そんな女の子にお父さんは何度もこう言う。
お水をこぼしちゃったからタオルくださいって自分で言ってきなさい!
一人で出来るようになりなさい!と。
その間女の子は、一人でお店の人がいるカウンターに何度も行ったり来たり。
彼女よりはるかに高いカウンターの向こうからは、小さい女の子が「すみません!」と言っていることにはなかなか気付けない。
それでもお父さんは気付かないのか、
女の子が戻ってきては
「すみませんって言ってるけど、、、」
とお父さんに伝えるも
一人で出来るようになりなさい!の一点張り。
お父さんの気持ちも解る(2度目)。
だけど第三者的には5歳の女の子が気になる。
いや、5歳かどうかは分からないけど。笑
そういえば何か失敗しちゃった時に、息子もグラスが割れないで良かったね、って言うようなことそういえばあるなぁ。
と、
ちょっと切なくなった訳です。
こんな時、お父さんと女の子2人それぞれに気の利いた声がけが出来ると良いんだけど。
結局声がけはできなかったので、
おばさん(私)は帰り際、
まだカウンターでがんばってた女の子に目配せしながら
お店の人に
あの女の子がお水こぼしちゃったみたいで、タオルを貰いにきてますよ
と
伝えてあげました。
(お父さんは気付いてない)
お店の人がタオルを持って座席に歩いて行ったのを見届けてから蕎麦屋を後にしました。
私はまだまだ青いかも
(声がけできなかったため)
というのが、結論。
帰ったら息子を抱きしめてあげよう。(独り言)
と、思った日曜日の昼下がり。
よく
蕎麦屋に寄ります。
こだわった、高級な蕎麦屋とかではなく、
立ち食いみたいなところです。
ま、お手頃だし
急いでる時なんかはやっぱり早いから
時にはアサヤなんか担いで入るわけですが!笑
先日もレッスン合間にお蕎麦屋さんに入ったのですが、、、
実はそこでちょっとハッとさせられる出来事がありまして。
正午前、まだあまり混み合ってないあるお蕎麦屋さん。
あ〜!もう〜!何やってんの!!
声がしてはじめて気が付いた
隣の隣のテーブルに居た父娘。
ちょうど息子(5歳)と同じくらいの年齢だろうか。
女の子がお水をぶちまけてしまったよう。
お父さんはお仕事かもしれない、はたまた自分時間の案件かもしれない携帯を操作しつつ
自分でお店の人にタオルくださいって言ってきなさい!と
イライラしているのが伝わってくる。
女の子は、その場を取り繕うとしているのか、
グラスが割れないで良かったね
とお父さんに話しかけるも
何がよかったんだよ!と
お父さんはまだまだイライラしっぱなし。
お父さんの気持ちもよく解る。
だって仕事が増えるから。
疲れてるのに。。。
〜その2に続く〜
20年近くも前、初めて受けたワークショップは、彼とSerenaのものでした。
ダンサーとして、彼の音楽で育ちました。
2011年、日本に彼らを招聘し、ショーとワークショップを開催しました。
ブラックジョークがきいた、ユーモアがありました。
彼はまだ、65歳でした。
先日、ベリーダンス界の音楽の巨匠、Hossam Ramzyが亡くなったと知らされました。
しばらく、信じられず、文字に書き起こすことも躊躇われました。
2011年の招聘に際し、何通ものメールのやり取りをし、幾度となく電話連絡をし、イギリスの彼の自宅にも足を運びました。
東関東大震災の義援金に、と、彼の計らいでショーに使用した本人愛用のタブラを、ショー会場でオークションしました。
まだベリーダンスがさほど知られていない当時から、レコードショップには必ず彼のCDが陳列されていました。
数え切れないほどのベリーダンス音楽、そしてベリーダンスではない音楽もこの世に残してくれました。
人はいずれ旅立たなくてはならないことは、頭では分かっていても、さみしさは拭えません。
彼の音楽は、これからも私たちベリーダンサーの中に生き続けます。
R.I.P. Hossam Ramzy
Your music will live on in our hearts forever.
激しく同意。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S13253240.html?rm=150
そして来週末のハフラ準備に追われる日々。
お越し下さる皆さま、お楽しみに!
