前回宣伝させていただいた雑誌、ベリーダンスJapanのコラムby ASYAの話。
契約と契約の間、ビザの関係で、そして日程の関係で、フライトの関係で、レッスンの関係で、ありとあらゆる関係で、私たちベリーダンサーはレバノンのエージェントが用意してくれている場所で何日間、または何週間か寝泊りする。
上にも言ったように、新しいベリーダンサーが来ることになると、ほとんどの場合、その全てのニューダンサーに、契約に送り出される前に現地でのトレーニング期間が設けられる。
2007年の私も、もちろんその1人。
過去何年間もやって来るダンサー、ダンサー、そしてまたダンサーを、ほとんど担当している現役ダンサー、ウォリッド(仮名)は、私たちにとってとっても身近な存在だったりする。
スタジオが隣接するその宿泊場所。そのスタジオで日々ダンサーのレッスンにあたる彼は、多いときには毎日見かけては声を掛け合い、頬に3回のキッスのレバニーズ挨拶を交わす。
契約と契約の間、その時レバノンに滞在していた私は、ある日ラップトップをラップに乗せ(ええ、だからラップトップ)、ベリーダンスジャパン用のコラムを書く作業をしながら部屋にやってきた彼にちょっと得意げに言う。
「ウォリッドー、私今ねー、日本のベリーダンスの専門雑誌のコラムを書いてんのー」
すると彼、結構なユーモアセンスの持ち主なのだけど、こう述べる。
「Habibi (my love), inti (you), you are a DANCER!!! Not a writer!!!」
なるほど、そうだった。。。ちょっと、忘れそうだった(笑)。