ゆるゆるしなやかに♪ ベルマダがいく!

2011年4月からベルギー生活をはじめました。
ベルギーでの生活等々、ゆるゆる綴っていきますね。

豪雪の中、カニを食べに越前へ。皇室か我が家か?!

2012-02-26 14:56:50 | 一時帰国。
今回の一時帰国にあたり、
ダーリンが「やっぱり、カニと温泉だよね!」と発言したことから
その旅は設定されました。

福井県 三国 で 越前ガニを食べ、
石川県 山代温泉 で 温泉につかる。

そーしーて、石川県まで行ったなら、私の超尊敬する生涯の心の師匠、
中谷宇吉郎先生の「雪の科学館」にいきたいッ!

というわけで、岐阜県の大垣市(姪っ子の結婚式をしたところ)から
まずは、豪雪の中、福井県まで車を走らせます!



うーん、北陸自動車道、雪のため制限速度が時速80キロ。
ヨーロッパの高速道路を平均120~150キロぐらいで走っているのが
身についていていると、「風景が止まって見える」的な感じです。
そして、「目的地までのこり170キロ」と表示されるカーナビを見て
「あ、もーすぐ着いちゃうね」と思ってしまう、感覚。

あんまり意識してなかったけど、ベルギー生活に慣れちゃってるのを実感した瞬間です(笑)

そして、福井県にあっという間に突入。SAで軽く食事をとろうと入ったら、
池上遼一のこのポスターに釘付けっ!



何?ボルガライスって?!そして、なぜ、池上遼一?!謎が謎を呼びますが、、、
でもすでに、私は、ラーメンを頼んだ後でしたー。残念。



ボルガライスについて知りたい人はこちらを。「武生に来たらボルガライス」


そして、目的地の望洋楼に到着~!

とっても西の海側に面しているので、きっと日本海の落ちていく冬の夕日がステキに違いない~☆と
思ってたんですが、残念ながら、激しい雪と雨と風・・・・。
サンセットは眺められませんでした。ぐすん。



まぁ、いいんです。
一番の目当ては、なんといっても、「献上蟹」です!!!!
皇室に献上されるクラスと同じレベルの蟹をいただこう!っていうことですッ。
まさに、皇室か我が家か!並んでるわけですょ!
なーんて、すんません、恐れ多くて。。。言ってみただけです。


で、この宿、いーんですが、特に何もすることはないので、
のんびりお風呂につかり。。。



ゆっくりと、蟹をいただきます~。
なんせ、蟹のフルコース!
たくさんたくさんいろいろいろ出てきます。
もちろん、ぜーーーーーんぶいただきます。
食べられない大量の食べ物を食べ切るコツは、、、そうです。満腹中枢が働く前に目の前の皿を空けること!
たーだーしー
後で必ず泣きを見ますけどね。。。。
まぁ、そんな子供だましな技で自分をだましながらも、食べるわけです。ハイ。

今日は、そんな中から、特別なモノをご紹介ッ!(もっとたくさんの種類がありましたが)

せいこ蟹です。そうです、メスですね。
これは、小さいですが、うまみがギューーーーっと詰まっててとにかく滋味あふれてウマイです。


そして、蟹刺し!
蟹のお刺身☆
甘くって、とろけそうな~



次は焼きガニ!
・・・ですが、焼いてる傍から取り合分けてくれたので、
肝心の焼いてるシーンがありません。
でも、焼きガニは、ほんっと、身の甘味が香りと共に濃厚にキューッと出てくるので、
絶対にはずせませんね。
もちろん、カニみそ食べるなら、焼きガニは絶対!ですッ!



そして、待望の「献上蟹!」
茹でガニです。


デカいっ!
「成人式は越えてるかも~」とは、仲居さんの説明。
ほんっと、大きくって、身がギューーーッと詰まってました。重いっす。
身自体も、栗の実のようにホロッとしつつも、ジューシー☆
松葉ガニ特有のしなやかさのある味、というのでしょうか。
とにかくウマイですなー。

で、「献上品質」のタグですよ!これが!(すんません、単なる自慢です)


ってことで、けっこう楽しんだわけですね☆

望洋楼、10部屋あって、6部屋が露天風呂付きですが、
私達は、蟹目当てなので、露天風呂はついてないタイプのお部屋でした。
(正直、そちらの方が若干お得です)
うーん、露天ついてた方がいいかなー、どうかなーと、最後まで悩みましたが、、、
が、正直、風がみぞれがすごくて、とてもじゃないけど、露天に浸かってられない状況だったので、
まぁ、結果的に正解。でしたね。

それに、大浴場のお風呂、全く混んでおらず、いつも私だけの「貸切」でした☆


いやー、いいですね、蟹。
毎年、必ず現地に食べに行くのが基本で、行けない時でも、毛ガニを取り寄せて食べたり。
さすがに、一つ前の冬は食べてなかったな。出国準備に追われていて。

しかし、毎回思うのだけど、蟹を一番最初に捕まえて食べた人、すごいよ!
そして、その人に心から感謝します☆
あんな、ゲテモノをよくも「食べよう!」と思ったなーと、感心するんですよ。
私だったら、しなかったなー・・・と。

何事も、最初の一歩から。ですが、こと「蟹を喰らふ」ことについては、
そのことをすごくすごくすごく思い出しますね。

この堅い殻の向こうに、ひどく濃厚な美味ワールドが待ち受けている、なんて、
あの外観だけでは想像しかねますが、実際にはそんなこともあるんだ!と改めて思うと、
いろんなチャレンジに足を踏み出すことに勇気をもらえそうです。

蟹蟹蟹!
あと3杯は食べたかった!(笑)



















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