ベア日記

幸せ。嬉しい。楽しい。美味しい。 心が動いたことを綴っていきます。

頭から流血...。

2007-11-30 23:09:34 | 今日のマイマイ!
「マイマイが血が出て泣いてるの」と電話が入る。
急いで戻り、血のついたタオルにギョッとするけど、
119番に電話をする。
「救急ですか?消防ですか?」
「開いている病院を教えて下さい」

前回の引越前夜のビーズ事件で学習したので、
一番情報のある消防署に相談。
ケガをした場所が頭であること、子供であることで
紹介してもらった病院に断られる。

「他にも病院はあるから、ダメだったらまた電話してね」と
消防士さん(?)に言われたのが心強い。

数件かけて、ビーズ病院(仮名)に受け入れてもらう。
縫うほどではなかったけど、お医者さんに見てもらって安心した。

断られる理由も納得がいくものだったから、
たらい回しにされた感じはないけど、
適切な病院を探して運ぶのって難しい。

でも、もっとひどいケガだったらと思うと・・・ぞっとする。

「陰日向に咲く」

2007-11-28 21:15:51 | 読書
「陰日向に咲く」(劇団ひとり著)
★★★(ベアの満足度)
流行の本のようなので、だいぶ前にリクエスト。
やっと順番がまわってきました。

登場人物の幅が広い。
5つの短編が、微妙にリンクされている。
そのことに気づいてからは、新たな登場人物が出てくるたびに
あの人かなと、かまえてしまうのだけど。

面白かったのですが、ちょっと期待が大き過ぎちゃったかも...。


声が出ない...。

2007-11-27 22:16:08 | 今日のマイマイ!
昨日からマイマイが咳をしている。
今朝はすっかりかすれ声だから、朝一番に病院へ。
微熱があるのも気になるし、食欲もない。
週末、寒かったのかなあ...。

苦い薬を飲ませるために、初めてアイスクリームに混ぜてみた。
チョコアイスを食べられるのが、嬉しそう!

明日の予防接種、無事に受けられますように。


「クローズド・ノート」

2007-11-26 21:21:57 | 読書
「クローズド・ノート」(雫井脩介著)
★★★★(ベアの満足度)
前の住人が残した日記を読み始める女子大生。
彼女は、小学校の先生をしていた。
キラキラと輝き、生徒達に影響を与え、懸命に生きた。
人生の終わりは突然訪れる。

私のベスト小説、北村薫さんの「ステップ」と読後の感じが似ている。
単に小学校の先生という共通点だけだけでなく、
生徒目線で魅力的な先生が描かれているからだと思う。

映画の舞台挨拶だけじゃなく、もっと内容で
話題になれば良かったのにね。

電車で読んでいて、泣きそうになった。
人生、大事にしなくちゃな。

「二代目はクリスチャン・プレビュー公演」

2007-11-25 23:33:44 | 芝居
「二代目はクリスチャン・プレビュー公演」
11/22-26北区つかこうへい劇団@文士村記念館
全員がタキシードでダンスという劇団恒例のエンディングで幕が閉じた瞬間、
声をあげて泣きじゃくりそうになった。
こんな感情になるのは、この劇団の芝居だけ。

「二代目はクリスチャン」は原作をだいぶ前に読み、
東海村バージョンの舞台は強烈すぎて、衝撃だけが残っている。
映画は、さきほど借りに行ったらなかった...。
オーソドックスバージョンの戯曲だと、去年に引き続き、とても楽しみにしていた。
そんな期待を裏切らないというよりも、今日はすごいパンチを食らった。

ストーリーは簡単に言うと「セーラー服と機関銃」のシスター版?
組長である父を殺した英二を愛してしまったシスター。
シスターを愛したお寺の息子の刑事。
まっすぐにシスターを愛する逸見くん演じる刑事がカッコイイ。
それなのに、なぜ英二とも思うが、もちろん英二もカッコイイ。
シスターと組長の血を引く二面性を演じる高野さんも可愛らしかったし、アクションが素敵。

二代目を継げなかったナンバー2の磯村さん演じる松本さんの葛藤。
組員のダルマ船の客引き、車の中で亡くした生後間もない娘、
愛する妹のために両親を殺す、などなどここでこのエピソードが~と、
そしてこの音楽が流れたら~と途中から泣き通し。

何がこれだけ私を泣かすのだろう。
泣いているうちに、生活のことや人間関係のことなど、悩んでいること、
気づかないふりをしている自分の気持ちなどどうでもよくなる。
そして、何かがまっすぐになる。
これが芝居から離れられない理由なのだろう。

稽古場に雛壇の客席を作り、狭い舞台でアクションとダンス。
見応えのある1時間45分でした。