東京バイオテクノロジー専門学校♪学生Blog

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海外研修報告@化粧品開発コース その2

2013-01-24 17:55:50 | 学校行事
■3日目 ~ヴェルサイユ調香師学校ISIPCA②~

2日目と同じく、この日もISIPCAにてお勉強です☆
3日目のスケジュールは、午前中に調香の講義及び実習
午後は2、3人の班に分かれてエマルションの作製実習を行いました!

調香の講義では香水の基礎(香水の構成や主要な香料など)を学び
実習ではmyコロンを作製






香料瓶の容器も私たちが日本で使用していたものと違い
蓋そのものがスポイトになっており
調香の際はそのまま香料を滴下できるようになっていました。
また、ISIPCAでは香料原液ではなく
アルコールで希釈した香料で調香を行っているようで
香料瓶のラベルには「10%EtOH」の文字がありました。

希釈ミスや廃棄を最小限に抑える為の工夫でしょうか。
フランスでは他にも無駄を省く為の工夫が様々な場面で見られました。

午後のエマルション作製実習では
各班それぞれ異なる種類のエマルションを作製しました。

日焼け止めや乳液などなど、配布された処方に従って真剣に取り組みました!

東京バイオの実験室と違う点がいくつもあって驚いたのですが
実習に熱中しすぎて写真を撮り忘れてしまいました(汗)

また、この実習室が特徴的でした。
カウンター状のテーブルがコの字型に並び
真ん中のスペースには試料や試薬が置かれ
どの席に座っていてもホワイトボードが見える上に試薬も探しやすい…と
非常に効率良く実習を行えるように設計されていると感じました。

日本ではガラスのビーカーを用いますが
こちらの学校ではステンレスのビーカーが用いられ
ウォーターバスも分厚い鍋の形をしているなど、全く違うものでした。

実習を終えると学校から修了証を頂けました。
それぞれの名前が書かれたフランス語の修了証は素敵な記念になりました☆

実習後は学校に併設されている香水博物館へ!










香料原料、昔の香水の処方箋、たくさんの香水瓶が展示され
更に香料に関する書籍の販売も行われていました。

見学後は講師の方々、そして通訳の方にお礼をしてからホテルへ戻りました。

2日間、このフランスの学校ISIPCAで学べたことは非常に貴重な経験
そしてかけがえのない大切な思い出となりました☆

その3に続く

実験を仕事にする
東京バイオテクノロジー専門学校



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