今日は『語り場』(災害時の認知症の人への対応編)の取材で、Kさん宅にお邪魔しましたが、体調不良で取材が出来ないので家の車庫に帰ってくると・・・?
雪にならない雨の遠い向こうに異変を発見しました。
車庫は国道から10m、その先150mにある箱罠を見ると、どうも上にあるはずの扉がなく、閉まっているように見えます。
紅君は近眼なので、いまいち遠くに弱いのですが、目を細めると確かに扉が落ちているようです。
そこで、傘をさすと隣家の畑の沿いの小道を歩いていくと「?」なにかいるようです、細長いくて小さい?? いや、5mくらいまで近づくと、正体がわかりました。
若いイノシシが泥の中に死んだように、うずくまっていました。
しばらくして、こちらに気が付くと・・・立ち上がり暴れ始めました。
『オーー 死んでいるのかと思った』
元気なので、止め刺しの人と役場の確認担当者に来てもらい無事駆除処分となりました。
『南無阿弥陀仏』
・・・ところで、このタイトルのことは、イノシシの罠をかけた時に、考えたのですが書かずに幻に終わってしまいました。
でも、止め刺しの狩猟者と話を紹介するとその意味が分かります。
「Kさん、雨の日とか雪の日は掛りが良いのですか?」
「~ん、雨の日は罠をかけた人間のにおいを消すから、雨が降った後とかは良くかかるよ!」
そうなんです、罠をかけていると、オシッコがしたくなったのですが、箱罠の近くですると、動物のマーキングみたいなもので縄張りを意識させてしまうので、その時は心の声が叫びました。
『罠のそばでオシッコはしてはいけません』
そこで、罠のそばでせずに家まで我慢して帰えるとさっそく5日目でその成果が出た次第です。…その罠は今年度、まだ2頭目です。(昨年度は12頭ほど)
右の木の下に小さく白く見えるのが罠です。荒廃した田んぼに箱罠を置いてあります。
※『語り場』主催のSさん、わざわざ神奈川の逗子から来てくれたのにごめんなさい。お役に立てませんでしたが、長南町で行われている『語り場プロジェクト』まだまだ協力しますよ、