ベア日記

幸せ。嬉しい。楽しい。美味しい。 心が動いたことを綴っていきます。

「和菓子のアン」

2013-03-14 22:16:03 | 読書

(坂木司著)
★★★★★(ベアの満足度)

ぽっちゃりとした梅本杏子は、高校を卒業し、
デパ地下の和菓子屋で働き始めた。
個性的な店長、同僚とともに、お客さんの謎を解くミステリー?
ミステリーというより、日常の不思議を紐解いてゆく。

私の好きな大崎梢さんの書店シリーズに似ていて、
この本を読むと和菓子がとっても気になるようになる。
季節感、食感、和菓子の名前の歴史と遊び心。

ぽっちゃりしていることで、デブだからと自己肯定力が低い杏子だけど、
そのぷにぷに感で、職場のマスコットになっていることに
本人だけが気づいてないもの面白い。

仕事を始めるってこんな気持ちだったなあと
少し懐かしくもなったりして。

これは、柳原可奈子ちゃんでぜひドラマ化して欲しい。
イケメンで乙女ココロの立花くんは、誰がいいかなあ。
こんな魅力的なキャラクターが本だけなんて、もったいない。
そして、続編も読みたい!

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