(益田ミリ著)
★★★★(ベアの満足度)
エッセイと漫画で構成。
「お母さん」とのエピソードは、どれもちょっとせつなく、
思い当たることがある。
お母さんには、
私もこんな風に見守ってもらったし、
守ってもらっていた。
同じことを娘に出来ているかな。
まだまだ「母」より「娘」の要素が強いかな...。
「祖母」の域に達すると
誰もが到達できるのかもしれないが、
同世代や年下であっても、
この「母」の雰囲気を持った人がいる。
受け入れる範囲がすっごく広く、憧れです。
母ってなんでも知っていると思っていた。
大人になったら、
年金も税金もなんでもわかると思っていたのに、
全然わからないから、
社労士の資格を取ったり、会計事務所に勤め、
私がわかるようになった頃には、はったりだと気づいた。
(なぜ、そこまで気づかなかったのかが悔しい)
余談ですが、母には、
「これはベアパパにやってもらいなさい」
とよく言われる。
そう言われたことを勝手にやると9割以上
失敗するので、やりません。
(これはマイマイに...と言われる日も近い?)
付き合いの長い友人に
「これはベアパパにやってもらいなさい」と
言われると、
この人との付き合いも長くなったなあと思う。