朝,向こうから,ザ・ガードマンのように突き進んできたのは,7羽のミコアイサ。
奥の個体の方が,明らかに大きい。
ちなみに,下の写真は,同じところにいたオスだが,光彩が黄色いと,こんなふうに,目がよく目立つ。
朝,向こうから,ザ・ガードマンのように突き進んできたのは,7羽のミコアイサ。
夕方,ちょこっとだけ,大沼に寄って,オナガガモを見てきた。
コハクチョウの群れの中に,ヒシクイがいた。
コハクチョウと一緒に採餌。
過去に,マガン,ハクガン,シジュウカラガンは,ここで見ていたが,ヒシクイを見たことあったっけ?
いずれ,仙台市内で,ヒシクイを見ることができたのは,とても嬉しいこと。
頭が丸っこく,頭とクチバシに段差があること,コハクチョウの大きさと比較して,かなり小さいこと,水浸しの泥地でなく田んぼで採餌していること,から,亜種ヒシクイの方だと思うが,どうかな?
ほんの数分の逢瀬。
(2024/12/01 ヒシクイ)
すっかり色付いた男子。
小春日和
ぽかぽか
うとり
うとり
立っていても
うとり
寒さ到来前の 心地よいひととき
(2024/11/17 オオハクチョウ,コハクチョウ)
でも なかみは ふわふわ
前週の11月10日に蕪栗沼の白鳥地区(しらとりちく)で,トモエガモとミコアイサを見た。
ウズラシギがいた。
ハシボソガラスの群れかと思ったら,ミヤマガラスも混ざっていた。
稲が刈り取られて,少しさみしくなった田んぼで,チー,チーと,か細い,可愛らしい声が飛び交っていた。
この子,カポン,カポンと鳴いていた。
足が黄色かった。
白いカモがいた。
『アルビノ』は,色素の欠乏が原因で,羽毛が真っ白で,目が血の色(赤)になる変異だが,この個体は,色素の一部が抜けた『白変種』。
体は白っぽいものの,ベージュ~ブラウン系の色は,薄く残っており,目は赤くない。
アルビノではない。
それでも,周りのカモとは全然違う「白さ」で,まさに白いカモ。
これだけ目立つのに,1週間前に来たときまでは,全然気付かなかったので,ここには渡って来たばかりなのかもしれない。
色が白いものの,ぱっと見で,マガモ。
よく見ても,マガモ。
くちばしを見ると,くちばしの上っ側が,なんとなくメスっぽい。
この日は,マガモのメスと行動を一緒にしているようだった。
カンチョー!
うわっ,ちゃっ,ちゃっ。
思いがけず,白い翼が見えた。
左の子,グッジョブ!
ハクチョウやハクガンの白い翼は,きれいはきれいなのだが,種特有の当たり前の白。
でも,これは,すごい!
羽づくろいをしているときの羽ばたき。
この翼,かなりの部分が白っぽい。
翼の裏も白だ。
飛ぶ姿は,きれいなんだろうなぁ。
翼鏡は,青でも,緑でもなく,色が抜け落ちた感じのセピア色だった。
翼鏡の構造色は,色素の色ではない,というが,色を出すには,色素が必要なのだろう。
なんかよくわからないな。
羽づくろい最中も,翼鏡が見えた。
さて,以前に,『幸運の白いツメクサ』という記事(⇒記事)を書いたことがあるが,こちらは『幸運の白鴨(はくおう)』と呼んでおこう。
おかげさまで,この日は,今季初めて,コハクチョウたちの群れを観察できたし,浜辺では,50羽ものシギチの混群を久しぶりに観察できた。
また,田んぼでは,多数のタヒバリの群れや,ノビタキの群れなども観察でき,幸運が重なった日だった。
重ねて,この日に見た,アオサギの大群が南方向に移動していく光景も,本当に素晴らしかった。
幸運をこの子に頼る訳ではないが,できるだけ長い間,元気でいてほしい。
この目立つ姿で生き延びているだけでも,超,幸運の白鴨。
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この5日後の昨日(10/17)は,大沼の方に移動していた。
赤沼にいないときは,こちらかな。
たぶん,今だったら,誰でも,ここに行けば,見ることができる。
(2024/10/12 マガモ)