ベア日記

幸せ。嬉しい。楽しい。美味しい。 心が動いたことを綴っていきます。

「あまからカルテット」

2012-07-31 23:21:18 | 読書

(柚木麻子著)
★★★★(ベアの満足度)

女子中学の同級生、
ピアノ講師の咲子、料理上手な由香子、美容部員の満里子、編集者の薫子。

花火大会でもらったお稲荷さんから、作った男の人を探し出す。
幼い頃に会った女の子からもらった甘食、
彼氏が通いつめるお店のハイボール、
差し入れのラー油を作った人は?
力を合わせておせちを作るはずが、それぞれトラブルに巻き込まれ...。

出てくる食事はおいしそうだし、
助けあう女友達っていいなと羨ましくなったり、
日常の小さな謎の解き方が面白かったりと、
1冊で幾度も美味しいストーリーでした。

親子うどん教室!

2012-07-29 22:11:00 | 学び

初めてのうどん作り!

親子教室ですが、食育の講座なので、
マイマイがアシスタントの方々と作ります。

本格的な設備と長い包丁にびっくり!
薬味のきゅうり、
かき揚げの玉ねぎ、三つ葉を刻む。

粉からこねたうどん。
こねて、こねて、足で踏んで、
伸ばして、伸ばして、たたんで切る。

初めてのうどんは、コシが強過ぎたので、
今度は私がリベンジしてみたい。
かき揚げが失敗したのもショック!
これもリベンジだ~!

「夜明けの落語」

2012-07-28 23:49:34 | 読書

(みうらかれん:作 大島妙子:絵)
★★★★(ベアの満足度)

第52回講談社児童文学新人賞佳作受賞作品。
読売KODOMO新聞で紹介されたのを
きっかけに読み始めました。
(思ったより長いお話でした)

小学4年の暁音ちゃんは、人前で話すのが苦手。
一緒に日直になった三島くんは落語が大好き。

日直の週末にしなくてはならない5分間スピーチの
ことで頭がいっぱいの暁音ちゃんを見て、
三島君は「なんとかしてやる」と。

人と違っているといじめられたり、仲間はずれにされる。
好きなことの悪口を言われるのは許せない。

小学生ならではの、まっすぐな悩みや
強い思い、今までの自分から変わりたい、
変われるかなと揺れる思い。

おしゃべりな子も心の中の言葉を
全部話しているわけではないことに
当たり前ながら、気づかされた。

友達っていいね。
好きなことがあるっていいね。

落語が小学生に、児童文学にもはいってきたのが
落語ファンとしても嬉しい1冊でした。