ベア日記

幸せ。嬉しい。楽しい。美味しい。 心が動いたことを綴っていきます。

お家で落語。

2006-08-06 23:44:46 | 落語
「粗忽長屋」「時そば」柳家喬太郎
「目黒のさんま」入船亭扇辰
昨秋見逃した高座のDVDを、
落語鑑賞の師匠に貸してもらいました。

生で見るのとは、違うけど、
テレビ画面の真ん前の特等席で、ゆったりと見られるのは、
とても嬉しい時間です。

この中でも「時そば」が楽しみでした。
私が初めて聞いた「時そば」は、新潟さんのもので、
ヘルメットが出てきたり、ラスカルがどんぶりを洗ったり、
座布団をそばのようにこねたりと、
今でもはっきりと覚えているほど衝撃の落語。

知っている噺だからこそ、
喬太郎さんが作り上げる「時そば」が聞きたかった。
「間」も「表情」もまるで芝居を観ているような2作に大満足。

それに対し、扇辰さんの落語は、田舎で秋刀魚を食するという
情景がぱーっと浮かぶ正統派古典落語。
タイムトリップ感が心地よい。

お二人の会に、また行きたいなあ。(あと、さん喬師匠の会も)
圓朝まつりの夜にふさわしい、落語な夜でした。


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