今日は秋日和なので、孫と嫁を誘って御苑に紅葉狩りに行ってみました。
2000人で入場制限を行うという過去の物もありましたが、無事に10時頃の到着となりました。
※休日でも御苑・新宿はそこそこの人出がありました。
そんな一時を迎える前の電車での出来事です。
茂原駅から、迷った挙句に予定通りの普通電車に乗ると、良いめぐりあわせがありました。
隣のボックス席の老夫婦(80くらい)が東高円寺まで葬儀に行くという事で、行先や生き方について少し話になりました。でも、電車での外出は久しぶりらしく奥様の手には朱書きの線が入った大きなメモ用紙があります。
紅君も携帯の路線図アプリで検索して、大体のことを話すとコロナ対策でお話休止としましたが、千葉駅の快速乗り換えでは4分しかなく、怪しんでいると後ろを振り返り、乗り換え案内するとぎりぎりタイミンクでセーフでした。
あと、30mあるのにホームにいる車掌がこんなことを言います。
「東京行き、○○間もなく、発車いたします♪」「お乗りになってお待ちください」
・・・黄色線には誰も立っていません
「乗りま~す!!」。あと5mですが、危うい雰囲気なので、車掌に声かけると快速電車のグリーン車両入口でから入りました。
「普通車は混んで座れないかもしれませんがどうしますか・・?」※グリーンもほぼ一杯
「あ~立っていきますよ、大丈夫です」旦那様の方が答えます。
そんな老夫婦をドア一枚あけて一般車両に案内すると、やっぱり混んでいます。
車両の真ん中まで行くと空席がないことが分かりましたので、閃きました!(^-^)
『優先席があるはずです』少し振り返りながら見回すと、高齢のご婦人が座っている優先席が目に入りました。
『よし、反対側にもあるはずだ!』・・・ありました。
男性若者2人が優先席に座っています。20歳くらいかな?
手前の人の前に立つとこう話しました。
「ごめんなさいね♪年寄りがいるので優先席を譲っていただけないでしょうか(^^♪!!」
近くの人にも聞こえるくらいにハッキリ言いました。
『どうぞ!!』という一言はありませんが、私の顔を見て譲ってくれました。(^-^)…私も高齢者
近くに立っている老夫婦を呼ぶと言いました。
「こちらの方が譲ってくれるそうです」「ありがとうございます」
すると、隣の男性も何も言わずに立ってくれました。
「ありがとうございます」
やはり千葉県ですね!人情がありますね??
こうして、無事老夫婦は座ることが出来ました。何せ快速とはいえ千葉から東京まで40分ほどかかりますからね。
でも、話はこれで終わらないのです・・・!!続編が発生します。
2駅ほどすると、先ほどの反対側優先席に座っている高齢者の夫人が後ろから立ち上がると私の肩を叩いて声をかけてくれました。「降りるからどうぞ」と席を譲ってくれました。
資格は十分にあるので座ると・・・なんと!今度は次の駅で松葉杖をついた若い女性が入ってきて、少し手前の壁に寄りかかるではありませんか?
優先席使用権ありですよね?
「お姉さん、座りますか(^^♪」・・・松葉杖の女性は、紅君の声に反応しました。
歩くのが少し痛そうな彼女はすぐにこちらに来ましたが、紅君に感謝もしないし、紅君も席を立たないのです。
・・・えっ・・・どうしてだかわかりますか?
そうなのです、隣の?女性が立ったのです。優先席の譲り合いが伝播しているのです。
ちなみにこの女性は黒いスカーフと黒い衣装をまとっている女性で、中東系の方に見えました。
優先席の譲り合いが国際化した?
やっぱり、声を出して言うというのは良いことですね。『優先席譲り合いのマナー』の輪が広がった快速電車の往路でした。
※紅君が若者に声をかけた後、しばらくして流れたJRアナウンス良かったですね。「車内が込み合っている時は優先席のご利用を必要とている方がおられます、皆様のご協力をお願いします♪」
※・・・御苑は人がいっぱいでした。
少し