辛い気持ちややるせない気持ち、私なんかが言葉にすることできない思いをしている人がたくさんいる。
それでも、生きていかなければいけない。
今日だけじゃない、これまで毎日毎秒どんな思いをしてきているか、微力ながらも、今日改めて思いを寄せる。
ずっと忘れない。
ピンチかもしれない
いや、ピンチであろう
いや、ピンチをチャンスに。 結局は逆境を逆手に取るタイプなのよ。。。
と、信じてやまない。
話したいこといっぱい!
トルコのお菓子、ロクム。
砂糖にでん粉とナッツを入れて作ったお菓子。
ご想像の通り、甘くて歯にくっつくような食感で、ピスタチオナッツを入れたり、ローズウォーターを入れてフレイバーにしたりと色々な種類があり、英語では別名、ターキッシュ・デライトとも言う。
さて、そんなこんなで今(2日前のその時)、トルコです。
連れに会いに向かっています。
連れの住むアフリカの地は、乗り換えなしで行けるところではなく(ってかアフリカはエジプト以外どこも乗り換えなしじゃ行けない気がするけど)、この度唯一のオプションとしてトルコ航空が名を上げた。
トルコ航空、乗り換えの便がトルコ航空で、イスタンブール空港での乗り継ぎ便のトランジット時間が長いとホテルの用意をしてくれるだの、無料の観光ツアーを用意してくれるだのあって(太っ腹だなぁ)、何だか最近色々力を入れているみたいだし、昔よく通った(?)トルコが経由地なら何となく心細くなく、という理由から。
ま、一番は値段だったのだけど。。。
ということで木曜日、成田空港に向かう。
久しぶりに総武線快電車速に乗って成田空港へ移動。
途中車内アナウンスで「行き先が二手に分かれますのでこの駅で車両切り離しを行います。11号車はまでは成田空港行き。その後の車両は他方面行き。」
11両まで?
それ結構後ろだよね?と思うけど、自分が乗っている車両が何番目だか分からず、焦る。
不確実を確実にするため、パンパンに詰め込んだ27キロの大きなスーツを抱えながらホームをとにかく前の車両を目標に進みひとまずセーフ。
以前、成田空港じゃなくて成田で降りてしまった苦い経験がある。
なんでそんなアホをするかって?
だってほとんど皆成田で降りちゃうから。
成田から先に行く電車で残っていた人は、平均して大体1車両につき2、3人。
「成田です、成田空港じゃないです」、ってアナウンスで言って欲しいと本気で思った若かりし頃。
なんだかんだでトルコに着く。
イミグレで係りのおじさんたちがsimit(スミットというトルコのパンの一種で、ゴマが沢山乗っていてほのかに甘い、朝ごはんに食べることが多い)を頬張っている姿を目撃する。日本では絶対見ない光景に、自由だ。。。
観光ツアーは帰りに申し込もうと思っていたので、行きのトランジットに関しては、空港で時間をつぶすつもりでいた。
到着が早朝5時。待ち時間、9時間。
あれ、ホテルで休むってオプション、使えるよね?と問うも、エコノミークラスだとそのサービスは10時間以上のトランジット時間じゃないとダメなのよ、と教えてもらう。
ガーン
1時間の違いでサービスが受けられないってなんだか損した気分。
ま、決まりなのでしょうがない。。。
それでは、と空港内を散歩してみる。
特に何があるわけではないし、おまけに座席の数の少ないこと。
9時間は、辛い。
そこで私は思い立つ。
そうだ、鯖サンドを食べに行こう!と。
お前はグルメ特派員か。
鯖サンドはサウンドの通り、パンに焼き鯖を挟んだサンドイッチ。
エミノニュという船乗り場エリアにある海沿いの露店のおじさんたちがこぞって鯖を焼き、パンに挟んでいるというもの。
美味しいの?と思うのも無理はないが、トルコの美味しいパンに、脂がのった焼き鯖、玉ねぎとトマトのスライスが入っていて塩加減は抜群。できたてホヤホヤの温かいそれにレモン汁をかけて頬張る。実は意外に美味しいのだ。いや、本当に美味しいのだ。
空港で高くて味気ない食事をするのなら、いっそのこと表へ出てこよう、と、人の流れに逆らってトランジットの待ち合い空間から出る。
入国する。
