物理は苦手。

「お天気おじさんへの道」（泉麻人著）
★★★（ベアの満足度）
著者が、気象予報士試験に合格するまでのエッセイ。
気象予報士という資格は、以前から気になっていて、
資料請求したり、関連本も買ったことがある。

読みやすい本だろう、とあなどっていた。
ページを開いたら、まず、字が細かい。
子どもの頃から、天気の事が気になり、大好きだったという
導入を読み、あ～、私には無理だと思った。

さらに、物理がわからないといけないらしい。
私に理系の頭はない...。
気持ちが入り込めないと理解できないのだから、
公式は覚えられないだろう。

泉麻人さん、
あ～、あの人ねと思い浮かべていた人は、
山田五郎さんだということに、途中で気が付いた。

「虫と気象」が好きだということで、
勉強しながらも、気になったところは、とことん調べている。
知識というものは、試験対策だけでなく、
興味で広げていくことをこの本で教わった。

３回目の試験で、３科目一度に合格。
50歳前の挑戦ということなので、私もまだまだ頑張れる。
何を頑張るかが、問題だ。
気象予報士を目指すという目標は、きれいに消えました。