣蔵」＠d倉庫

当日券で観て来ました。

北区を離れた方の芝居は、あまりみないのですが
演目が気になり観劇。

高野愛さん、艶っぽいシーンを演じるようになったのですね。
泣き女、決めセリフがカッコよかった。

扉座の鈴木さんは、吉良さんにしかもう見えない。
人が良い吉良さんは、私の中で鈴木さんがスタンダードです。

座長役の方の、論理的にの繰り返しセリフ面白かったなあ。

つか版とありますが、渡辺版ですね。
崩しているようで、真面目でつじつまのあう。

ギリギリまで行けるか微妙でしたが、行けてよかった。
東京公演の折り返し、８日まで。

「チルドレン」

＠世田谷パブリックシアター

風丘先生こと、若村麻由美さんのお芝居が観たかったのと
科学者から目線の震災を知りたかった。

客席は年齢層が高い。

「あなたは私が大人になったらなりたい人だった」
あなたはあれもできる、これもできるとたたみこむような
セリフに私はめっぽう弱い。
できるに象徴される出来事が、平和な日常だったせいかもしれない。

本音の応酬、不倫、病気...

科学者だから、若者に後始末をさせてはいけないと。
残りの人生に何をするのか、考えさせられる芝居だった。

「天主物語」

椿組＠花園神社。

北区AKTの時津さんご出演。
初めての唐組、初めての野外。

泉鏡花原作、花組芝居の加納さんの演出。
まずはセリフが綺麗。すべて意味がわかるわけではないけど、
耳に心地よく、日本語っていいなと思う。

前説も面白く、オープニングのダンスから圧倒される。

人なのか、人ではないのか？
夢なのか、現実なのか？

シーンが交錯し、結末にむかう。
松本紀保さんの崇高な美しさ、人ではないという気配。
愛する瞬間、愛おしく思うがゆえの言葉。
素晴らしかった。

ラストの演出に圧倒される！！
ここは新宿だったのか？異空間に飛ばされた２時間。

時津さんも劇団とは違う面が見え、殺陣もお見事で
野外劇に連れてきてくださったことに感謝。

２２日まで！（千秋楽の席はまだあるようですよ）

「銀杏の樹の下で」

＠八尾プリズムホール

２月にひたちなか市で観た演目。
そして来年５月には東京で。

大阪のパワーすごかったです！
舞台から気迫が押し寄せてきました。

ラストのダンスでは、号泣。
ここまで大変だったろうなとの意味も含め。

次は東京にバトンが渡された。
頑張らねば。

「煙が目にしみる」

久しぶりに加藤健一事務所の公演に！

ランチに石窯ハンバーグと石窯フォンダンショコラ。
おなかいっぱい食べちゃったから、腹ごなしに亀戸天神へ。

炎天下だから、貸切！
池には亀がいっぱい！
スカイツリーが見えた。

さて、そして観劇。
東京最終公演にすべりこめて良かったあ。
離風霊船の伊東由美子さんも久しぶり。
お変わりなく、サザエさんのような役柄で
前半を盛り上げる。

ベテラン揃いの舞台で半端ない安定感。
加藤健一さんのおばあちゃんも自由で素敵でした。