10月20日,早々と,蔵王に初冠雪があった日。
妻と息子と私の3人で,初冠雪を,現地で体験。
その後,極寒・強風に耐えることができず,麓(ふもと)の『国営みちのく杜の湖畔公園』まで逃げてきた。
こちらは,晴れて,ほどよく暖かく,気持ち良い天気。
さっきまでいた蔵王もくっきり見えたが,頂上付近には,やっぱり,微妙に雲がかかっていた。
たまたまだったが,公園は,入場無料の日。
得した気分で,気持ち良く,歩き始める。
広い公園だが,過去に1〜2度鳥見した経験からすると,鳥見のポイントは,以下の4か所。
①「湖畔の広場」入口付近の草原と林
② 釜房湖から続く水面
③「憩いの森」の樹上と地面
④「花木園」
湖畔の広場の入口付近では,モズが高鳴きしており,近くでは,シジュウカラたちが,忙しく動き回っていた。
冬になればベニマシコやカシラダカなども入るポイントなのだが,まだ来ていなかったようだ。
水辺では,ボート乗場にカワウが1羽。
ここのカモたちは,無茶苦茶警戒心が強く,こちらがまだ姿を見ていないのに,飛び立った。
写真を見ると,カルガモとマガモ,キンクロハジロがいたようだ。
飛ぶカルガモは,翼鏡もきれいだが,
翼の裏のクリーム色もきれいだ。
セグロセキレイは,声のみで,今回は姿を見ることできず。
憩いの森は,以前来たとき,30羽を超えるシメの群れが入っていたが,こちらも,まだ来ていないようだった。
花木園の入口付近まで来ると,エナガとシジュウカラの群れと出会った。
どちらも,人に対する警戒心が薄い鳥だが,特に,エナガは,至近距離まで寄ってくる。
一緒にいた息子など,スマホで動画を撮る始末。
久しぶりにエナガに遊んでもらい,大満足。
シジュウカラも,身近な距離で,いろんなポーズを取ってくれた。
家の庭にもよく来る鳥だが,仕草が,とってもめんこ。
群れには,コゲラも混ざっていた。
ヤマガラの声も聞こえてきたが,こちらは姿を現さず。
お散歩の締めは,見頃になっていたコキア。
ムックだね。
コキアの段々畑には,人がたくさん入っていたが,できるだけ人が入らないように撮影。
今まで知らなかったけれど,コキアって,和名にすると「ほうき草」だった。
ご存じ,秋田名物の『とんぶり』(大館市役所HP)は,ほうき草の実。
ここに植えられているのは,園芸用の赤くなる品種で,秋田でとんぶりを収穫する品種とは違うようだが,コキアにも『とんぶり』ができるのかな?
締めがコキアで大正解。
2時間程度のお散歩だったが,とても,気持ちが良かった。
最後に,お散歩途中で撮影した,秋の葉っぱを貼って,置いておこう。
公園内には,自然薯のむかごもあったし,
栗もあった。
これは,ぎんなん。
通常は入場料がかかる公園だが,それだけの価値はある。
季節が進んだら,また来たいな。
(2024/10/20 シジュウカラ,エナガ,コゲラ,コキア)