ベア日記

幸せ。嬉しい。楽しい。美味しい。 心が動いたことを綴っていきます。

卒業公演@ペガサスホール

2018-02-22 17:33:08 | 北区の芝居
稽古場での13チームの勇姿を観た後は、ペガサスホール!

たぶん、「熱海殺人事件 友よ〜いま君は風に吹かれて〜」を
観られるのは、昨日が最後。

1月28日17時 Lチーム
2月21日19時 Lチーム

最初と最後がLチームだったけど、変化に驚いた!!
背もたれに背中がつけられないほど、目が離せない。
4人同時に観たいから、もっと後ろの席にすれば良かった。

此村伝兵衛の包容力、
本当に水野の幸せを願っていたのではないかと
信じてしまったのは、初めて。
別れのシーンで、優しいまなざしで片手を差し出すシーンには、
これは別れられないわ。

まりえちゃんの繊細な演技はやっぱり大好き♡
気持ちの揺れにそっと寄り添っていたくなる。
凛々しくキッパリと「別れます!」そこに深すぎる愛を感じる。
息がぴったりなのは、同期だからというだけではなく、
良い舞台にしたいという気持ちが同じなのだろう。

二人を見守り、徹底的に耐え、身を引きそうなほどの優しい熊田。
水野のことだけを見つめ、ずっと待ち続けていくのだろう。

直前のオフにも稽古したという浜辺のシーンは秀逸。
ずっとこの時間が終わらないで欲しかった。
何度も聞いている台詞なのに、新鮮で、大山の明るさの中に
殺意までつながる辛さが潜んでいた。

初日にして、最高の卒業公演。
反芻するために綴ってみた。
もう一度観たいけど、観られないから、良いのでしょう。

「売春捜査官」@ペガサスホール

2017-12-13 20:35:29 | 北区の芝居
大滝、時津、嶋、伊澤
がっつりと「売春捜査官」を観た気がする。
もちろん、卒業公演の「売春捜査官」も勢いがあって
大好きなのですが、
今回は、マイマイが生まれる前のバージョン?

様々なバージョンを観られるのは、劇団ならでは。
劇団総力戦という感じがしました。

個人的には、流産した時期に、ココロに塩を塗る覚悟で、
通い詰めた舞台。
(貧血がひどくて、1日2本が限界だったんだけど)

容赦なく追いつめられる木村伝兵衛。
だからこそ、「女の涙をふみにじって、なんの国家か」の
台詞が胸を突く。

これこそ、つか芝居の醍醐味。

久しぶりにご出演の嶋さんと伊澤さんもさすがです!
まだまだこの劇団は隠し玉をもっているじゃん。
嶋さんの万平、大好きです♡

前進か死か
この舞台が学生さんにどう届くかが楽しみです。

チャレンジシアター2017@アトリエ

2017-10-29 22:01:04 | 北区の芝居
「寝盗られ宗介」
「熱海殺人事件 友よ今君は風に吹かれて」

準劇団員と研究生で挑戦した二本立て。
さすがに3本連続は辛いので、二日にわけて。

まずは「寝盗られ」
台詞の多さ、深さ、難解だよ〜
チャレンジシアターだけのことはある。

もう少し短いバージョンになれば、
気軽に上演できるのにな。

マイマイはサックスに夢中。
演奏かっこよかった。

「熱海」3チーム中、2チーム観劇。
でもWキャストの研究生を観られなかったのが残念。

残りの1チームも観たかったなあ。
昨日の夜行けたのではないか、台風に負けたか、睡眠不足に負けたか。
悔いが残る。

部長と水野の別れのシーンが綺麗だった。
水野が部長の耳元でささやき、部長も水野の耳元でささやく。
何を話していたのだろう。

緊張をまとう役者さんから、目が離せない。
(大山登場まで)

アイコをいくらで買ったかと迫る達彦。
水野と結婚するのか?と反撃する大山。
同期二人の緊迫のシーンが印象的。

聞いて欲しいことがあるんよ。
アイコの言葉に石を投げようという大山。
アイコが話したいことがわかっていたから、そらしたのか。
まだまだこの戯曲は深い。

「いつ熊田ではなく、達彦だと気づきましたか?」
マイマイは、帰り道に気づいたらしい。
部長よりも気づくのが遅かった...?

台風に負けずにアトリエまで歩いて良かった。

中間発表!

2017-08-06 22:12:20 | 北区の芝居

夏の風物詩、北区AKTの中間発表。
赤羽あんぱんを食べて、いざ!

3日で14チーム。
「熱海殺人事件」の浜辺のシーン10分観て、
5分の休憩に感想と点数を書く。

研究生チームと準劇団員チーム。
あらためて、戯曲のすごさを思い知る。
(数えきれないほど観てるんだけど...気づくことがまだまだあるのよ)

1年目だからこそ出せる必死さは、かけがえのない姿。
泣きそうな姿にこちらがもらい泣きしそうだよ。

演じる人のココロが揺れるたびにこちらのココロも揺れる。
アイコ役は、感情の揺れ幅も大きい。
「信じていいね?」と最後に見せた、少し幸せそうな笑顔。
表情の変化に目が離せない。

「金ば出したら、ここにいてくれると」
言う方も辛いと感じたのは、初めてだ。
彼の個性がそうさせたのか?

見つめ合う二人は確かに幼なじみだ。
客席など見えてないほどの集中力。

毎年思うのだが、10分のシーンなのに
泣けちゃうチームがある。
暗闇でないのがちょっと恥ずかしい。

結局9チーム観せてもらった。
1月の卒業公演へと楽しみが広がりました。
ありがとうございます♡


「寝盗られ宗介」

2017-07-15 21:41:51 | 北区の芝居

@つつじホール 白菊チームと紅菊チーム

久しぶりの王子のつつじホール。
久しぶりの「寝盗られ宗介」

白菊チームは、学校公開のため、一人で参戦。
若手の初々しいメンバーをベテラン勢ががっちりと固める。

主役二人の揺れ動くココロ、丁寧な台詞、
愛がまっすぐに伝わってきました。
若すぎる?という心配は杞憂で、白菊ペア大好きです

ベテラン俳優の切腹でスイッチがはいり
ラストまで怒濤のように走り抜ける、つか芝居ならではの爽快感。

義父さんの赤いスーツのダンスが好き
リリーさんに舞台上で別れを告げられるとそれだけで涙。

リリーさんもスズ子も、今まで気付かなかった、何かがしっくりきました。
何度も観ているはずの演目なのに、気づきがまだまだあり、奥が深い。

紅菊チームは、マイマイも合流。
艶っぽくて、オトナの二人で、華があり、正統派の安定感。
ラストの宗介の揺れる気持ちがリアルに伝わって来て
ハッピーエンドにつっぱしっていく。
座長の台詞が、新代表の気持ちに思えて、応援したくなった。

マイマイには少し難しかったようですが、
白菊チームも見たかったと、何度も何度も言っていた。

錦織さんの演出は、歌もダンスもたくさんあり、ダイナミック!
劇団の新たな色を見せていただきました。

明日、明後日の当日券、あるようですよ!
(もったいないなあ...)

2チーム合わせて、5時間弱。
2時間半の芝居を3本観ていた頃の体力が懐かしい。