とりあえず、インフォメーションセンターで、メトロ、そしてトラムの乗り方を確認しようと錆び付いたトルコ語で会話を試みる。案外イケる。話が弾むに連れ、案の定、対応してくれたお兄ちゃんは私の年齢を問う。なんかもうお決まりみたいなので、こちらもお決まりのように5歳ほど鯖を読む。失礼、サバを読む。するとまたお決まりのようにもう既に5歳もサバを読んでいるにもかかわらず、冗談でしょう?ぜーんぜんもっと若く見えるよ、と言ってくれる。もうここは素直に受け入れようと思う大人になった自分。
30分ほどのいらないインフォメーションの交換。
軽く無駄に時間を費やしたところでまた思う。
人生無駄なことなんてないはずさ、と。
と、いうことでこの調子で書いてしまうと時間がかかってアップロードに支障をきたすので、この後の話は簡潔に絵付きでどうぞ。
いざ出かける前にトイレに行く。
手を洗った後に使うペーパータオルを発見。
Motion Activated(動作で作動するよ!的な表示)にあの絵が描いてあるので、黒い部分前で一生懸命手を振ったり掌をかざしてみたりする。
反応がない。
仕方がないので持ってるハンカチで手を拭く。
(はじめからそうしろ)
だいぶ長い間観察してて分かったのが、何人も私と同じことをして諦める。
結局あの黒い部分は押さないといけないらしい。
あの絵も字も間違ってるでしょう。
どこの会社だよ、あれ作ったの?笑
空港から市街へメトロ、トラムを乗り継ぎ移動。
これは帰りのメトロから空港に向かった時の写真。
エミノニュに行くつもりが、乗ったトラムが4、5駅前が終点だったため、ブラブラしながら歩くことにした。
降りた駅が観光地の一つ、グランバザールだったため、グランバザールを通ることにする、、、鯖サンドを食べに行く前にこれからの長い(?)道のり駅広場でペイニール=チーズのボーレッキ(パイのようなペストリーで、中にはチーズか挽肉か、はたまた中身なしの甘いバージョンでも食べられる)とざくろジュースで乾杯。
おいおい、鯖サンド食べに行くのでは?
バザール内。
トルコは写真撮っても文句言われないのが良い!
イスタンブールといえば、通称ブルーモスクというスルタン・アフメット・ジャーミィ(ジャーミィ=トルコ語でモスクのこと)も歩いて通る。
ブルーモスク周辺でも、全く客引きに合わない。
もはや日本人に見えないのだろう。汗
がしかし、ブルーモスク周辺で、3人の中学生くらいの子に声をかけられる。
観光客にアンケートを取るんだって。
学校の宿題らしい。
うんうん、おばさん協力するよ。
ここの前に行ったところは?
グランバザール。
この後行くところは?
鯖サンドを食べに行くの♪ 恥
と答え終わって後しばらくして考える。。。もし彼らがスリなどだったら、私完全にアウトだったかも、と。
もちろん違ったけど。
時間に余裕がなくなってきた。
少し、雨が降ってくる。
パスターネ(お菓子屋さん)が気になる。
立ち寄る。(写真忘れた)
おじさんが味見にロクムをくれる。
バクラバというこちらもあっまーいお菓子を詰め合わせにしてもらい購入。
トラムの駅で、あと2駅。
エミノニュに向かって歩く。
雨がもっと降ってくる。
空港に戻らなければいけない時間が近づく。
時間がおす。
あと1駅まで来ていたにもかかわらず、強まる雨、寄り道しすぎたという二つの要因の結果、諦めてもと来た道をトラムに乗って帰っていく。
帰り道での写真パレード。
トルコはチューリップの起源の地。
鯖サンドのショックからのやけ食い。
私の好きなvisne suyu(ヴィシュネ スユ)は、さくらんぼジュース。
空港にてトルコののびーるアイス屋さん。(食べてはない)
なぜロクムを取り上げたかというと、食べたら虫歯の被せ物が取れたから。
美味しいけど、ロクムよ。。。ってかロクム勧めたおっさんよ。。。
というわけで歯がかけたままコンゴ民主共和国に出発となる。
若干トルコ航空の宣伝をしたような気もする。。。笑
疲れすぎて今日は文章が良いとは思えません。
とにかく、読んでくれてありがとう。